畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ種採り

2023-09-30 06:34:51 | 野菜

 可能な限り、野菜の種は自家採種したいと思っている。
でも、持って生まれた好奇心からF1種にもついを買うことも多いのだが。


 今回はイタリアナスの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」の種採りです。
何年か前に月刊誌「現代農業」誌上で見つけたナスで、種は当初ネットで探し出した。

 カラスやネズミの食害を防ぐために丸々一個ネットをかぶせて育てた。
満を持して熟し具合を確認して採り、バケツに水を張った中に入れて腐らせた。

 頃合いを見て、バケツから取り出し篩に掛けます。
一個からでも、これだけたくさんの種が採れるって、種の多い品種かな。
 それにしても、最初にこの種を手に入れたのは個人輸入業者と思う人物から。
うやうやしく、10粒ほどの種が封筒で送られてきて「上手くできますように」なんてコメントも。
 そのことから言えば、種採りで大儲けも可能にも思えてしまう。
でも、そんな心配は無用。今はイタリアからの直輸入品が安価で手に入りますから。
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枝折峠の滝雲を再度見に行く

2023-09-30 05:11:25 | 自然
 月曜日でした。今年、三回目の滝雲見物に行ってきました。
前日日曜日の方が天候条件は良かったが、シャトルバスの運行で混むと思ったからです。

 色々な情報を見ると、秋になり昼夜の寒暖差が大きいと出るとある。
しかし、この朝は確かに発生はしていましたが、8月末に見た際よりも量が少ない。

 夜明け、陽が昇る瞬間が近づく。
右奥の霧がかかっている場所は奥只見湖でしょうか。

 滝雲に朝日が当たり光ります。

 シャトルバスの運行日では無いけれど、ビューポイントには大勢の人の姿。
マイクロバスをチャーターした一団がいたようで、カメラを構える場所も無いほど。
 この日出かけたのには理由があった。遠縁、又従弟を誘ったからです。
彼はアマチュア写真家として有名で、つい先日も南魚沼展で特賞を得ていました。
 そんな彼の撮影ぶり、撮影機材を見せてもらい勉強もしたかったのでした。
南魚沼展の表彰式の当日に、会場で一緒になり写真家中條均紀氏の評も聞いたのでした。
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魚沼コシヒカリ新米届く

2023-09-29 04:02:13 | 食べ物
 暑い暑い、史上最高などと言われた猛暑の夏でした。
水はパイプラインで配水され問題は無いが、高温で米粒の芯が白くなる三等米が多いとか。

 孫たちとのサツマイモ掘りをしていると、従弟から新米が届いた。
従弟はネオニコチノイド系農薬など使わずに、作っていて安全で美味しいお米。

 男の孫が一生懸命に手押し車を押す。
でもね、彼には内緒だけれど、見えないように押して手伝わないとビクともしません。

 12年前の新潟福島豪雨では、高床式の二階居住部分まで浸水でした。
同じ様式の米専用の冷蔵庫も水浸し。米など運び出す暇も無かった。
 でも、さすがに魚沼は米どころです。皆さんが心配して見舞いに米を下さった。
水害前よりたくさんの米が集まり、冷蔵庫には収まり切れなくなったのでした。

 左側の緑色の機械は、モーター式の唐箕です。
高床式住宅って、地下部分が広くて、スベルベの農機具置き場さえ兼ねているのです。
 ブランド米として知られる魚沼コシヒカリですが、今の主流はコシヒカリBL米。
イモチ病に強いとして開発された品種ですが、味覚の敏感な人は旧コシと言って前の物を喜びます。
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孫たちのサツマイモ掘り

2023-09-28 05:34:05 | 暮らし
 土曜日の孫たちのサツマイモ掘りの光景。
娘たちがそれぞれ孫を連れて、山の畑に来たのは10時少し前です。

 サツマイモの畝は、スベルべが前日と当日朝に準備していた。
蔓を切り、マルチシートを剥ぎ取って掘るばかりにしていたのです。

 男の子二人が並んで掘る。
こんな光景を見ることを待ち望んでいた、スベルべジーさんでした。

 でも、サツマイモ掘り、お手伝いを続けられるわけもなし。
すぐ、サラサラの畑の土で遊んだり、虫を見つけて捕まえたりです。

 それでも、2時間足らずの時間でしたがこれだけの収穫量。
シルクスイート、紅ハルカ、そして少し安納芋も掘っています。
 虫籠の中は何だろう。何を捕まえてきたのでしょうか。
さて、家に入って皆が手を洗ってー。スベルベママが昼食準備をして待ってるぞ。
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思いでのグリーングラス

2023-09-27 05:03:53 | 暮らし
 トラクターで耕したばかりの畑が緑色に変わった。
草の生命力です。土の下で休眠していた種が、表面近くに浮かぶと発芽する。

 右奥に緑色の屋根の一軒家。
もうとうに亡くなってしまったが、遠縁の男性が建て「栗林荘」と名付けていた。

 管理をしていた娘婿も亡くなり、もう誰も使うことは無いだろう。
栗林を頭にした名前は、50年以上も前に一帯に栗栽培の計画があったから。

 その栗栽培の団地化に伴い交換分合が行われ、道路も新設された。
交換分合により我が家の畑は、ここから先の山の崖際になったのでした。

 広域農道から、分かれた細い道はスベルべも含む利用者たちの手になる舗装。
右の杉林沿いに細い道があり、山を歩いて登りその細い道を歩いてここにあった畑まで来た。
 畑は専ら母の仕事。父はプロドライバーとして盆暮れしか休めないような暮らしだった。
華奢な母ではあったが、自分でノコギリ、鉈で木を伐り出し、小屋を掛けていた。
 休憩でその粗末な小屋に入り、身体を横にして休んだり、雨から逃げたりしていた。
 ここを通るたびに森山良子さんの歌を思い出す。「思いでのグリーングラス」です。
女の子が4人続いた後に出来た、初めての男子だったスベルベは母に可愛がられた。
スベルべも小学生、いやそれ以前から母の尻に着いて歩いていた。仕事にキノコ採りに思い出は尽きない。
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