現在放送中の、NHK朝ドラ「ちむどんどん」を面白く観ている。
沖縄県山原(やんばる)生まれのヒロインのぶ子が、料理人を目指し、横浜に出てくる。今、いよいよ活躍し始めた、というところ。若い人の頑張る姿を描いたドラマは、充分大人の僕にも元気を与えてくれる。そして彼女を元気にしてくれるのは、沖縄特産のシークワーサー。
ところで、シークワーサーには思い出がある。僕が、茨城県常陸大宮市の事業所に勤務していた頃、社宅の管理人は沖縄出身のN氏。彼を含め、社宅でよく社員たちと飲み会をした。N氏は、必ず、泡盛にシークワーサーをいれて飲んでいた。それ以外の酒は飲まない。僕も頂いたが、何と美味しいものか。そしてその実を頂き自分一人でも楽しんでいた。その他にも、畑で完熟した石垣島のパイナップルやマンゴなどを頂いた。
シークワーサーの実は沖縄以外では手に入らない。原液を瓶に詰めたものはあるが味と香りが違う。小金井市に戻り、地元の農園で栽培したという実を農協で見つけたが、ほとんど別物。
1年半前に、常陸大宮市の社宅を訪れた。その時、管理人は別の人に代わっていて、寂しい思いをした。第二の故郷の茨城。そこで関わった人達は移り代わる。
シークワーサーから第二の故郷の茨城に話は移ってしまったな。そこで関わった人達は今どうしているだろうか。
絵は社宅での飲み会。壁には、僕の描いたパイナップルの絵。今でも掛かっているかな?
2022年5月28日 岩下賢治