先日知り合いの女性から大変珍しいものを頂いた。
「スベルべさん、変な肉で冷凍室が一杯なの、食べてくれる?」なんて嬉しいお言葉。
「おー、頂きますとも。ありがとう」なんて頂いたのは猪そして、鹿に熊の肉のブロック。
花札の手役の「イノシカチョウ(猪・鹿・蝶)」では無いけれど、結構最強トリオですよ(笑)。
まず最初は鹿を頂きました。
これは、ステーキ風に焼いて食べましたが、赤くて堅そうな外見に似合わず柔らかくて美味しい。
次に日をおいて、猪を頂きます。
これは固いので、圧力鍋で15分煮てから、味噌味で煮込んで食べました。
昨夜は最後の大物「熊」の出番。
これも、20分ほど圧力鍋で煮てから、ニンニクを効かせ、コンニャク、豆腐と味噌味で。
こんな貴重品は、本当は薄くスライスして鍋風に仕上げるのが本道でしょうね。
頂いたものは、大きなブロックが二つと、骨付きの小片少々。
これは二つのブロックのうち、小さな方で、鍋にはこの倍もある大きなブロックがまだ入っています。
フォークとナイフで、そして赤ワインときたらフランス人好みの「ジビエ料理」になるけれど、
何せ、猛烈な暑さの昨日。
固いので、ナイフならぬキッチンハサミで切りながら、ビールの友となりました。
鹿、猪、熊は共に野生動物独特の匂いは有ります。
でも、そこが美味しさの基本、根底だと思い、私には食欲を刺激するスパイスです。
フランス人並みの文化度を有するスベルべのお腹に入らないものは有りません(笑)。
文化を理解せず、匂いに顔をしかめ一口味見をしただけのスベルべママを横目に完食してしまいました(大笑)。
さて、こちらの骨付き肉の行く末はと言うと・・・。
はい、暑さで食欲を無くし、元気の無いマックスに上げました。
昨夜は不思議そうな顔で匂いを嗅いでいたけれど、やがて齧りつきましたよ。
マックスはビールと言う訳にも行かず、氷を浮かべた牛乳の水割りとと共にね。
優しい飼い主のトーちゃんと、マックスの今日の元気度はさて、如何?(笑)