世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

鰰(ハタハタ)第3章【卵】

2006年12月16日 18時23分19秒 | Weblog

     お腹から出てるのが・・・ブリコです!
【ハタハタの卵】
ハタハタの卵は「ブリコ」と呼ばれます。これは、何故か?を
説明するには、まず、秋田でのハタハタの地方名「サタケウオ」を
説明しなければなりません。

関が原の合戦後、常盤(水戸)の領主佐竹公が秋田県に左遷され、
それから秋田でハタハタが多く獲れるようになったと言われてい
ます。
常盤のハタハタが佐竹公を慕って移動してきたと言う伝説が生まれ
、「サタケウオ」とも呼ばれているようです。

そして、何故「ブリコ」と呼ぶのか?は2つの説があります。

一つ目は、秋田へ左遷された佐竹氏が太平洋の鰤(ブリ)を懐かし
んで、ハタハタを鰤(ぶり)と呼んだ為、ブリコとなったという説。

二つ目は、ハタハタの卵があまりに美味しく乱獲された時期があり
ました。これを見かねた領主が販売禁止令を出しましたが、漁師
たちは、「ブリの子」であると偽って売り歩いた為と言う説。

ブリコはたいへん美味。鮮度の良いものは刺身で食べます。
味噌汁や鍋に入れても美味しいです~!


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鰰(ハタハタ)第2章【うんちく】

2006年12月16日 10時17分06秒 | Weblog

     ハタハタ焼(味噌田楽風)
【うんちく】
「秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ」と唄われるとおり
主産地は秋田です。その秋田では、平成4年からの3年間禁漁にな
りました。禁漁直前のハタハタの漁獲量は、これまでの乱獲がたた
り、ピーク時の300分の1しかなかったと言われています。

3年の禁漁があけ、平成7年の漁獲量は、ピーク時の100分の1程度
まで回復し、その後増え続けているそうです。
これは禁漁が大成功した一つの例でもあります。

秋田では12月頃、ハタハタが沿岸に押し寄せ産卵を行います。
この際、雄の精液で海面が真っ白になるとか・・・!



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