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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

我が家の八重桜の名は?

2020-04-30 13:26:09 | 自然

 農天市場の建物の後ろに植えた二本の八重桜の花がが始まった。

まだ、七分咲き。これからしばらくは花が楽しめそうです。

 

 「普賢象」なんて言う昔からの種類もあるし、園芸種として生み出された種類もあるらしい。

北海道の松前町で生み出されたとされている、「紅笠」「花笠」にも似ているような・・・。

 

 一か所に三つ、四つと固まって咲きます。

散り始める前に少し、収穫をしたい。この花と蕾の塩漬けを作るために。

 

 慶事の控室などで供される「桜湯」は気持ちの高揚と相まってかも知れないが美味しい。

そんな、味にあこがれてスベルベママが自分で作りたいと言い出して買った苗二本が成長したのだ。

 作ってみると、結構用途は広く、赤飯に乗せて「桜赤飯」そして、ケーキ・クッキーのトッピング。

ジャガイモの苗が育ち、植え頃を迎えたので苗取りを始めたけれど相変わらず腰は痛い。

 立ったままの仕事だったらどうだと、スベルベママに提案され収穫を始めたスベルベ。

スベルベママのチェックの結果は「蕾の割合が少ない」との話。もう一度採りましょうかね。

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花見弁当

2020-04-29 05:19:46 | 食べ物

 ジュンベリーは満開状態が続き、散り始めない。

もう少し遅くなるかと思っていた、八重桜と花が重なりつつある。

 体の痛みは簡単には回復しない。昔見た映画用心棒を思い出す。

三船敏郎演ずる浪人「桑畑三十郎」が、やくざにつかまり半殺しにされるシーンだ。

 飯炊き女か誰かに助けられ、民家の床下かどこかに隠れて回復を待つシーンです。

回復を待ちつつ、包丁投げを修練し仲代達矢演ずる拳銃使いに対抗し、やっつたっけ。

 

 スベルベママが山の畑に行きたいというので軽トラを運転。

木の芽を採りたくなったので、途中で運転を代わり降りる。ミツバアケビも花盛り。

 

 前夜、ベッドに入ってからスベルベママに同級生からメールが来ていた。

昼食に、彼女の息子が営む焼鳥屋のテークアウトの弁当を届けてくれるというメールでした。

 「焼鳥 ひじり」という名前の六日町市内のお店を経営しています。

一度だけ、スベルベ夫婦は偶然の産物で訪問したことがありました。

 

 焼鳥屋さんらしい、弁当ですね。

焼鳥、つくね焼、ウズラの卵、シシトウに鳥そぼろご飯。

 

 スープとセロリの香の物がついています。

娘夫婦はもちろん不在で、孫も保育所ですから、夫婦仲睦まじく?お花見弁当。

 何年か前偶然に訪れたのは、我田大さん営む「大」に行きたくて訪れた時のこと。

「大」は開店前であり、時間つぶしにと入った隣の店がこの「ひじり」でした。

 こちらの店も夕方の初客であり、軽くビールということで頼み、会話をしていて驚いた。

なんと、偶然にもスベルベママのおさななじみで同級生の女性の息子さんがやっていたのです。

 その後、スベルベママとはまた行きたいと話しつつ、チャンスが出来ずにいます。

ご覧の皆様、「焼鳥 ひじり」フェースブックもやっているそうですから、ぜひ覗いてみてください。

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苗の植え替えをしなくては

2020-04-28 17:19:18 | 野菜

 転落から四日目の昨日までは、家から100メートルほどのハウスにさえ行けなかった。

でも、苗の成長は待ってはくれません。スベルベママに頼んでいた温度調整も自分でしてみる。

 

 二枚の電熱シートのうち、最初の一枚は特に苗が育ち植え替えなければならない。

既に植え替え終えた、スイカやズッキーニの「ゴールドトスカ」もあるのだが・・・。

 

 昨日はまずトマトを試しに植え替えてみる。

低い椅子に座って作業するのだが、腰の痛みで同じ姿勢がなかなか保てない。

 

 連結ポットで芽生え、育った苗を丸ポットに植え替える。

この小さな丸ポットが大きさに追い付かなくなると、もう一段階大きなポットへ。

 

