畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

一生役立つ料理術!

2024-02-03 04:10:24 | 本の紹介
 週刊誌、新聞の書評欄には必ず目を通します。
今回見つけたのは、「料理レシピ本大賞」のエッセイ賞を受賞したという本です。

 これだけマスターすれば、家庭料理は大丈夫。
なんて、書かれるとこれは買ったみたいと思っちゃいますよね。私だけかもしれませんが。

 帯の裏側部分です。
うーん、なんとなく納得できる言葉ですね。筆者は中国人ですよ。

 こんな10種類のシンプルなメニューです。
実は今回購入したのは3冊でした。我が家と娘二人へのプレゼントです。

 スベルベママにはしばらく伏せておきました。
こんな本をしょっちゅう買うものだから「とーちゃん、自分で作るの?」なんて皮肉られますから。
 でもね、娘と孫には見てもらいたい。そして、料理・食べ物の幅を広げてもらいたい思い。
早速下の娘からは、メニューナンバー1番を作ったと連絡が入り、間もなく第2弾の完成報告もありました。
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「山芋」の故郷を探す

2023-07-28 04:45:14 | 本の紹介
 「山芋」と言っても、スベルべが掘る山芋の話ではありません。
大関松三郎という当時12歳の少年が作った詩集の名前なのです。

 詩集を代表すると言っても良い有名な詩です。

 飾り気のない力強い詩は、中野重治の「歌」の詩に触れ感化された。
松三郎少年は、詩集の始めに「ぼくの詩はこんな心でうたわれる」と書き添えた。


 詩人の魂は、詩人が最もよくわかるらしい。
現代を代表する詩人たちが、この再発刊の詩集に添えた言葉も胸を打つ。

 大関松三郎(昭和元年生まれ)は、昭和19年12月に戦死してしまったのです。
そんな、大関松三郎の生活の証の一端に触れたくて、生家を探し始め、ようやくたどり着くことが出来た。

 玄関に行き、声を掛けさせていただき撮影の許可を得ました。
詩の一節と思われる文が刻まれた石碑があり、裏には説明も有ります。

 暑い日の午後でした。知人から教えて頂いた住所をたよりカーナビで探すが見つからない。
意を決し、近くの電気会社を訪れて事情を話して見つからない旨を説明する。
 親切な女性事務員の皆さんが、ネットで検索して番地を探し当てプリントアウトしてくださいました。
そんな経緯を経てようやく大関松三郎の生家にたどり着けたのでした。
 逆光状態で表情が良く分からないのが幸いだったのかもしれませんね。三脚を建てて自撮りです。
こんな時に限って名刺を持参することを失念したり、なんの手土産の準備もせずに出かけたのでした。
 見ず知らずの、怪しい風体のスベルべに、怪しみもせずに親切にお教えいただいたご恩は忘れません。
スベルべも何時かは詩を作りたいと思い続けてきました。でも、作れません。
純真(だったはず)なスベルべも年老い、世俗にまみれて、酒に飲まれて詩人の魂はどこかに行ってしまいました。

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認知症検定!

2023-04-21 05:04:40 | 本の紹介

 初めにお断りしておきますが、これは受験対策ではありません。

何を思ったのか、札幌在住のスベルベママの姉上がラインで進めてくれた本ですからね。

 

 確かに面白いし、思わず夢中になってしまいます。

孫用に間違い探しの本を二冊購入し、それぞれの家庭にプレゼント済み。

 

 昭和レトロというか、懐かしいイラストがたっぷり。

 

 勧めて下さった本は二冊でした。

これはこれでまた面白い。でも、脳の変化には二週間必要なようですよ。

 

 おや、認知症対策ばかりではなくて子供の記憶力アップにも良さそう。

実は一昨日、自動車学校で指定された「認知症判断テスト」を受けてきたのでした。

 10人ほどの受験者は、皆さんが心配そうでそわそわしておられました。

試験官の女性も「私が言うまで問題集は開かないように」なんて子供を諭すように。

 試験問題は簡単でしたが、ひっかけ気味のようなやり方もあり、感心できるものでもない。

スベルべの成績ですか?後日葉書が来ると言われましたが、成績優秀90点は取れたかな(笑)。

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語彙力図鑑

2023-04-16 06:14:28 | 本の紹介

 興味深い本を週刊誌の書評欄で見つけました。

娘たちに、見つけたか、読んだかと質問する。「欲しいと思っていた」なんて言う返事も。

 

 そこで、さっそく幼い孫たちのいる娘家族にと二冊を発注。

発注翌日には配達される。覗き見たスベルベママは「私も見たい」と言うので追加発注。

 

 そうですよね、頭の柔軟な12歳ころまでには身に着けたいですね。

日頃耳にする最近の言葉は乱暴で、耳障りも良くない場合が多い。全くその通りの内容。

 

 別に高貴な、やんごとなきお方が使う言葉ではなくてもね。

やはり、お互いが感情を害する言葉よりも他の言葉、言い方ってありますよ。

 

 大人が読んでもなるほどと思う内容も盛りだくさん。

言葉で相手に物事を知らせるって、大切な事でコミュニケーションの第一歩ですよね。

 

 最後にはこんな分かりやすい索引まで付いていて親切な事この上なし。

何かに対する問いの答えに、流行りでもある「大丈夫です」なんて言っていません?

 意味の分からない言葉の例として載っていますが、全くその通りだと思いませんか。

さぁー、皆さん。今日からだって遅くはないよ。これ読まないってヤバクない・・・おっとー!

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素晴らしい本に出合いました。

2023-03-18 04:44:25 | 本の紹介

 友人が、余っているからと、一冊を本を持ってきた。

有難く頂いたが、「聞いたことの無い筆者で、大したことは無かろう」と思っていた。

 しかし、読み始めたら一気に惹きつけられ、帯に紹介してある通りの事態に。

本当に、泣いたり笑ったりで、一気に読み、そしてスベルベママに渡すとスベルベと同じ反応。

 

 子供時代の親との関係から、現在の広い人脈、お付き合いの中からの話。

圧倒的な人生が詰まっています。やはり、文章・本って原体験の重さ、濃さが反映します。

 

 中越地震の震央に近い、我が家からもそんなに遠くは無いところでお生まれになっている。

その後、長岡に移り住み大きな仏具店の役員をして活躍。この文章は長岡新聞と言う地方紙に寄稿した物らしい。

 

 編集者がおられるのですね。

そして、題字、挿絵イラストも名前を知られた方で色々な方が協力されているのも彼女の力か。

 

 含蓄、示唆に富む文章の一編、一編に書かれている挿絵も魅力的です。

スベルベもご存知のように、昨年、一昨年と自費出版を重ね、現在も三冊目を脱稿し作成中。

 しかし、この本を見て少し恥ずかしくなりましたね。やはり、送って来た人生の重さが違うようです。

しかし、これは仕方ない事、スベルベママには「とーちゃん、良かったね凡人で」なんて慰められちゃいました。

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