畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山の下でマックスが鳴く~♪(その1)

2014-08-31 13:15:40 | マックス

 山の畑でさつま芋を掘っているとマックスの姿が見えない「アレッ?マックスは?」とスベルべママに聞く。
「分からない、そのへんにいるんじゃ。ない」でも、万一を考えて山道に向かうと下でマックスの吠える声が聞こえる。

 大急ぎで山道を駆け下ると、山道の中ほどで藪に頭を突っ込み鳴いていた。
そこまで降りたけれども、藪で身動きが取れなくなったらしい。


 山道を抱いて昇るのも大変だから、先を歩かせる。
子供を急かせるように追うが中々早くは歩けません。


 ときおり、道とは違った藪に向かって見たり・・・・。


 それでも、懸命に歩きます。


 ときおり、足を止めるけれども、お尻を叩いて歩きを促す。


 よろよろとして、斜面を落ちそうになったりするから大変です。


 ほら、頑張れマックス。


 頂上まではもう少しです。


 何時もだけれども、目を一瞬離した隙に消えてしまうマックス。
悪いと思っている事をやる時は、特にそんな風に感じます。

                  (続く)
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マックスとスベルべ夫婦の畑暮らし

2014-08-30 04:32:20 | マックス

 スベルべトーちゃんが「野沢菜」用に作り、マルチを張った平畝の間で眠るマックス。
日が高くて暑い時は、ハーハーと荒い息をしながら日陰を探していましたが、さて涼しくなりました。


 マックスが何時でも水を飲めるように準備は怠らない飼い主です。


 カメラを持って近付くトーちゃんの気配に目覚めるマックス。


 「トーちゃん、また写真家よー」なんて感じです。


 昨日もスベルべ夫婦は一日良く働きました。
朝はまだ暗い四時半に家を出て、スベルべママの実家の転作田にクレソンの収穫へ。

 帰宅して、すぐにマックスを連れて山の畑に行きニンジンの収穫。
収穫を終えて次は下の畑で、オクラ、ナス、モロヘイヤ、エンツァイなどの収穫。

 長岡の「越後の台所 すずきち」さんへの荷物を急便屋さんに託し、次はAコープに出荷。
帰宅して朝食を食べたのは九時を過ぎていました。

 一休みの後、再び山の畑に行き、畝作りと種蒔き。
そして、お昼の球形の後、マックスを連れて再び山の畑へ行き、畝作り、種蒔き、そして白菜の植え付けでした。


 何処に何を播いたのか忘れてしまうほどの種類の種を播いています。
しかも、同じ種でも時期、日をずらして播いているのですからなおさらです。


 目覚めて背伸びをするマックスです。


 これ位広い畝間を取ると足取りの悪くなったマックスでも楽に歩きます。
でも、畝間が狭いとよろけて、種を播いたばかりの畝に足を踏み込むから大変。


 広い畝間は寝るのにも快適な空間。


 日が沈みかけて、涼しい風が吹く畑はようやく快適な眠りの場所になった様子。


 こんな、屈託の無い寝顔を見ていると、一日の疲れも癒される気がするスベルべです。
こんな日常を、もう15年も続けてきたのかと思うと、一つの感慨も生まれます。

 マックスと、スベルべ夫婦の多忙で、でも充実した日々です。
何時までも、こんな安穏としたマックス殿暮らしを楽しみたいものだと思う毎日です。
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種蒔きジーさんとバーさんの安息日は

2014-08-29 04:26:05 | 暮らし

 昨日は夫婦そろっての日帰り「人間ドッグ」の受診日。
天気も良さそうだし、早く帰るためにと8時からの受付の30分前に会場に到着。

 ところが、同じ考えの人が多くて、貰った番号札は9番と10番。
誰もが長く待つ事を嫌ったみたいですね。

 でも、医師に拠る総合診断の判定結果を聞き、全てを終えたのは2時半頃。
大急ぎで買い物を済ませて帰宅し、山の畑に急いで、種蒔きを始めたのでした。



 ジャガイモの収穫跡を耕して、種蒔きを始めてから10日近く経ちます。
数え切れないほど多くの種類の秋野菜の種を播いて、芽の出も、草、雑草の出も良好、良好(笑)。



 渦巻きビーツの「ゴルゴ」、赤・黄、白・ピンクと発色する「スイスチャード」も芽が出て育つ。
この混み合って生えているのは、山形県の地方野菜「温海蕪」です。
昨日はこれも二回目の種蒔きを終えました。



 二人で帰宅した際にはマックスが「ワンワン、ボクを置いて何処へ行って来たの」と不満を漏らした。
もちろん、種蒔きにはマックスも同行し、仕事の監督。
向こうのレジ袋には10数種類の秋野菜の種、手前の袋の中は播いた種に掛ける籾殻が入っています。



