畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

畑のお客さん

2017-05-31 12:25:02 | 自然

 

 多忙で、ついイライラするような日々で慰めをくれる生き物たち。

これはハウスの中で、丸々と太ったアマガエル。いや、ひょっとしたらお産前なのかな。

 

  ボルダリングのように、器用に手足を伸ばしてコンテナをよじ登る。

「お、上手だなー、日本選手権に出てみないか」なんて一人でバカな呼びかけをしたりして。

 

  駅から徒歩1分。例の別荘地に最適な旧国鉄官舎跡の畑。

何だか、コンコンと音がするなーと思ったら、キツツキが枯れた樫の木をつつく音でした。

 

  すると、突然頭上でピーヒョロロなんてトンビの大きな鳴き声。

「うるさい!」なんて半ば冗談で大声を上げると、ウンチをしてから飛び立ちました。

 

  おっと、ピントがずれたか手振れか甘い一枚。

カラスは山の畑でも里の畑でも出没するけれど、セキレイは下の畑だけ。

 何処で見ているのかと思うほど、トラクターを見ていて飛んでくる。

コガネムシの幼虫を咥えるのだけれどおおきく口に余って大苦戦。勢いで投げ飛ばしてしまい慌ててまた拾いに走ったり。

 

 畑ではなくて我が家の裏手の水田なんですが朝もはよから鴨がお仕事。

大群で飛来したら植えたばかりの水稲の苗が踏まれて大変でしょう。

 でも、独身なのか一羽で飛来した鴨には「お、田の草取りか頑張れよ」なんて小さく呟くスベルべ。

元来生き物が大好きなスベルべには退屈で変化のない仕事を慰めたくれる友達たちです。

 いえ、動物たちだけではもちろんありませんよ。畑には顔見知りも良く見えられる。

サービス精神旺盛なスベルべトーちゃんはその都度手を止めては応対しスベルべママは渋い顔(笑)。

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朝の仕事はさつま芋の苗切りから

2017-05-31 04:37:21 | 野菜

 「朝の仕事はさつま芋の苗切りから」なんてタイトルにしちゃったけれど、考えたらその前にトラクター。

まだ、畑の土に湿り気が残っているうちに、枝豆用のベッドを作りたかったから。

 でもね、トラクターに乗りながらちらちらと横目で見で芋床が気になって仕方ない。

雨不足でさつま芋の畝作りがままならぬうちに、芋苗だけは順調すぎるほどに伸びてしまっていた。

 

 さて、どこにどの種類の種イモを伏せたっけ。

って、けっこベテランの域に達したスベルべは睨んだだけで種類は分かる。

 

 はい、左から女性が泣いて喜ぶと言う「玉乙女」。

そして、真ん中は「パープルスイートロード」で右は「シルクスイート」です。

 

 そして、朝食後は気温の上昇を待って一気に6畝のマルチを張って次は間髪入れずナスを植える。

これも期待のイタリアナス「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」です。

 

 いえ、一番に植えたのはこれも期待のナス「あのみのり」でした。

もう育ちすぎて、ポリポットの中で花が付きそうな状態。

 雨が降り続いたとはいえ、もう土は乾いているしポットも乾いているからバケツの水にドボン。

こんな仕事が、お昼をはさんで夕方まで続きます。続きは別途紹介しましょう。

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待望の雨だが・・・・(その2終わり)

2017-05-30 12:37:22 | 

 

 雨の中での苗植えは少々無理筋だけれども頑張りました。

土が乾いている最中に作った畝だからマルチの下の土はさらさら。

 皮肉なことにマルチに穴を開け、如雨露で水を流し込んでは植えました。

期待の「山本ナス」別名ステーキナスは最終的にここに110本植えることができたのでした。

 

  雨合羽を二重に着込み、完全装備で草刈り機を使うスベルべママです。

何時か、スベルべの友人が、ジャガイモの土寄せに畝建て機を使うスベルべママを見て驚いたっけ。

 答えてスベルべは「スベルべのカーちゃんを務めるにはこれくらい出来なくちゃダメなの」なんてね。

友人は目を白黒させていたけれど、次は何とかトラクターの運転もさせようかなんて企んでいますが。

 

