中村乗越はそれまでの薄暗い道から一変、明るい落葉樹の林が広がっていた。
足元には落ち葉が厚く降り積もり、歩めばガサゴソと音がする。
黄色、茶色が視界に溢れるなんとも良いところ。
ただ、動物から守るためか人間から守るためか、木の幹を透明なナイロンシートで覆っているのが景観を損ねてる。
それは気にせず、寝っころがって自然の音に耳を傾け、時間を過ごしたい所だ。
その広い緩やかな斜面を5分も下れば八丁平の南東側の岸である。
八丁平は関西では珍しい高層湿原だそう。
高層湿原と聞くと苔が覆い池塘の点在するそれを思い浮かべるが、ここのは草丈があり木も生い茂っていて、遠目には平地の灌木帯にしか見えない。
湿原内にも柵が立てられ網で覆ってある場所があり、荒れた畑に見えないこともない。
道横の大きな切株に腰を降ろし、お昼にした。
静穏。
時折吹く風が木々をざわめかせ、枯葉がゆっくり舞い落ちる。
風が止むと再び静寂が訪れる。
穏やかな秋の午後を満喫。
峰床山は八丁平の北西にある。
ぐるりと左回りに湿原の縁を回り、六尺道と呼ばれる広い道を行く。
この辺りがその日最も黄葉が美しかった。
オグロ坂峠の分かれ道で左折。
山頂へと上るに連れ、葉を落とした木々が増える。
山頂近くは8割方が葉を落としていた。
山の中腹が黄葉の見頃という、なかなかいい頃合いに訪れる事ができたものだ。
頂上到着。
まずまず平らな広場があり、2パーティが寛いでいた。
眺めも上々。
幾重にも重なった峰々が遠くまで見晴らせた。
山頂からは南へと下る。
やはり落ち葉が敷かれた道が続く。
八丁平の南西に降りると、ここには木道があった。
おー、湿原っぽいぞ。
こちらには柵も網もなく、景観を楽しめた。
湿原を蛇行し流れてきた綺麗な水の川を渡り、二ノ谷方面への道を後ろにして進むと、中村乗越から降りて来た斜面下となる。
そこから登山口まで来た道を戻った。
ずっと枯葉がクッションになり足に優しい道だった。
長い時間山中に居たにもかかわらず、車に帰りついても足は痛く感ずるところなく、まだまだ歩けそうだ。
登り終えても良い印象をさらにプラスしてくれる、素敵な山行となった。
足元には落ち葉が厚く降り積もり、歩めばガサゴソと音がする。
黄色、茶色が視界に溢れるなんとも良いところ。
ただ、動物から守るためか人間から守るためか、木の幹を透明なナイロンシートで覆っているのが景観を損ねてる。
それは気にせず、寝っころがって自然の音に耳を傾け、時間を過ごしたい所だ。
その広い緩やかな斜面を5分も下れば八丁平の南東側の岸である。
八丁平は関西では珍しい高層湿原だそう。
高層湿原と聞くと苔が覆い池塘の点在するそれを思い浮かべるが、ここのは草丈があり木も生い茂っていて、遠目には平地の灌木帯にしか見えない。
湿原内にも柵が立てられ網で覆ってある場所があり、荒れた畑に見えないこともない。
道横の大きな切株に腰を降ろし、お昼にした。
静穏。
時折吹く風が木々をざわめかせ、枯葉がゆっくり舞い落ちる。
風が止むと再び静寂が訪れる。
穏やかな秋の午後を満喫。
峰床山は八丁平の北西にある。
ぐるりと左回りに湿原の縁を回り、六尺道と呼ばれる広い道を行く。
この辺りがその日最も黄葉が美しかった。
オグロ坂峠の分かれ道で左折。
山頂へと上るに連れ、葉を落とした木々が増える。
山頂近くは8割方が葉を落としていた。
山の中腹が黄葉の見頃という、なかなかいい頃合いに訪れる事ができたものだ。
頂上到着。
まずまず平らな広場があり、2パーティが寛いでいた。
眺めも上々。
幾重にも重なった峰々が遠くまで見晴らせた。
山頂からは南へと下る。
やはり落ち葉が敷かれた道が続く。
八丁平の南西に降りると、ここには木道があった。
おー、湿原っぽいぞ。
こちらには柵も網もなく、景観を楽しめた。
湿原を蛇行し流れてきた綺麗な水の川を渡り、二ノ谷方面への道を後ろにして進むと、中村乗越から降りて来た斜面下となる。
そこから登山口まで来た道を戻った。
ずっと枯葉がクッションになり足に優しい道だった。
長い時間山中に居たにもかかわらず、車に帰りついても足は痛く感ずるところなく、まだまだ歩けそうだ。
登り終えても良い印象をさらにプラスしてくれる、素敵な山行となった。
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