畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

苗の植え替えが始まる

2015-04-30 04:39:38 | 野菜

 ヴィオレッタ・デ・フィレンツェが随分大きくなりました。
本葉が2、3枚見えてもうすぐ植え替えの適期です。



 でも、この種を自採りした「緑ナス」の成長がやや早い。
先ずは「緑ナス」から移植、植え替えを始めましょうか。



 ほら、引き抜くと連結ポットの中一杯に根が伸びています。
これで植え替えを我慢したら、ナスの苗は成長ストップですよ



少し大きめ、径12センチのポットに植え替えです。
アレッ、これはトマトの苗の移植でしたよ。
 


 連結ポットでは、バジルも一斉に芽生えが見える。
今年は、バジルも本気で株数を増やすつもりです。



 それにしても、気温の上昇に伴って苗の育ちも活発化。
向こうに見える、隙間の出来た連結ポットはトマトを移植した名残です。
 


 スイカの苗も大きく育ち、一昨日は一回り大きなポットに移植。
スイカの左は「万願寺とうがらし」で上は「ピーマン」です。

 気温の上昇とともに苗の成長も著しく、気を抜く暇も有りません。
挙句の上、朝は6時前、朝食前からゼンマイ採りに行ったりするものだから大変。

 こりゃ、「トーちゃん、ハウスの中に照明を着けよう」なんて言われています。
いよいよ、夕食後の残業も覚悟せざるを得ない状況になっています。
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アグレッティ!?

2015-04-29 05:08:08 | 野菜

 多忙な時間を縫い、満を持して「アグレッティ」を播きます。
イタリアの春を告げる高級野菜と種子の説明に有りました。



 成長した姿はこんな風らしい。なんだか日本の「オカヒジキ」に似ていなくも無い。
でも、ホロ苦さ、ホロ酸っぱさが特徴で、ボイルしてオリーブオイルとレモン汁を掛けて食べたりとある。

 ガーリックとオリーブオイルで炒めて肉や魚の付け合わせになどともある。
イタリアでは値段は高めの野菜として、高級レストランで使われる。なんてホンマかいな。



 さて、黒マルチに種の箱の裏書きに従った感覚で穴を開けます。
几帳面な?スベルべはメジャーを使って穴あけ、ってすぐに感覚で開けられるようになる。



 期待して、がさごそと音を立てる種の箱を開けるとこんな種子。
「オカヒジキ」の大粒版ですね。



 発芽率があまり良くないとの説明で、慎重に播く。
万が一を考えて二粒、三粒ずつ丁寧に播きました。心配はただ一つ。魚沼とイタリアの気候の違い。



 「おー、イタリアの種子屋さんて結構アバウトですねー」。
ってところで、なんと種子の中から干からびた「ハサミ虫」の一種らしい昆虫が出現。



 説明に従い、播いた種子に1センチ程度の土を掛ける。
その上に、乾燥防止用に籾殻を播き、如雨露で散水して作業終了。



 さて、仕事を終えたら6時を過ぎて日が沈む。
最後は簡易温室のビニールハウスに入り石油ストーブに点火して本日の作業は無事終了。

 朝早くから夕方遅くまで、良く働いた一日でした。
無事で元気に働けて、美味しいお酒を飲めることに感謝して乾杯!
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凄い男たち

2015-04-28 20:29:32 | 暮らし

 朝、6時前にゼンマイ採りに出かけた。
初山に入った場所が、もう一度採れるようになったと思ったから、その同じ場所へ。

 ま、その場所はそこそこだったけれども、山を降り切る前に穴場に当たった。
もう当然誰かが採っただろうと思った場所が手付かずで残っていたのでした。



 我が家の男はみんな凄い男です。手押し車の上で仕事を監督するマックス。
もうマックスはアップしないにしようかと思ったけれども頑張る姿を紹介しましょう。



 「自分で歩く~」なんて手押し車を降りて歩きだす。
でも、一日一日、歩く事が出来る距離は短くなってきています。人間に換算して90歳の立派なところかな。



 さて、ゼンマイを恵んでくれる山にも夕日が射してきました。
今、我が村で山に入る男たちは私が数えるだけで5人はいる。スベルべなんて最年少!



