安土城跡は平成の時代に発掘調査されたようで、その結果が説明板に細かく記載され各所に掲示されていた。
お城好きには読みごたえがあるのでは。
しかし私には、間口が何間で何々様式のなんとかいう造りで、といった学術的な情報は馬の耳に念仏、さらりと読み流して次へと進む。
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安土城は山城である。
上っていく途中には信長に仕えた名のある武将の屋敷跡とされるものがある。
山の斜面の豪邸はどんな風に見えたのだろう。
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山を上る石段は一段がとても高く、上りやすいように半分の高さのブロックが置いてある。
当時はこの高さをがばりと脚を上げて上っていたのだろうか。
今の一般人より体力はあっただろうから、何も問題はなかったのだろう。
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石段や石垣に使う石を調達するのは簡単ではなかったようで、辺りの道端で祀られていたのだろう石仏(四角いので墓石かも)が石段に使われていて、紹介されていた。
仏足石まで出てきたそうで、当時の信仰心は今の人よりありそうに思っていたのに、そうでも無かったのかもしれない。
自分なら仏罰が当たりそうでとても使えない。
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知らなかったのだが、信長のお墓が二の丸にあった。
いいことを知ったと喜んで、帰ってから調べたら、信長のお墓は全国各地にあるらしい。
そのうちのひとつということで、なんだそうなのかと興味半減。
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城跡はなかなかの規模で、城壁の石も巨大なものが使われている場所があり、見応えがあった。
廃城として長く山中にあったため、木々に覆われ、全体の様子を見ることはできないが、林中に次々に現れる曲輪の遺構は、これぞ城跡という感じ。
天守など建物の現地での復元は行われておらず、当時のままなのがいい。
下手に真新しい建物を闖入させて、昔を偲ぶ雰囲気を壊すようなことはして欲しくないなと思わせる場所である。
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最後に到着した天主跡は礎石が綺麗に残っていた。
以外と狭い敷地だなと思ったが、説明板を読むと今立っている場所は地下一階で、一段高くなっている周りを取り囲む壁の上が一階だったそうで、底辺はもう一回り広かったようだ。
木々の間から下界を見下ろせる。
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城跡の拝観料は700円。
復元した鉄筋コンクリートのお城に入館するのに何百円と出すより、よほどお値打ちな見学料である。
堪能させてもらった。
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お城好きには読みごたえがあるのでは。
しかし私には、間口が何間で何々様式のなんとかいう造りで、といった学術的な情報は馬の耳に念仏、さらりと読み流して次へと進む。
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安土城は山城である。
上っていく途中には信長に仕えた名のある武将の屋敷跡とされるものがある。
山の斜面の豪邸はどんな風に見えたのだろう。
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山を上る石段は一段がとても高く、上りやすいように半分の高さのブロックが置いてある。
当時はこの高さをがばりと脚を上げて上っていたのだろうか。
今の一般人より体力はあっただろうから、何も問題はなかったのだろう。
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石段や石垣に使う石を調達するのは簡単ではなかったようで、辺りの道端で祀られていたのだろう石仏(四角いので墓石かも)が石段に使われていて、紹介されていた。
仏足石まで出てきたそうで、当時の信仰心は今の人よりありそうに思っていたのに、そうでも無かったのかもしれない。
自分なら仏罰が当たりそうでとても使えない。
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知らなかったのだが、信長のお墓が二の丸にあった。
いいことを知ったと喜んで、帰ってから調べたら、信長のお墓は全国各地にあるらしい。
そのうちのひとつということで、なんだそうなのかと興味半減。
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城跡はなかなかの規模で、城壁の石も巨大なものが使われている場所があり、見応えがあった。
廃城として長く山中にあったため、木々に覆われ、全体の様子を見ることはできないが、林中に次々に現れる曲輪の遺構は、これぞ城跡という感じ。
天守など建物の現地での復元は行われておらず、当時のままなのがいい。
下手に真新しい建物を闖入させて、昔を偲ぶ雰囲気を壊すようなことはして欲しくないなと思わせる場所である。
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以外と狭い敷地だなと思ったが、説明板を読むと今立っている場所は地下一階で、一段高くなっている周りを取り囲む壁の上が一階だったそうで、底辺はもう一回り広かったようだ。
木々の間から下界を見下ろせる。
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堪能させてもらった。
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