新しく始まった、NHK朝ドラ「おかえりモネ」。ヒロインは高校を卒業後、人の役に立ちたいと、故郷の島をはなれ、祖父の知り合いが経営する森林組合に就職する。そこで、活き活きと生活しながら、さらに先に進む。・・・気象予報士になり・・・云々。
僕は、森林組合ということで、親近感を感じながら観ている。
自分が茨城時代の勤務していた事業所は自然豊かな中にあり広大な敷地を有していた。そのかなりの部分は草木に占められた土地であり、整備が大変であった。夏、そして、冬の初めに、地元の森林組合に、除草作業を委託していた。組合とのお付き合いは仕事だけではなく、こちらが開催するイベントなどにも参加してもらっていた。林業は重要な産業で組合はその要で、皆プライドをもっていた。交流は大切な経験であった。
ところで、茨城に行く前に、自然保護活動にかかわる仕事をやっていた。自然環境保護に関わる活動をしている様々な団体に助成するものなのだが、当時、あまり気にもしていなかったが、今なら地球温暖化の対策、SDG sを意識するところだろうな。
さて、「おかえりモネ」はオリジナル作品であり物語は作者の頭の中にあるわけだが、気象予報士になってから、森林組合とどのようなつながりを持ちながら展開してくのだろうか、期待しているところ。
絵は、お付き合いしていた茨城の森林組合事務所建屋。
2021年5月26日 岩下賢治