 80歳は越えたかな、と、思える先輩もいまだ現役。
あまり採るので、連れ合いであるオバーさんが、「もうよして!」と悲鳴を上げたらしい。

 ゼンマイ採りも想像を絶する難行苦行ではある。
しかし、ゼンマイは採って来てからも「綿取り」「茹で上げ」「乾燥」と気の抜けない仕事は続く。

 取って来たゼンマイは乾燥すると十分の一程度に芽方は減ると言う。
1キロが相場で1万円をオーバーするのもむべなるかなですね。

 さて、明日からは連休が始まる。
素人たちが押し寄せて、山を荒らす前にもう一山行ってきましょうか。
ちょっと早いけれども皆さんお先にー、おやすみなさい。


 
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「ロシナンテ」が車検から帰る

2015-04-28 05:20:33 | オートバイ

 スベルべの愛車、『ロシナンテ』こと「ホンダスティード600」が車検から帰って来た。
車検時期の通知葉書をもらって、一瞬悩んだ。でも、もう一回だけ車検を取ろうと決心した。

 スベルべママの同級生でもあるオートバイ屋さんが引き取りに来たのは10日程前。
そして、数日後整備され、車検を更新して帰宅したのです。



 平成3年度初登録。その後中古としてスベルべが譲り受けたのが平成5年か6年。
20年余り、ツーリングのお伴をしてくれた。

 友達とのツーリングで富士山の「富士スバルスカイライン」を二回駆け登った。
今、朝ドラ放映中の「まれ」の舞台になっている能登半島の一周もした。

 新潟港からフェリーで秋田に亘り、奥入瀬渓谷、八幡平、十和田湖を回り田沢湖畔のホテルに泊まった。
翌日は、一般道路を長駆400キロを一気に走り帰宅した。

 一昨年は佐渡島一周も敢行。
それが久しぶりのツーリングで、いまはそれが最後になっている。



 後輪を新品に交換してもらったのでそれなりの車検価格では有った。
でも、スベルべママを後ろに乗せタンデムを楽しむためにはタイヤは完全でなければならない。

 タンデムでも、新緑のブナ林の中で行われたコンサートを聞きに行ったり、
「大地の芸術祭」も夫婦二組、2台のオートバイで機動性を生かして見物した。

 その友人夫婦には「今年こそは一緒に走りましょう」と毎年誘われている。
本当に、今年こそは一緒に走りたい、いや走らなければ無いだろう。

 俳優の萩原流行さんがオートバイの事故で亡くなって間もない。
身体を剥き出しで走るオートバイは、一旦事故となったら重大な結果となってしまうのです。

 いわゆるアラセブンの身では有るけれども、本当に70歳を迎えるまで走ります。
試乗して車検代金支払いに行って来たけれども、調子は上々でした。

 そして、乗り方もまだ身体が覚えてくれています。
多忙な夫婦では有るけれど、今年こそはツーリングもタンデムで楽しもう。
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山の畑の雪が消えた!

2015-04-27 04:35:37 | 

 「トーちゃん!山の畑が出てるじゃない!」ゼンマイ採りのために送らせたスベルべママが言う。
スベルべはとっくに知っていたけれども、急ぐ事も有るまいと思っていた。

 しかし、昨年の野菜の採り残しが気になっていたスベルべママには一大関心事。
昨日は夕方になって、急かされ山の畑へ残り物の収穫へ行くことになった。



 畑は僅かに傾斜が有り、低い所はまだ雪解け水で水浸し。
ここはポロネギと、それに続く太ネギの畑です。



 アサズキとラッキョウなんて雪の下から鮮やかな萌黄色を見せている。
ほら、凄い生命力でしょ、一部は雪を破って出ていますよ。



 採り残した大根が死屍累々と言った風情で残っている。
スベルべママが諦めきれずに12月12日に雪の中を歩いて採りに行ったのだったが・・・・。



 これはゴボウです。雪の下から出た大根は、残念ながらほとんど食べられない。
でも、ゴボウやニンジンは美味しさ、甘さを増して雪の下から顔を出すのです。



 土まみれのゴボウです。
何にして食べましようか。ただキンピラだけでは芸が有りませんからね。



 ニンジンもかなり残っていました。
これはその一部で真っ赤な「金時ニンジン」です。



 ポチポチと畝から顔を出しているのは太ネギでこれも美味しい。
向こうの「タラの木畑」にはまだ雪が消え残り、消雪促進剤の使用効果が分かります。

 実は、この畑へはまだ軽トラで畑来られない。日陰で有る杉林の脇で除雪が止まっている。
仕方ないので、二人で背負ったり、手に下げたりで雪道を歩いて帰ったのでした。

 農道の除雪は管理をJAに市の建設課が任せていると言う。
馬鹿な課長に人伝では有ったが「どうして、途中で止めるのか、
昨年と同じ所までやらないのか」と問い合わせて有るが返答も無いし、除雪も実施しなかった。

 「トーちゃん、うるさく言わないで良いよ、やるのもどうせ税金でしょ」
なんて、殊勝な事を言うスベルべママの言葉に従い、文句を言うことをこらえて黙々と歩くのでした。
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