どうやら妄想で終わりそうな6月の夏休み

2021-05-27 06:30:54 | その他旅行き
今年の夏の連続休暇は6月に予定している。
昨年はコロナのせいで一週間のお休みはとらなかった。
今年も緊急事態宣言が6月にさらに延長されて、夏休みにかかりそうな状況になってきた。
今年もダメかなあ。
6月に休暇取得を決めた際、行き先として頭に浮かんだのは東北地方。
まだ登っていない山を日帰り登山し、山の間にある観光地を訪れるパターンの旅。



最近は旅行に出るとなると事前に訪問先をカッチリ決めてから出発してるが、昔はざっくり行き先を決めたら、ここだけは外せないという場所を中心に、その前後はその場で決める的な旅をしていた気がする。
久しぶりにそんな旅をしてみようかと思っていた。
事前に予約とかすると、行けなくなった時にキャンセルが面倒だし。

ただ、予定を旅先で決めるやり方だと時間と機会のロスが多い。
時間のロスについて、思い出すのは乗鞍高原の駐車場でのこと。
夏の夕刻に温泉に入って、駐車場の車で汗を拭き拭き身体を冷ましながら地図をめくって後の行程を検討した。
内容はもう忘れたが、一時間以上ああでもないこうでもないとこねくり回して、次の日以降の予定を決めたと思う。
その時間が楽しい訳だが、旅先での時間を使っている訳で、その分移動に使えば遠くまで行けたり、散策の時間をゆっくり取れたりするのに。

機会のロスは、その場所から行くのに都合の良いルート上にある施設の閉館時間に間に合わなかったりすること。
最初から別のルートで(例えば逆ルートで)移動していれば見学できたのに、とか。
事前に決めておけば良かったと思う事がたくさんあって、そんな旅のやり方をやめてしまったように思う。
しかし再考。
時間や機会のロスと感じるのは観光目的地があるからだ。
写真を撮ることが旅の目的になってきたので、周りで聴こえる言葉が常と違うとか、高地に生えてる植物に囲まれているとか、波の打ち寄せる音が聞こえるとか、訪れる先は大阪に無いような見知らぬ場所珍しい場所であればどこでもいいような昨今。
本当に行き当たりばったりな旅をしてみても面白いかもと思う。

なんならガイドブックも無しでも、なんて考えてみるが、近場で一度それをやろうとしてできなかった事があるから、できるかな。
東北地方が最初頭に浮かんだが、そんな旅なら無理せず上信越地方くらいの方がいい。
そうすると移動手段は車だな。
宿泊場所が自由になるし、いざとなれば車中泊もできる。
でも鉄道でやったらどうなるのだろう。
やったことがないから初体験を味わえる。
…初体験。
なんかそれだけで魅力的に思えてきた。

行き当たりばったりの旅を鉄道で行う場合、その日の必須作業は宿を決め、予約することだな。
あらかじめその日のゴールが決まってしまうから、足枷がついてしまうことになる。
急な予定変更はできず、行き当たりばったり度は一日単位ということか。
もし予約せず飛び込みで宿を決めるとなると、もし宿がなかったときどうするか。
無人駅のベンチで寝たりしたら怒られるんだろうな。
大丈夫だとしても寝袋がないと難しいだろうな。
寝袋持ってないし、やはり無理か。
それより、電源が無いからカメラのバッテリー充電ができない。
翌日の撮影に支障をきたすから、やはり宿は必須だな。

観光地でない所に降りてしまったら、ただただ時間をやり過ごす日とかも出てくるだろう。
そんなのに耐えられるか。
まあ、家にいたとしても寝っ転がって時間が過ぎるだけだから、その場所が違うというだけ。
好奇心をもって町を歩く気になるかどうかだ。
知らない場所で何もせずに過ごす時間が、転地効果に益するか、ストレスに感じるかで決まりそう。
さてさて、どうなることか。



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