畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

北風吹き抜く寒い朝も~♪

2014-01-31 20:05:27 | 山菜

 日の出直前のこんな時間帯がもっとも冷え込みます。
放射冷却現象もここに極まれりです。


 おー、一軒の家の煙突から煙が立ち上る。
この家は昨シーズンから薪ストーブを導入したようです。


 山々はもうすぐ朝日で輝きだすだろう。


 マックスは元気に、そして力いっぱいリードを引きます。


 お、山の端から朝日が顔を覗かせましたよ。


 元気いっぱいで、しかし帰り道では家が近くなると何故か足取りの重くなるマックス。
ようやく家に帰り着き、固定リードに繋ぐ。マックスの鼻とヒゲには氷が見える。


 凍っては居てもマックスの鼻は健康そうにピカピカのツルッ、ツルッ。
さーもうすぐ二月になるぞマックス。もうすぐ暖かで気持ちの良い春になるぞ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の優雅な一日(その2終り)

2014-01-31 07:07:40 | 食べ物

 さー食べましょう、と、向き合って座った二組の夫婦は勧め合う。


 ムール貝、アサリ、エビ、イカにトマト・・・・・。


 昼食だって、この食事だったらやはりワイン。
お互いに運転手を決め、それぞれ一杯ずつのグラスワイン。

 運悪く、運転手役を引き受けたのは、友達夫婦はご主人でこちらはスベルべママ。
そして、美味し過ぎるパエリアにワインが進み、スベルべママにそっとお伺いを立てると、
自分が提案し、誘った手前も有ったのか「呑んだのだから一杯も二杯も同じでしょ」と嬉しい返事。


 「このお焦げが美味しいのよ」と言う説明に、カリカリと剥がして食べます。


 かくして、二つのパエリアパンは見事、綺麗な空鍋に。


 最後のコーヒーがまた絶品。
美味しく、そして賑やかに楽しい話を交わしているうちにいつの間にか三時に。

 「時間有ります?良かったら我が家に」とお誘いすると、「はいはい」とばかりに二つ返事。
もう最初からそのつもりで、お土産まで準備してあったようです。

 楽しい会話の場所は我が家の居間に移りマックスの散歩をせがむ声に気が付くと、
窓の外は夕闇が迫っていました。
こうして冬の優雅な一日は終りを告げたのでした。

 ご夫婦は、「今年こそオートバイのタンデムで一緒に出かけましょう」と言葉を残してお帰りに。
そして、スベルべはマックスを連れて夕方の散歩へと出かけたのでした。
夏の忙しい時期には考え付きもしない、出来ない楽しい一日でした。

                      (終り)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の優雅な一日(その1)

2014-01-30 04:25:18 | 食べ物

 パートが休みで朝から家にいた日、九時過ぎにスベルべママが遠慮しつつ提案。
「ねー、気になるあの店でパエリアってのを食べて見ない?」と言うのがその内容。

 ま、「パエリアにワイン」って昼食も悪くはないと承諾すると早速電話帳で探す。
しかし、電話帳には何軒ものイタリアンレストランが出ていて特定できず、ネットで探すことに。

 見つかった電話番号にスベルべママが予約を入れる。
そして、無無理だとは思ったけれども少し離れた地の友達夫妻に誘いを入れるとなんと快諾を貰った。
友達夫妻よりも一足早く店に着いた。


 スベルべママの気になるのは、その友達夫妻が美味しいと言う「パエリア」。
で、スベルべトーちゃんはもちろん「パエリア」も気になるけれど、もう一つこっちが気になっていた。

 なんと、階下の車庫にはオートバイ「カワサキW1」が二台。しかも一台はサイドカー付き。
そして、あの名車「ホンダS800」とジャガーとポルシェ。もう歓声の次には嘆声のみ。


 洒落たログの店内には、東京のレストランにも負けないと言うワインの棚も見える。
友達が到着するまでの僅かな時間をメニューを眺めて過ごす。


 間も無く到着した友達夫妻と挨拶を交わし、前菜のサラダを食べながらメニューを決める。


 時々訪れると言う友達の提案で、一つはこの「海のパエリア」。


 そして、もう一つの「山のパエリア」を注文し、四人で分けて食べることに。
さて、乏しい知識で「パエリア」に山?なんて思ったけれども出てきたパエリアパンを見て納得。

 なるほど、なるほど、たっぷりのキノコ類とソーセージ、ベーコンが放つ美味しそうな香りに食欲が刺激される。
もうこれは、食べなくても香りで美味しさが想像できる二種類の「パエリア」です。

                  (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山よさよならご機嫌よろしゅ~♪

2014-01-29 05:13:50 | 風景

 寒さが足元から忍び寄り、シャツに厚手ではあるがベストだけの軽装では忍びがたい。
軽トラに乗って、エンジンを掛け温まっては出て日没の様を見守る。


 三山を横切る雲期待に反して去ってくれない。


 刻々と光の様子が変わる。
右手の山の中に太陽は没しつつある時刻です。


 左から「荒沢岳」「越後駒ケ岳」「中の岳」「八海山」。
全て、一度は家族と共に登った山だと言うことを思い出しやや感傷的な気持ちにも。


 明日はもきっと晴れるだろう。
そして、放射冷却現象で冷え込むに違いないと思わせる空。


 もうすぐ、山々は日陰に入るだろう。


 さて、マックスよ家に帰ろうか。と、鼻歌交じりで山を下る。

 「山よさよならご機嫌よろしゅ~ 又来る時には笑っておくれ~♪」
こんな自然に手の届くところで暮らせる幸せをしみじみと感じながら家路をいそぎました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れの山古志

2014-01-28 05:17:47 | 風景

 夕方のマックスとの散歩を終える頃に夕日が沈み始めた。
山の上から山古志の風景を見たいと思い立ち、マックスと軽トラで山を登る。
手前の山々は陰に入り、寒そうな姿だが遥か山古志は夕日を浴びて輝く。


 山波の向こうに、一段と高いのは「権現堂山」で上権現と下権現が重なって見える。
重なる山波の間には静かに春を待つ村々がある。


 山波越しの向こう、中央に見える穏やかな稜線の山は「未丈ヶ岳」。


 既に日陰になってしまったけれど、数件の家が見える。
常在する人たちは居ないと聞くが、屋根は家の保護のため綺麗に雪が下ろされていた。


 遠く、白く輝く頂きは「守門岳」。


 くぐり抜けたトンネルを引き返し「越後三山」の眺望ポイントに着く。
なにせ、トンネルの先、山古志の中心部に向かう道は除雪もされず封鎖になっているのです。


 標高の高い山はまだ暖かそうに日を浴びている。
左には関越道の一部も見える。集落が見えるが、我が家は手前の山に隠れ僅かな差で見えない。  


 右奥の、手前が日陰になっている高山が「巻機山」。
黒々とした杉林が見えるけれど、向こうの高い所の杉林の左が我が家の山の畑です。

 先日は、マックスとの初山は途中で折り返したけれど、今度は山頂を目指そう。
この「越後三山」のビューポイントには、三脚にカメラをセットした先客が居られた。

 そして、相前後してスベルべを含めた四人がこのポイントを訪れたのだった。
夕日になるまで待ったが、寒くて一旦マックスの待つ軽トラに乗り込んだのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする