2月21日(日)は大変良い気候となり、予定していた通り、自宅から、玉川上水沿を西武線拝島駅までのコースおよそ20kmのウォーキングを行った。
最近、左膝の具合よくなく、長距離のランニングは控えているが、ウォーキングならいいだろうという訳だ。このコースを歩くのは昨年の5月以来のこと。かなり整備されて歩きやすい。とはいえ、痛くないことはなく、歩き方を工夫しながら進む。
4時間半の歩きは、やはり疲れる。後半は、あのフルマラソンでも経験する、頭のなかがジーンとして、自我、孤独の世界に入り込む感覚になる。脚のシビレや痛みを如何に散らしゴールするかを考える。
僕は、中学高校は陸上部、大学はワンゲルで脚には自信があった。だが今は、この膝の不調で、意識はかなり変わった。先日、大学のワンダーフォーゲル部時代の友人と電話で話す機会があった。彼とは卒業後会う機会がなかった。・・・話によると、彼も左膝の具合悪く、人工関節にして今でも山登をしているのだ、と言う。その遠因は、スキー合宿で左膝にひどい捻挫をしたことらしい。・・・・驚いたのは、僕自身も同じ合宿で左膝のひどい捻挫をしたのを思い出した。
人はそれなりに対処し続けたいものは続けているのだな。
僕自身は、これから、無理のないランニングやウォーキングを続けていくつもりではある。この日は、拝島駅からほぼ同じコースをたどるように電車で帰った。以前、フルマラソンを走っていた頃の、練習コースの折り返し点であったこの拝島駅が、これからのゴールになるのかもしれない。
絵は、拝島駅へのゴールのイメージ。
2021年2月22日 岩下賢治