畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪上チーズフォンジュの思い出

2016-02-29 11:53:13 | 食べ物

 地方紙と言うよりも、町の新聞と言う雰囲気、発行部数3000部足らずの新聞に連載を書いています。
昨年の年明けから始めて、このブログにも「連載55」とかの題名でアップしています。

 今まで書きためた原稿も多いけれども、パソコンに貯め込んだ写真も多い。
この貯まった写真を元に、新たな文章も書き起こしている。

 とても、多忙な無雪期にこんなことをのんびりしている訳にも行きませんから。
そこで、分類「食べ物」の項から文章を起こしていると、懐かしい写真に遭遇。



 おわかりでしょうか、山の道具と、ワインとチーズフォンジュのセット。
これを持って裏山、畑のある山に登ってワインを楽しもうかと言う段取りなのです。



 スベルべトーちゃんが、リュックにワインを入れ忘れたりのアクシデントを乗り越えて山頂、山の畑に到着。
チーズフォンジュをセットするスベルべママと娘を横目にのんびりと下界を眺めるマックスでした。



 オヤッって、マックスが良い香りに気付きます。
三人が履いて来たノルディックスキーの板が雪に立てられています。



 ほらほら、ワインが温まり、チーズが程良く溶け始めましたよ。
三人でワイン1本では少なかったかなー(笑)。



 大好きなチーズの香りに我慢できず寄って来るマックス。
ほら、火傷をするよ、なんて言いながら塊のチーズを上げます。



 少しワインは回ったし、天気は上々。これから間も無く下りのコース。
懐かしい光景は、写真のデータを見ると8年ほど前の事でした。

 スベルべもそしてマックスも若かった。
何時もこんな風にして(チーズフォンジュは別として)冬を楽しんでいました。

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爆買い春用種子

2016-02-29 05:33:06 | 

 一昨日、パート終了後長岡へ行ってきました。
一つの目的は「リフォームフェア」で、スベルべママには最後まで言わなかったけれど種の買い出し。



 気にはなっていたけれど、例の映画が終わるまでは動きが取れなかった。
種購入の作戦は、大型ホームセンターで買い、足りない分はネット通販で買う事。



 某社のネット通販も今日までは送料無料って言いますからなんとかそれに間に合いそう。
種子も大量に購入する事になると、作戦一つで随分金額が違ってきますから。



 ホームセンターの種子って定価よりも随分安くて助かります。
実はこれも予約が今月一杯の農業用資材、マルチシートなどの予約を近くのホームセンターでしました。



 でも、これだけの種類と数量の種子は例年通り栽培一覧表を作ってチェックするしかない。
雪で畑は覆われているけれど、こんな風に雪の中で畑仕事は始まるのです。

 買い物を済ませ、娘のアパートを訪ねて届け物をすると、夕方も遅いから夕食を一緒にと言う事に。
たまには様子を見ようと「越後の台所 すずきち」に行ってみた。

 一瞬驚き、そしてにこにこ顔で迎えてくれた店長に予約無しでも入れるかと聞いた。
20時15分まで一テーブル空いています。と言う返事に迷わずその空いているる席に入ります。

 忙しそうに働くスタッフはほとんどが顔見知り、笑顔で会釈してくれます。
うん、これだけ良い顔で働いているのは、仕事と人間関係に満足しているな、なんて親心で一安心。

 ホールスタッフに食べ物の注文をし、そして飲み物は「ビールから始めて次々と行くからな」なんて。
話した通り、ビールからお酒、そして焼酎と移り、更に焼酎を頼むと「さすがー!」なんてお世辞が(笑)。

 次の予約の前にと、早めに食事を済ませスベルべママの運転で夢見心地で帰宅です。
朝から晩まで、よく動いた一日でした。
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初めて見た「広神ダム」!(2終り)

2016-02-28 04:49:56 | 暮らし

 ダムの上流方を見ても、雪原。
水が全く見えないと言うのも不思議なダムの光景です。



 広神ダムの役割と有ります。
群馬の某ダム計画でも無いけれども、長期間の計画は周囲の環境、必要性そのものが変わる事も有る。



 前回、気になると言った「兎畑公園」ですが、実は「兎畑」と言う集落が有ったところなのです。
この集落は、ダム計画のために集団移転をして、遠い小出市街地に新たな地域が作られた。



