ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

今年は巳年

2025年01月13日 | 日記

                 八重のローバイ
 干支のことで思うことがある。私だけではないだろう。多くの人が、子供の頃に自分の干支に違和感を覚え、不快に思ったことがあるに違いない。
 私の干支は申である。申は猿である。私は早生まれであったから、少し年上の子供たちとクラスが一緒で、その子たちは未=羊である。おっとりした同級生たちになんだ猿か、と蔑まれているようでたまらなかった。
 今年は巳年、蛇である。巳年生まれの人はたまらないに違いない。でも幸運が待ち受けているとか、色々言い伝えがあって人、それぞれなのかもしれない。
 十二支の元はなんなのか。ネットで調べればすぐわかるが、古代中国のカレンダー、つまり一年をどういうふうに数え、次の年に巡っていくのかを研究した結果のものである。12というのは、1年を数えるときの基本で当時は木星の周期を1年としたようだ。そこから方角とか、時間などの単位に応用されてくる。
 時代小説などで、寝静まった真夜中のことを、子の刻というふうに表記されるのが、子は1のことである。ネズミの動き出す時と言うのではない。では子というのは何か、アラビア数字が発見されていない太古のことなので、12を子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥に当てたのである。漢字の意味として子はネズミを指しているわけではない。わかりやすく覚えやすいように動物を当てたのである。
 ところが十二支が膾炙すると、動物が先行するようになる。そこから各種様々な占が発生する。巳年生まれの人はお金に不自由しないとか、などと。
 今年は巳年、干支に絡んで様々な憶測を生まれている。さもありなむ。蛇に纏わる言い伝えは古今東西、枚挙にいとまがないのである。人と蛇の触れ合いは、数奇なことを含め、限りないようだ。
 奇人該博の人、南方熊楠によると蛇の話は枚挙にいとまがないようで、その「十二支考」岩波文庫ワイド版では最も多くのページが割かれている。読んでもとても覚えきれない。【彬】
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2024年、TIME誌が選ぶ、「今年の人」

2025年01月04日 | 日記


 昨年の話なのだが、2025年に繋がるので載せてみよう。
 2024年12月30日付、TIME誌は、今年の人に、Donald Trump氏をえらんだ。僕は、なるほど、そうだろうと思った。
先ずは、選んだ背景、理由などがわかるだろう記事の文章をそのまま日本語に直し載せてみる。

・(「今年の人」を開始してから)97年間、TIMEの編集者達は、「今年の人」を選んできた。良きにつけ、悪しきにつけ、最も世界の形作りに影響を与えた人物。この1年間、頻繁に報じられてきた個人を。過去を通じ、選ぶのは難しかった。しかし、2024年はそうではなかった。

・大統領への出馬を始めた2015年から、トランプ氏ほど、政治や歴史のコースを変えるのに大きな役割を果たした人物はいない。彼は、2016年に勝利し多くの人を驚かせた。

 2021年選挙に敗北し、大統領府への暴動もあり、当時、どん底にあったが、今は、絶頂である。第2期目の大統領に向かう中、熱狂的な支持者から、厳しく批判する者まで、全てがトランプ氏の時代にある。

 歴史の秩序を復興すること、一世代に一度、政治の再編をすること、アメリカの大統領制の作り替えをすること、世界でのアメリカの役割を変えることなど、の彼の行動から、2024年の、「今年の人」とした。
・・・・・・・

 さて、僕は、現在のような混乱の時代は、多くの国が強いリーダーを求めているのか、と思うが過去にもこのような時代はあったのではないかとも思う。
 2025年はおきな動きがありそうな・・・・・。

    2025年1月1日  岩下賢治
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