 雪のない地域(今年はこちらも同じでしたが)からみたら遅いでしょうがエンドウ豆も芽生えた。

もう、畑に移植しても良い大きさだと思うが、今の状態では鍬を握ることは不可能なこと。

 ハウスの中も外部よりも暖かいために雑草も繁茂する。

その雑草の中には長手の連結ポットが鎮座していて、これはレタスなのです。

 体が動かせない状態が続き、体力・筋力の低下が心配。

毎年何10本もの大きな畝を、腕一本で作り上げてきていましたが、今年は・・・。

 昨日のアップは皆さんからお励ましのコメントをいただき恐れ入ります。

見舞いに駆けつけてくださった方さえおられて大恐縮。反響の大きさに身が縮む思いです。

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九死に一生を得る

2020-04-27 04:08:08 | 山菜

 大失敗をしてしまいました。恥を忍んで参考にとアップします。

前日のあのゼンマイ畑の魅力に負けて、翌日も夜来の雨が午前で上がったことを良いことに出発。

 焦って、昼休みもそこそこに午後一時前に山に向かったのでした。

しかも、大量の収穫を見込んで「ゼンマイブート―」なる、山菜採り用の着物を二着も持って。

 上の雑木越しから見た、沢です。急峻さとゼンマイの多さが目につきます。

前日とほぼ同じコースを下ったけれども、自分の採り跡が見えてもまだたくさんある。

 つい、欲が出て周りを見渡し、「真ん中を採りながら下り、次に左に移り、右へ回ろう」なんて。

ところが、真ん中から左にトラバース(横断)しようと始めて、重大な事象に遭うことに。

 

 目測し、想定したコースの足をかけようとした場所の土が雨で緩んでいたのです。

上に手を伸ばしても掴まるものは無い。絶体絶命です。

 必死に踏ん張るけれど、徐々に滑り始める。一瞬「踵骨骨折・脊髄圧迫骨折」が脳裏に。

これだけの斜度だと、転がりも滑りもしない。フワッと体が浮かんだ感覚と次に強い衝撃。

 仰向けに沢に落ち、したたかに尻と腰を打った。でも、背中のゼンマイがクッションにも。

しばらく、動けなかったが、水の冷たさで我に返る。ポケットのカメラと携帯は無事。

 

 我ながら馬鹿なやつで「前門の狼後門の虎」なんてフレーズも浮かぶ。

進退窮まれり。上にも滝。下にも連続した滝があるのです。

 この辺りでは無事だった携帯を使って救難ヘリの出動要請さえ頭に浮かんだのでした。

でも、二つの滝を冷たい水を浴びながら、なんとか滑り降りて登られる場所を探す。

 

 ようやく、沢が少し開きなだらかな斜面が姿を現す。「助かった」。

しかし、ここから尾根に上がるのにも一苦労。痛さと寒さで足取りは5センチほどの小幅で。

 

 先の開けた場所から少し下ると20数メートルもの滝があり、落ちたら即死でしょう。

沢の反対側、左岸の上方です。50メートルは越えると思える大絶壁です。

 今年は雪が極端に少なかったためか、山菜取りの遭難事故の発生は報じられていない。

危うく、今シーズンの第一号遭難者になるところでした。ずぶ濡れで震えながらの帰宅です。

 痛さはどんどんと、時間とともに増してゆく。体を動かすこともままならなくなる。

どうやら、骨折だけは免れたようです。でも、筋肉の挫傷というのかとにかく寝起きにも不自由。

 先日の人間ドッグの結果が届いたばかりで、体力年齢は実年齢よりも11歳下。

過信などしませんが、人間は体力ばかりではなくて、知力・判断力も低下すると知りました。

 今は、内臓への衝撃のためか食欲もない。でも血尿もないから損傷は無さそう。

極度の痛みのために、急な動きはできず「小笠原流」のように優雅に立ち振る舞うしかない。

 宝の山に入り、宝を採り逃したような心境といったような気持ちもある。

尾根の反対側では頻繁に見られたカモシカの跡も全くない。カモシカも近づけない場所だった。

 恥ずかしい報告ですが、事故防止のためにアップしました。

とにかく、欲望に負けて無理な行動をしてはならない大反省です。家族にも迷惑をかけています。

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新聞掲載「雪崩」(その3終わり)

2020-04-26 06:42:24 | 自然

 (駅の跨線橋の左側に雪崩落ちた。その雪崩直後の写真だろうが、なぜ手元にあるのか分からない)

 

 (これも紹介済みの一枚。とにかく雪の多い年だった。左の民家の上には雪下ろしの人影。

 駅前の道路上には乗用車が見えます。二階家の一階部分は雪に埋もれています。)

 

     雪崩(その3終わり)

 現場で少し困惑したのは、乗客への対応。夜の電車であり、

酒を飲んで機嫌よく電車に乗っていたお客も多数。

待たされているうちに、不満が噴出したようで、対応の場所として使っていた、

古い駅舎の事務室に次々と不満を訴えて入っていらっしゃったのだ。


 「すみません、私たちも懸命に頑張っています。

除雪車も小出から向かっていますから、どうかもう少しお待ちください」と必死の説得を続けるしかなかった。

でも、誠意は通じたのか不満を口にしつつも社内に戻るのだった。


 急斜面の、鉄道林の管理状態も影響はあったとは思うが、

時として自然は想像もつかないような事態を引き起こす。

の年は、近くでも雪崩による事故が発生し、何人かが亡くなったように記憶している。


 翌年度、線路際に立派な雪崩防止柵が造られた。

しかし、その後今まで一週間以上も居座る寒気団も無く、大規模な雪崩も発生していない。

        (終わり)

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