畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

夜の畑のお客は誰?

2016-07-31 04:30:30 | 野菜

 雨上がりに朝早く山の畑に急いだ。
ありゃりゃ、ニンジンの畝の上に大きな足跡。これはカモシカですね。



 そして、試験的な意味も含めて播いた「ワサビ菜」の畝の上にも足跡。
点々と、そしておずおずと戸惑いながら歩いたような足跡はきっと狸。



 畑の端、崖際から侵入しています。
畑の番犬、マックスが居なくなってからは畑は動物たちの天国のようです。



 こいつめ、なんで畝の上を歩くんだよ。
まるで、畝の出来具合をチェックしているみたいだぞ。



 彼らの主たる目的は、この「マクワウリ」を食べる事。
グルメで、しかもにおいに敏感な彼らが見逃すわけはありません。



 でも、大丈夫彼らが少しくらい食べたってこれだけの収穫はありますから。
肝心の大物、大切なスイカは最初にカラスにやられて以来、被害はゼロだし、ま、動物たちと共存共栄かな。



 山の畑のトマトも一本も枯れずに元気いっぱい。
黄色の大玉は「桃太郎ゴールド」で赤の大玉は自家採種の「アロイトマト」です。



 雨上がりの越後三山「八海山」は珍しくくっきりと尾根の緑も見えます。
こうして、山の畑は平和に朝を迎え、忙しい昼間へと続いていくのです。
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蜂のムサシの逆襲だー

2016-07-30 05:21:32 | 暮らし

 雪の少ない冬は思わぬ果報を授けてくれる。
このイチジクも雪折れも無く伸び伸びと枝を伸ばし、大きな夏果さえ着けてくれた。



 喜んで、その大きくて甘くって、美味しい味を堪能していたが思わぬ敵が出現。
例によって「蜂のムサシ」アシナガ蜂が巣を作っていたのですよ。

 別に構わないかとも思っていたけれど、待てよ、秋果の収穫時に困るかと思い、たたき落とした。
しかし、さすがにしぶとい「ムサシ」です。

 「待て、小次郎」っとばかりにスベルべに立ち向かい、ブーンと言う羽音に気が付いた時は遅かりし。
右耳をチックンと刺し、素早く逃げ去ったムサシ。

 スベルべママに「蜂に刺されたー」と告げ、軽トラ備え付けの「キンカン」を塗ったけれども時遅し。
あわれ、スベルべトーちゃんの耳はダンボのように腫れて大きくなっちゃったー。



 まー、田舎暮らし、畑暮らしに蜂や蚊の外敵との戦いは欠かせませんね。
今年、美味しい実を着けてくれた「プラム」にも大きなハチの巣が有ったなー。



 6月に美味しい実をつけてくれたジュンベリーにもアシナガ蜂の巣があった。
でも、あの頃は巣も小さく、対処も簡単だったけれども今は大きくなって蜂の個体数も増えていますからね。



 ほら、美味しそうな「ブラックベリー」でしょう。
甘酸っぱくて本当に美味しく、ジャムになんて最適ですよ。



 本当に、食べるにも頬張るって言葉が似合うほどの大きさ。
作り始めて20数年か、いやもっと年月が経っているのかなー。



 この「ブラックベリー」もこんもりと藪の態をなし、蜂たちの天国でもある。
藪状態になっているから、その対処も難しいですよ。



 自然と人間の共生ってホントに難しいところがありますね。
スベルべ畑は堆肥を使うためにミミズが発生する。

 そのミミズを狙って「モグラ」がやって来る。
そして、「モグラ」が掘ったトンネルを借用したネズミが暗躍する。

 先日は恐ろしい光景を見ましたねー。そのモグラの穴に大きな「アオダイショウ」が入り込み始めました。
とても、閉所恐怖症ではできない業で、きつそうに少しずつ入ってとうとう姿を消しちゃいましたよ。

 「蛇の道は蛇」なーんて言葉を思わず頭に浮かべちゃいました。
幸いなことにスベルべママは不在で、もしも見たなら気絶してたかも(笑)。
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ワー、とうとう雨が来たぞー

2016-07-29 04:42:04 | 自然

 猛暑の中、畑の草取りをしていたのは前述の通り。
でも、遠雷に遠くを見ると雨が迫りくるではないか。



 できたならば帰り際にジャガイモ掘りして帰ろうと思ったけれどもそれどころではない。
降るだろうなー、いや、ひょっとして降らずに済むかも。なんて思いが交互に頭の中を駆け巡る。



