伊丹市の冬の集い

2025-02-14 06:41:04 | その他旅行き
2月のこの時期、たぶん毎年、伊丹で小さなお祭りがある。
「いたみ冬の元気まつり」といい、JRと阪急の伊丹駅の間にある三軒寺前広場に露店が並び、即席の野外舞台で市民のパフォーマンスが披露される。
広場の隣にある小西酒造は白雪蔵まつりを同時開催する。
一昨年一度来た事があり、お酒が飲めるお祭りなので今年もやってきた。



白雪蔵まつりでは有料試飲の他、鏡開きやお楽しみ袋の販売がある。
鏡開きは無料で樽酒を飲ませてくれるのだろうけど、人数限定で前回来た時は待ち行列が長く、飲ませてもらおうという気にならず。
今回はそもそも昼からしか来れなかったので時間も合わず。
それよりもお楽しみ袋というお酒の詰め合わせが販売されていて、だいぶお得な値段で買えるようだったので、今年はそれを手に入れようと思っていた。
前回はお昼過ぎにまだ大量に残っていて、これだけあるなら荷物になるから終わる頃に買って帰ろうと、帰りがけに売り場に行ったらいつのまにか売り切れていた。
今回は先に買っておこうとまず売り場にいったが、整理券制になっていて、すでに完売の紙が貼り出されていた。
今年も手に入れられず。



まあ仕方ない。
露店でお酒と食べ物を買ってお昼にしよう。
有料試飲したのはベルギービールと日本酒のぬる燗。
ビールはヴェデットエクストラホワイト。
フルーティーでスパイシーと紹介されていたが、とても爽やかな口当たりだった。
スパイシーと言うとカレーを思い出すので、変化のある辛味をイメージしてしまうが、こうした飲み物の場合、清涼感をもたらす味わいに繋がる気がする。
とても美味しかった。



ぬる燗のお酒は小西酒造の看板商品、白雪。
日本酒の王道を行くような味わいで、辛口でもなく甘口でもない。
中庸という表現はこの酒のためにあるのではないか。
直球ど真ん中な味わいだった。
このぬる燗を手にしてからつまみのおでん盛りを買ったので、食べ始めた頃には冷めてしまい、ひやで飲むことになった。
熱燗にしとけばよかったかな。



お酒の当てはおでんの次に粕汁を買ってみた。
これが美味しかった。
白雪大吟醸の酒粕を使ったもので、しつこさの全くない、しかし酒粕の旨みが存分に活かされた粕汁だった。
程よく煮込まれた根菜類や豚肉もいい味わい。
しかも一杯300円。
他の屋台では、同じ大きさの器一杯で500円~600円していたから、この物価高騰の時候に頑張ってくれたなあ。



前回は暖かい日だったのか、お祭りの終わる時刻直前までウロウロしていた覚えがあるが、今年は寒い日で、飲み終えたら早々に帰ることにした。
今回もとても賑わっていて、みんな楽しんで飲んでいて、私も楽しい気持ちにしてもらった。
また来よう。





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