  植え終えた、130本余りのトマトと110本の山本ナスです。

手伝ってくださったオジサン曰く「トーちゃん順調に行くとトマトの収穫だけで半日かかるぞ」なんて言われた。

 

  一仕事を終え、息抜きにワラビを採りに山の端に行くと眼下に上越線の貨物列車が見えた。

一昔前は、夜中に設定されていた貨物列車の運転が日中も多くなりましたね。

 

  昔、そう40年も前にスベルべが監督して架けた跨線橋の下を通過する貨物列車です。

こんな風景を見ていると様々な思いがよみがえってくる。

 

 田植えがほぼ終わった宇賀地郷です。

こんな一日を続けているうちに、雨は上がってきました。濡れ過ぎの土の乾燥を待って畝を作ることにします。

          (終わり)

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一気に30畝を作った

2017-05-30 04:03:00 | 

 朝飯前は農天市場の畑で、ようやく土が乾いた畑で畝作り。

ブログをアップし、朝刊を見終えた5時からの仕事でした。

 向こうのマルチはズッキーニと、そしてネットを張ったキュウリです。

朝の心地よい涼しい風に日が昇りスベルべの朝日による長い影ができました。

 

 朝食後は日照りと雨で、一週間ほど作業の中止を余儀なくされていた山の畑の畝作りでした。

お手伝いが一人駆け付けてくれ、スベルべ夫婦と三人で力を合わせて畝を立てマルチを張ります。

 

 新調した畝建て機は使っているうちに、それなりに慣れて徐々に順調に。

力があるので、アクセルは30%くらい開けるだけで、土を掻き揚げてくれる。

 

 さて、三人の重要な畝作り道具の平鍬三本です。

三人で、糸を張って畝建ての目標線を引き、畝建て機で畝を立て、平鍬で修正しマルチを張る。

 その仕事を息を合わせて、無駄のないように息つく間もなく続けます。

その結果、午前は17畝、午後は13畝の合計30畝。さつま芋1500本分の畝が一日で完成。

 

 それで、やれやれとばかりに山の畑の仕事を終えて帰宅し、スベルべママは夕食準備。

再び下の農天市場の畑に行ったけれども、さすがに疲れてヘロヘロ状態。夕日でスベルべの影が長く尾を引く。

 そりゃ、疲れますよね。昼食後は休みもせずにオートバイを飛ばしてさつま芋苗の注文に行きましたから。

無事に2600本余りの苗の注文を終えて帰宅し、休む間もなく山の畑に行ったのでしたから。

 でも、ようやくさつま芋植えの準備ができて一安心と言ったところ。

まだ、さつま芋の畝は作り続けなければならないけれど、ようやく先が見え疲れたけれど嬉しい一日でした。

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待望の雨だが・・・・(その1)

2017-05-29 04:50:07 | 

 

 待望の雨が降って来た。

カエルたちも大喜びの様子で、ゲコゲコケロケロと賑やかな事、にぎやかな事。

 

  夜から降り始めた雨は朝になっても続いていた。

家の裏の植物たちも何だか元気を取り戻したかに見える。

 

  今年は昨年よりも一袋分多く種を蒔いた「ナスタチウム」もこれで伸び出すことでしょう。

その隣、まだマルチを掛けていない場所には何を植えましょうか。

 

  北堀之内駅7時06分発の下りの一番電車が通勤者と学生を乗せて出ていく。

 水田も見える範囲の田植えはすべて終わった様子です。

 

  さー、雨だから一休みと言うことにしましょうか。

と、言うわけにはいきません。雨で雑草が濡れた時こそ草刈りとしては最高のタイミング。

 草刈りを使う、スベルべママの手前で、スベルべはせっせとナスを植えます。

後方には、土が乾燥しすぎて畝が形成できずにお休み中の「畝建てポチ」も見えます。

           (続く)

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