 何とも味けない数字の羅列です。
昨日、このダム建設に従事した方の話を聞きましたが、満水試験をしたら重力ダムが下流方に動いたとか。

 大きな重りを付けたサゲ振りでその動きが分かり驚いたそうです。
重力式ダムってそんなものだそうですね。



 ダムの上流に有るこの村を訪れたのは、映画「ベトナムの風に吹かれて」の関係です。
原作者に頼まれて、探しだした知人にパンフレットを届け、招待券を届け、そして写真を届けました。

 この遠い村には合計3回往復した事になります。良かった事はこのダムを見られた事かな。
昨日から、同級生たちにも写真をプリントして配り始めました。スベルべの戦後はまだ終わらない(笑)。
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本を交互に読む

2016-02-27 05:11:09 | 暮らし

 「古事記」を読む事に疲れると、書棚から別の本を取り出して読む。
かなり古い本だけれども、繰り返し読んでも面白いものも有りますね。



 そして、また疲れて飽きるとこんな本を読み始める。
「名店のまかない料理入門」なんて食べ物好き、料理好きのスベルべにはたまりませんね。



 「日本ペンクラブ名スピーチ集」の中で面白かったのはこれかな。
やはり、さすがに新田次郎さんの御子息ですね。話す内容も惹きつけられる話ですよ。



 藤原氏御自身は皆さんご存知のように数学者であり、小説家の息子としては異例かとも思う。
しかし、このスピーチの内容を見ると、文学と数学の接点、文化の数学に及ぼす力などが多少は理解できる気もする。



 そこで、またあらためて「国家の品格」なども引っ張り出す。
最近の政治の推移か、マスコミが話題にする品格の無い話にはがっかりさせられる。

 でも、そんな現状、現代を嘆くばかりでなく、こんな本を読むと自信が出て来ます。
安土桃山時代に日本に来た「フランシスコ・ザビエル」は精神性を尊ぶ日本に非常に驚いたとか。

 「武士は町人よりも貧しいのに町人に尊敬されている」とびっくりしていると有る。
金持ちだから尊敬すべきだと言う心はかつての日本人には無かった。

 ここですよここ、ここでスベルべは、はたと膝を打ったのです。
人生はお金では無い!なんて負け惜しみをうそぶくスベルべは、我が意を得たりなんて思う訳です(大笑)。

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スローライフも大変だー!

2016-02-26 04:08:29 | 食べ物

 究極ってほど力を込める必要も無いのだけれど、「スローライフ」も大変です。
なにせ、自分で栽培した大豆を使って味噌を作ろうと言うのですから。

 6月6日に大豆「秘伝」の種蒔きをしたところから仕事はスタート。
芽を摘んだり、土を寄せたりして育て、枝毎取って畑に逆さに並べて乾燥。

 乾燥しきれず、鞘をもぎ取ってまた乾燥。
乾いたところで、槌で叩いて脱穀し、「唐箕」でゴミを飛ばして仕上げた大豆です。



 ほら、先日もNHKの新潟版と全国版で放送された麹の老舗「キンペイ」さんで仕入れた麹。
それと、自然製法の塩を混ぜ合わせて大豆の炊き上がりを待ちます。



 三つ口ガスコンロ台の全てをを動員し三つの釜で大豆を煮ます。
時間調整が大変ですが、圧力釜まで動員していますからね。



 以前は電動餅搗き機を使って茹で大豆を潰していました。
でも、今はこのほうが効率的だと、ビニールに包んで足で踏んで潰しています。



 足で踏み、潰し終えると次は大きなアルミのタライに入れて再度手で潰し混ぜ合わせる。
この時点で、麹と塩とは混ぜ入れられています。



 出来上がりを待つ樽です。木製では無くてやや風情には欠けますが。
こういう、道具類はスベルべトーちゃんの大事な35度の焼酎で拭いて殺菌済み。



 ほら、三つの樽にぴったりと味噌の元が入りましたよ。
これから熟成させると最高級の味の『秘伝の味噌』が出来上がるって訳。

 スベルべママなんて、朝の4時から起きて準備を始め(大豆を水に浸すのは前夜から)、
夕方は6時半過ぎまでかかっていましたよ。

 「トーちゃんも少しはその気になってよ!」なんて叱られるけれど、
スベルべはダンマリを決め込んで、後片付け程度しか手伝わない。

 だって、一人で全てやった方が達成感が大きいでしょう。
って、スベルべママも嫁いだ娘の手助け、応援は要請していましたがね(笑)。
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