世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

10月4日は鰯の日・・・!

2007年10月08日 10時42分25秒 | Weblog
遅ればせながら・・・・・!10月4日、昨日は「イワシの日」だったんですよ!

イワシ食べられましたか? イ=1、ワ=0、シ=4で、10月4日がイワシの日
なんです。

ここ数年、イワシの高値が続いていましたが、今年はやや下げ傾向。
今年がチャンスかも?旬のイワシを満喫しましょう。

北海道出張で・・・アップが遅れました~

10月10日はマグロの日・・・・これは事前にお知らせしますね!




真鰯(まいわし)

【語源】
イワシは大きく分けて、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシと3種あります。
イワシの名は、「弱し」から転じたと言われている。イワシの稚魚のほとんどが
他の魚に食べられてしまうからである。また、鮮度落ちが早い為という解釈もある。



↑いつも、応援ありがとうございま~す。

にほんブログ村 酒ブログ バー・レストランへ
こっちも、クリックぷり~ず!


【旬】
真イワシは日本中でとれる為、旬も地域によって異なるが、一般的には秋である。

【うんちく】
真いわしは回遊魚であり、春に北上し、秋から冬にかけて南下する。この南下す
る「下りイワシ」の方が脂がのってうまい。

イワシは大きさによって呼ばれ方が変る。小羽(こば)10cm以下のもの。中羽
(ちゅうば)10~15㎝位のもの。大羽(おおば)16cm以上のもの。

イワシは古くから大衆魚として、よく食べられてきました。あの有名な紫式部の
大好物であったとも言われています。しかし近年、海洋や餌の条件の変動、乱獲、
また鯨の保護などが原因で、激減しています。すっかりと高級魚になってしまいま
した。寂しい話ですね。

ところで節分にイワシを食べる習慣がありますが、これは、邪気を払うために、イ
ワシの頭を門口にさした習慣に由来しています。柊(ヒイラギ)の針で鬼の目を刺
し、イワシを焼く煙と匂いで、鬼(邪気)を追い払うのです。
もともと、節分は「節代わり」と言って立春・立夏・立秋・立冬の前夜を言いまし
たが、寒い冬から暖かい春になる立春が重要視され、現在にいたっているとの事。
季節の節目にイワシと豆を食べると言う日本における伝統行事は、健やかに暮らす
ための教えなのです。



↑へ~!と思ったらクリックお願いしま~す。



        真イワシのにぎり寿司


【ブランド・産地】

ブランドはないが、強いて言えば兵庫県淡路島であがる大羽イワシだ。
脂ののりがとにかく違う。築地でも最近は滅多にお目にかかれない。「松栄丸の大
羽いわし」と言えば知る人ぞ知る幻の一品だ。

【産地ならではの漁師料理】
真イワシは煮てよし、焼いてよし、生でもよし、揚げてもよし、どんな料理でも
美味しいですが、漁師さんに教わった「香りバター焼」を紹介いたします。

まず、イワシのウロコをとり、三枚にオロシます。少し強めに塩・コショウをし、
両面、片栗粉で薄っすら化粧をします。フライパンにバターを落とし、こんがり
焼色がつくまで焼きます。大葉のせん切りとしらがネギをたっぷりとのせ、上から
ポン酢をドバドバ。コツは皮をパリッと焼く事と胡椒をきかす事。
簡単手間いらず、ご飯がすすみます。

【栄養と効果・健康】
青背魚の代表。良質のアミノ酸、たんぱく質も豊富だが注目すべきは良質の脂肪酸。
動脈硬化を防ぎ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすIPAとDHAを多く
含んでいる。また、カルシューム、リン、マグネシュームも豊富。
成長期の子供、中高年の方におすすめの食材です。



いつも、応援ありがとうございま~す。

      


にほんブログ村 酒ブログ バー・レストランへ
こっちも、クリックぷり~ず!





プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】