 夕日が当たり始め、眩しくて目を細めるマックス。


 畑の周りを歩き回って仕事のチェック?をしていたけれどもそのうちに土の上で眠りだす。
本当はふかふかの柔らかな土が好きなんだけれども、雨で土は表面が固まってしまった。



 6時近くなると、日が沈み始めました。そろそろ帰り仕度を始めましょうか。
向こうのキャベツを植えた所に見えるのは微生物農薬「BТ剤」のスプレーです。



 種蒔きジーさんの影は長くなり、足長ジーさんのよう。
そろそろマックスを起こして帰らなければなりません。


 ところで「人間ドッグ」の結果だけれども、ジーさん、バーさん二人ともほぼ完ぺきな結果。
後日出る診断結果も有るけれども、血液の分析結果も想定内の結果。

 二人の忙しく働き、そそくさと摂る食事の結果が如実に出ていて大笑い。
医師も色々な数値を見て、健康で働きまくる生活が予想されたようでした。

 帰宅する前にスーパーで買い物をしたけれど「何か美味しい物が食べたいね」と言う意見が一致した。
でも、新鮮で美味しそうなイワシが目に入る。

 「なーんだ、結局この尾頭付きでお祝いかー」なんて笑います。
なにはともあれ、健康で働ける事の有難さをしみじみと感じた一日でした。

 「あーあ、久しぶりにゆっくり休めた」とはスベルべママの弁。
「でも、この費用だったら、私たちには高級な旅館に一泊できるね」なんて言葉も出ましたが(笑)。

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繁り、育つ「クレソン」です。

2014-08-28 04:34:09 | 野菜

 妻の実家の、転作田を借用したクレソン栽培が順調な推移を見せています。
吹く風に涼しさ、秋の気配を感じ始めたら、成長が著しさを見せてくれている。


 まだ、雑草のみでクレソンが生える余地も残っています。
もう少ししたら、水面全体をクレソンが覆い尽くすことでしょう。


 興味の無い方には、どって事無い事だと思います。
でもね、この消毒農薬に全く無縁の転作田は一種のビオトープの姿を呈しつつ有ります。

 「タガメ」「ミズカマキリ」を始め、水棲昆虫が元気よく泳ぎまわっているのです。
今までの慣例農法の水田にも、水棲昆虫、生き物はいたのかも知れない、良く見えなかっただけで。


 はいー、これは「安来節」の踊り「どじょうすくい」ではありません。
深い泥に足を取られながらクレソンの収穫に励むスベルべママで有ります。


 ここはスベルべママの実家の前の池です。
昨年までは、ここを借用して実験とも言えるような栽培をしていました。

 今では、「クワイ」と「布袋草」が植えられています。
今年は、一気にこの池の数倍以上の面積でクレソン栽培に挑戦しているのですからね。

 実は、長岡市のレストランに注文を取り、昨日の夕方になってクレソンを摘みに行った際の光景です。
朝、急便屋さんに、クレソンを始めニンジンなどを詰めた荷物を委託しました。

 すると、メールが入り別のレストランもクレソンが欲しいと注文。
その分を取り分けて、残ったクレソンはAコープにも出品しました。
さて、これから納品を兼ねて売れ行きをチェックしてきますが、果たして5袋のクレソンの運命やいかに(笑)。
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スベルべが種蒔きジーさんになる

2014-08-27 04:31:59 | 野菜

 こんな渦巻き状の切り口のビーツが有ります。


 品種名は怖そうな「ゴルゴ」でも、イタリア名は「パルバビエトーラ」ですって。


 こんな砂粒のような独特の形状の種です。


 他にも、こんな大根も一回目を播いています。
仲間で真っ赤な大根ですよ。


 これも、パリパリとした舌触りとあっさりとした味で人気です。
薄切りにして、酢に合わせたらもっと赤くなりますよ。


 大根の代表的な品種、ベーシックな「耐病総太り」です。
組織が粗く、食べるとぱりぱりして、これを雪に合わせた「雪の下大根」は絶品。
まるで梨のような食べ心地で、軽く塩をすると甘い汁が滴り落ちますよ。


 ここ2、3年作っている大根の「英才」です。
「耐病総太り」と比べたら組織が密で、オデンなど煮物に使ったら溶けるような歯触りになります。


 まだ、秋野菜の半分も作付していないけれども、これからが踏ん張りどころ。
昨年までの何年かは、秋の初めは雨不足で畝作りもままならず困っていた。

 でも、今年は皮肉な事に雨模様の天気が続き、土が柔らか過ぎて畝作りが出来ない事も。
人生、いや畑って中々思うようには行かないものですなー。
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