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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

日暮れの早い駅前通り(その1)

2022-11-30 05:10:30 | 暮らし

 山裾にある我が家の日暮れは早い。

我が家は山裾から200メートルほどの位置にあり、山の陰に入る時刻が早い。

 

 日の短い今の季節だと、午後2時を少し過ぎると日陰になる。

同じ集落でも少し南に寄っただけで日没の時刻はかなり遅くなるのです。

 

 山の畑のある山は標高が210~250メートルほどなのですが、急斜面です。

そのために、山に抱きかかえられたようになり日没が早くなってしまうのです。

 

 少し離れた魚野川の堤防上からの眺め。

我が家が早くも日陰に入っているのが見えます。堤防の日暮れは4時近くになるでしょう。

 

 少しアップしてみましょう。こんな地形的条件で雪解けも他よりも遅い。

そして、西からの風に乗った雪は吹き溜まりの様にさえなり積雪量も多い。

 日照時間が少ないと、その影響が健康面に及ばないかと心配した人さえいました。

それほどではないですね。おかげさまでここに住む住民は皆が色白。と言うのは冗談(笑)。

        (続く)

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「鯉こく」を食べた日

2022-11-29 04:41:51 | 食べ物

 スベルベママはこの季節になると鯉こくを食べたいという。

子供のころに正月の御馳走として食べたことを思い出すらしい。

 もっともこの辺りでは11月20日の恵比寿講に鯉こくがふるまわれる習慣もあった。

先日笑顔で帰宅し、田舎の小さなスーパーにあると聞き、買って来たのだと言う。

 

 味噌仕立ての鯉こくに似合わないかも知れないが、サラダも。

わが家野菜のオンパレード。赤いのは大根の紅クルリ。葉物は4種類かな。

 

 これが美味しい。大根葉の煮物です。

大根の外葉はむしり取り、中心に近い柔らかな部分だけ。独特の甘さを感じる。

 

 この頃の豆腐は専ら軽トラで来る訪問販売。

そこで、思いついてスベルベママが買ったのは「おから」です。結構手間のかかる食べ物。

 

 鯉を飼った店で買って来た鶏肉を生姜焼きに。

こうなると、先ほどのサラダがぴったりで生きてきますね。

 鯉こくを食べるたびに思い出す、苦い記憶がある。

自分で釣った鯉を母が鯉こくに仕立てたが、その鯉の骨がのどに刺さってしまった。

 のどに魚の骨が刺さると「ご飯を噛まずに丸のみにして」と言われたものだが取れない。

運悪く、前夜の残りを朝食の味噌汁代わりにした。登校しても一日苦しんだ小学生時代の思い出です。

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山芋掘り千秋楽(その2終わり)

2022-11-28 04:15:44 | 山菜

 今年は久しぶりに山芋を沢山掘った、と言うか何回も行った。

家内の体調が回復し、後顧の憂いが無くなり畑毛仕事も減らして手間が出来たから。

 そして、何年も本格的に仕掛けていなかったので、山芋も順調に育っていた。

何年も誰も入った形跡が無くて、それで山芋も成長していたのでした。

 

 掘りだして掘った土の上に並べました。

この日、今年最後の山芋掘りは幸運に恵まれ、土も砂質土で掘りやすかったのでした。

 

 最後という事で、山芋掘り道具も丁寧に洗います。

来年、また仕掛ける際はディスクグラインダーなどで先を研ぎあげましょう。

 

 さて、この日掘った山芋の中にはこんなものも。

「グッジョブ!」なんて手の指を一本伸ばしたようです。

 残念なことに折ってしまった山芋も沢山あり、それは夕食に早速食べます。

そして、結構大量に作ったとろろ汁は翌日の昼食に蕎麦に乗せて食べることができたのでした。

        (終わり)

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山芋掘りの千秋楽(その1)

2022-11-27 05:59:51 | 山菜

 午前中は越冬用の大根を収穫し洗った。そして大根が乾くまで表で干す。

午後になっても乾かない。それじゃ乾くまで山に。と出かけたが山はすっかり冬模様。

 

 肝心の山芋ですが、蔓は枯れはて黒に近い色に。

こうなると「蔓が飛ぶ」と言う現象で、節から切れてしまい根元が探しにくいのです。

 

 ようやく見つけた太い蔓を慎重にたどり見つけた山芋。

写真に納まりきれない長さで、しかもラッキーなことにその右にももう一本の姿。

 

 ここは上から砂岩が崩れ落ちた砂質土の堆積で掘りやすい。

そのために、意外とたやすく先端まで掘りだすことができたのでした。

 

 山の様子、山芋の蔓の様子を見てこれで今年の山芋ほりは終えようと思った。

最後になりそうな山芋ほりでしたが、最後に来てまた幸運に恵まれたような感じです。

          (続く)

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こんな大鮭見たことない(その2終わり)

2022-11-26 04:30:20 | 食べ物

 冷凍食品切断用の刃物の限界で切断面はやや波立っている。

でも、料理屋さんでもありませんからこれで十分ですよ。と、褒めておく。

 

 カットして娘夫婦と三家族分に分ける。

おっと、ご近所のオジサンにも進呈。としているうちに「あれっ、我が家の分は?」なんて声。

 

 スベルベは大根と煮合わせるために頭部を細断。

そして、氷頭(ひづ)を切り取って「氷頭なます」用に細断して冷凍。

 

 正月用の御馳走の材料になる「氷頭」なのです。

 

 さて、いよいよスベルベの出番、本番です。

鮭のアラと大根の煮物と言う大好物のために先ずは大根をカット。

 

 頭部などのアラは圧力鍋にいれ、大根は使い込んだ寸胴鍋で煮る。

マグロの解体ショーでも無いけれど、あっという間にカットと料理が終わりました。

      (終わり)

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