 いやいやー、もう「権現堂山」なんて半分は雨の中ですよ。
あの山のふもとがスベルべママの実家ですから、今頃は大雨だなー。



 雨雲の広がりは頭上にと迫り、猶予する暇はありません。
はやく、仕事を片付けて帰ることにしましょう。



 もう少しで、4畝の草を取り終えるところでしたが落ち始めた雨粒に止めます。
ま、草なんてまたいつでも取ることが出来ますから。



 そんなことを考えているうちに「土佐」に住む妹から携帯に着信。
「魚沼に大雨洪水警報って言うけれど大丈夫?」って便利な世の中になりましたね。



 ほら、小出地域は大雨ですよ。
「下島排水樋門」の操作責任者としては、魚野川の状態も気になりますが、変化は無しでした。



 軽トラに乗り込み、家路につくと大雨が始まりました。
元プロの災害対策として見ると時雨量は20ミリ程度かな、まだ大丈夫ですよ。



 でも、畑の中の通路はたちまち川のような状態に。
雨の中、例の子狸たちを心配しながら家路を急ぐのでした。
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猛暑下で雑草と戦う

2016-07-28 19:47:33 | 暮らし

 関東は昨日梅雨明けだったらしいけれど、魚沼の梅雨明けは22日だった。
梅雨が明けたとはいえ、雨は降る。雨が降ると野菜も雑草も大喜び。



 先月の20日頃に種まきをした右のニンジンは、もう草に負ける心配は無い。
でも、左の畝のようにまだ畝に隙間があると、雑草が先に伸びだす。



 うわーっ、もう雑草の勝利、雑草の天国ですね。
畝間だったら鎌で掻き取る事もできるけれど、こうなったら手作業しかない。



 雑草という植物は無い!って言いますよね。
これはしぶとい「スベリヒユ」またの名を「スベルべ」って言いますけれどもね(笑)。



 両手を使って左右の畝のニンジンの間の草を取る。
取った草は畝間に重ねます。



 さて、畝間に取った草を放置するわけにはいきません。
ついで、D型の金具のついた草取り器でガリガリと削って土と一緒に草を集める。



 この「ケズッタロー」って言う道具も結構有能な道具ですよ。
この替え刃なんて結構なお値段でね、独断で購入しスベルべママに叱られたっけなー。



 「ケズッタロー」で掻き取った雑草は畝間に集めます。
でも、これだけでは50点。運び出さないとすぐに根付いてしまうんですー。

 もう、本当に朝から熱い一日でしたねー。
額を伝い、顎を伝って汗は流れ落ちる。

 そして、作業着にしているワイシャツは汗で濡れて肌にまとわりつく。
いえ、シャツどころかズボンさえ、腿に張り付いて来ちゃいましたよ。
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ワッ、大きなキュウリ!

2016-07-28 04:45:53 | 野菜

 雨音を聞きながら気持ちよく寝ていたけれど、目覚めたら雨は止んでいた。
農天市場の畑に出かけ、先ずはキュウリの収穫と思ったら、巨大なキュウリが目に入った。



 ジュンベリーの葉陰に隠れて見つからなかったキュウリがユウガオのように見えたのだった。
普通サイズのキュウリと比べたら体積は5倍くらいもあるのかな。



 キュウリとインゲン豆は長い畝を共用。
長い長い緑のトンネルですよ。



 キュウリは間違って大きくしてしまったのだが、これは品種的に大きなナス。
そう、「熊取のおっちゃん」さんから頂いたビッグなナス「山本ナス」ですよ。

 中ほどに見えるのが、普通のナスでこれでもこの種類としては大きいサイズ。
そして、手前の紫色を帯びたナスは「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」です。



 この「山本ナス」は本当に大きいですよ。
頂いた説明書によると、もっと大きく25~30センチにもなると言います。



 この「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」も捨てがたい味ですね。
この2種類のビッグなナスは種を自家取りする予定。取れたらまさにボーナスです(大笑)。



 この朝も、知り合いの八百屋の若者が、六本木に新規開店する店に野菜を発送するという。
このほかにも、地方野菜の「神楽南蛮」色付きのジャガイモ2種類などをお渡ししました。

 スベルべが作る野菜が、長岡・新潟の県内のお店のみならず東京にも行くとはねー。
退職し、手探りで野菜の納品先を探していたころが夢のように思い出されます。
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