タマスダレ
わたしは新聞を読まない。テレビはスポーツの実況とBSフジの「プライム・ニュース」。ああ、NHKの「カネオクン」は見るか。息子の家族も新聞を購読していない。テレビはネット・フリックスから。
世の中の動向を知るにはパソコン上の yahoo japan とX投稿で十分。
私と同じようなメディア接触をしている人が多いのではないか、と思う。
実は私の知人の新聞配達員の二人が首になった。朝日新聞と東京新聞である。幸いなことに同業の店舗に配属されたが、新聞の危機は末端の配達員にまでに影響を与えている。NHKも聴取料を取るために、引っ越し時の再登録をお願いするメッセージを番組中に流し続けている。
ネット時代はさまざまな場面で影響を与えている。近くは兵庫県知事選のあり方である。マスコミの予想がはずれ、辞職した前知事が再選された。ネット上の情報操作が強く影響したとされている。
私がマスコミと接触しないのは、マスメディアやジャーナリズムが不要と思っているからではない。むしろ必要だと思っている。メディアは人々の目となり鼻や口となって国内はおろか世界中を、記者たちが駆け巡って様々な情報を収集、状況を伝えている。各地に派遣されている記者たちの活動は貴重である。だが、そういう記事やコトバが受け手から疎遠にされているのである。なぜなのか。その理由を一番知っているのは当事者に違いない。忙しさにかまけてその理由を理解していだけである。
新聞にしろテレビにしろ、大きくなりすぎた。マンネリというのが一番ぴったりしていると思う。巨体をもてあまし時代の動きに対応できないでいるのである。テレビや新聞の広告をみれば状況がいちばんはっきりする。いま、新聞にビッグビジネスの広告が乗るだろうか。新聞が信用されていない証拠である。テレビも然り。話題になるような企業広告は皆無だ。
メディアの役割は重要だ。時代に即した改変を願わずにはいられない。【彬】
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