我が家の狭い路地に咲く椿=新曙光、花期がながい。
近くの公園の椿が、ずっと花をつけている。本来ならとっくに散っているのに。暖ったり、寒くなったり、天候の変化が激しいものだから、花期が長引いているらしい。期間を伸ばして、平均すると平年並みの温度に落ち着くのだろうが、平均値の背後に最大値と最小値が隠れていることを忘れないことだ。記録をみると、2月1日は最高温度が6.7度だったのに、14日には23度にもなっている。最大値と最小値のブレが大きいことは、大気中の何かが〈過剰〉に動いていることを示している。おそらく莫大な化石燃料の消費による二酸化炭素が原因なのだろう。
過剰な動きは、株価にも見られる。日経平均は、日に日に300円~400円の変わりようだ。石油の取引価格も動きが激しい。この場合は、景気対策として、世界各地で低金利で大量の流動性がばらまかれたことが原因となっている。行き場がない〈過剰な〉マネーがグローバルな市場で、右往左往しているのだ。
〈過剰〉な動きは現状からの脱出の予兆のようにも思えるが、身の回りはもちろん、国家あるいは世界レベルでも、進むべき将来像は茫漠として闇の中だ。
こういう時には、じっとしているほかはないのかもしれない。が、政界などは理念のない離合集散などの愚を繰り広げているようだ。
付け加えるに、ラジオでの女性アナウンサー、キャスターの爆笑、哄笑がが気になる。特にNHKの午後の番組。名前は控えるが、ほとんどタガが外れたような笑いである。これも、放送界に蔓延している何か過剰なるものの反映なのか。【彬】