畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

まずはナスの種から蒔きましょう

2019-03-31 12:54:13 | 

 昨年の実績を見ると、4月3日から種蒔きを始めている。

例年よりも少しは早いけれど、3月末、30日から種蒔きを開始します。

 

  昨年自分で採った「山本ナス」の種です。

市販品と比べたら不揃いだけれど、なーに大丈夫。発芽率は80%は越えるでしょう。

 

  6×6、36穴の連結ポットを使って種蒔き開始。自家採種の「山本ナス」からスタート。

種蒔き培土は昨年の残りの一袋、40ℓがあるからナスやトマトだったら間に合う量でした。

 

  次いでこれも自家採種の「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」を蒔きます。

二種類の茄子はいずれも大型茄子だけれど、それぞれに美味しくて作り伝えたい味なのです。

 

 もう一つの連結ポットに「梨ナス」を蒔いてこの日の種蒔きは終わり。

これも何年も使い続けた電熱シートだけれど、まだまだ大丈夫。慎重に電源を入れて温度を手で確かめました。

 茄子は発芽まで結構時間がかかります。これからは水気を切らさないように注意しつつ発芽を待ちます。

種蒔きが一段落したので、下の農天市場の畑を歩いて点検とゴミ拾い。徐々に畑仕事は加速していきます。

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温室完成!

2019-03-31 05:04:31 | 

 何回も書いていますが、今年は春が早く来ました。

いくら雪消えが早くても、気温地温が上昇しなかったら苗の植え付けは無理なのですが、先ずは準備から。

 

 近所のオジサンなの手伝いを得て二人で温室、ビニールハウスの組み立て開始。

 何年使ったかなー。もちろん屋根や側のビニールは何回も採り換えてはいますが。

 

  当初の組み立て説明書は無くしてしまったけれど大丈夫です。

身体が覚えているって言うか、何年も繰り返した仕事だから迷う事も少なく組み立ててビニールを張ります。

 

  ビニールの屋根を張ったら、風による破壊を防ぐためにネットを張る。

ネットも何か所かは切れてしまっているけれど、おおむね機能は発揮されますね。

 

  前日の午後からとこの日の午前中いっぱい。ほぼ一日をかけてハウスは完成。

後は機を見て種蒔きを始めるだけになりました。昨年までのデータを見て種蒔きを始めましょう。 

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誕生祝の餅を搗く

2019-03-30 05:36:37 | 暮らし

 久々の我が家の家宝の出番。120年は過ぎているという欅製の大臼です。

内孫が満一歳の誕生日を迎えたので、お祝いに餅を搗こうというと言う事になりました。

 

 臼に水を張りきれいに洗います。

相棒の杵も杉の丸太を使った大きなもの。

 

 ほとんどはスベルべじーさんが搗いたけれども婿殿にも伝授。

うーん、我ながらじーさんになったなー。ま、孫の誕生祝を迎えるってこんなものか。

 

 昔の文化釜土と言う薪をつかう釜ではなくてキッチンのガスでモチ米を蒸かした。

そして、量もいつもの三升に比べて少ない二升のためか、餅が臼にくっついて餅つきは難航。

 

 それでも、何とか搗きあがり目方を計って一升分を丸めます。餅はヨモギ餅にしました。

これはこの辺りの風習の「一升餅」と呼び、誕生祝に子供に背負わせるもの。

 娘は丸一年の産休が開けて、初出勤となったので今日、孫にこの「一升餅」を背負ってもらいます。

残った餅は昼食で外孫を連れて来た上の娘も入れて賑やかに食べました。いやー、搗き立ての餅は美味しい。

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還暦祝いパーティー

2019-03-29 05:11:07 | 暮らし

 一昨日、夫婦そろって講演会と還暦祝いパーティーに出席。

と、言ってももちろんスベルべの還暦ではなくて、講師「宇多川久美子」さんのお祝いです。

 

 会場は長岡グランドホテル。

ポスターの後ろは、長岡名物の大花火大会ですね。

 

 ジャーン、講演会時の服装から華やかな衣装に着替えられて宇多川さんの登場。

SNSオーケーと言うお許しも頂いていますので載せますが、お若いですねー。さすがです。

 多方面で活躍されていますが、ウォーキングや体操などの指導もされていますから。

昨年は我が家にも来ていただきましたし、「山菜採り楽しみ~」とも言っていただいています。

 

 パーティーはこんな前菜からスタート。

グランドホテルの和食の総料理長の手による前菜です。

 

 鰆、タコ、そら豆とそれぞれ手を加えられていてさすがの味。

先生はと言うと、一人離れたひな壇のお席。「やだー、こんなとこ」と言われて皆のテーブルに。

 「一番若い男の横が空いていますよ」なーんて、図々しくスベルべの隣に座っていただきます。

出席者全員が、「食と健康」に興味があったり、携わっている人たちばかり。

 宴会の中での話題も、薬とか農薬とかに対する行政の姿勢とか、多彩で尽きません。

皆さんのお話を伺い、ますます今年も頑張って美味しく、そして安全な野菜を作ろうと心に誓いました。

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連載190「大根」(その3終わり)

2019-03-28 06:01:09 | 野菜

  大きく太った「雪の下大根」を積んで帰ります。 

        大根(その3終わり)

 他にも変わった大根としては「赤辛味大根」も作っていました。

この大根の辛さは半端なものではなく、焼肉屋さんの注文が続いたし、

好きな人は刺身のワサビ代わりにさえするようです。


 比較的新しい品種としては「紅クルリ」があります。

これは、皮もともかく中まで深紅に近い赤色で、サラダのみならず、その色でテーブルさえ彩ってくれます。

皮の緑色の部分だけですが、中も皮と同じに鮮やかな緑色をした大根、

通称「ビタミン大根」も飲食店に人気の品種です。


 「もみじ」とか「赤大根」と呼ばれる品種も大きく仕上がることが多く、

中は薄紫色ですが酸味に会うと赤い色を発色します。

 これらの変わり大根は飲食店に人気が強く「クリスマス、年末までどうしても確保していてください」

などと言われています。

 こうして数えて見ると、我が家の定番化している大根は六種類でしょうか。

今後も種類を増やすことは有っても、今の種類を減らすことは無いでしょう。

           (終わり)

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