畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

熱々の下ろし雑炊

2024-12-23 05:26:16 | 食べ物
 夫婦で昼食メニューの相談をして意見が一致したのは「下ろし雑炊」です。
「下ろし雑炊は、トーチャンの方が上手」なんて、上手くおだてられて男の料理。

 粗目の大根おろし器を使って、たっぷりと大根おろしを作り鍋へ。
鶏の胸肉を少し入れました。昔テレビで見たメニューは大根おろしは水でさらしていた。
でも、大事な栄養素が詰まった、果汁のような汁を捨てるなんてもったいなくてできません。

 ご飯がほぐれて、大根おろしと馴染んだタイミングで味付け。
塩少々が基本ですが、香り付けに醤油も少々入れるのが私流です。

 二人分で、卵2個を割り入れて掻き回す。
このあたりの煮あがり方が好みの分かれるところですが、スベルベはあまり煮込まない。

 完成しました。冬の食事にはぴったりだと思います。
小さい大根でしたが、ほぼ1本丸々と摩り下ろしたから栄養は十分でしょう。

 どんぶりに盛ったら、小口切りのねぎを散らしてさぁー食べましょうか。
スベルベが先に退職して、亡父と二人の昼食時、冬は良くこれを作りました。
 父も喜んで食べて呉れた記憶が残り、冬の我が家の定番メニューになっています。
この他には、漬物でも有ったら最高の組み合わせでしょうか。一冬に何回もテーブルに乗るメニューです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小人閑居してつまみを作る

2024-12-20 05:23:26 | 食べ物
 先日、お使いを頼まれてスーパーに。若いころは苦手だった買い物も最近は苦にならない。
メモを見ながら、頼まれた買い物を済ませて、お駄賃代わりに国産牛筋肉を買いました。

 冷蔵庫の中に有ったような気もするけれど、念のために蒟蒻も。
蒟蒻は茹でてあく抜きをし、千切り蒟蒻。その方が味がしみこみます。

 後は我が家のゴボウがあればこれで、準備は終了です。
ゴボウもあえて皮は引かず、束子で丁寧にゴシゴシと洗うだけ。

 牛筋肉は、食べやすい大きさに切り分けます。
かなりの昔話ですが、六日町に牛肉専門店があり珍しい「アキレス筋肉」があったっけ。

 牛筋ゴボウとはいえ、材料の比率としてはゴボウの方が多い。
そして、蒟蒻も負けずに大量です。栄養のバランスでしょうかね。男の料理も。

 味付けはこれもシンプルに、我が家製のニンニク醤油がベース。
少量の砂糖を加え、落し蓋をして後は様子を時々見ながらコトコト煮込むだけ。
 出来上がったら、今夜は久しぶりに赤ワインを開けましょう。小人閑居して不善をなす。
スベルベは閑居して、牛筋ゴボウでした。ワインの酔いが回りました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チーズフォンデュ!

2024-12-16 04:07:06 | 食べ物
 夫婦二人の食事は、なんだか味気ないし、メニューに悩むこともある。
二人で相談の結果、久しぶりにチーズフォンデュをしようかと話はまとまった。

 結構使用感のあるフォンジュパンはなんとイタリア製。
冬に山の畑に登って、チーズフォンデュをやりたくて、長岡の店で取り寄せてもらった。

 以来、30数年は使い続けているのかな。
2つ購入したのでしたが、1つは中越地震の際に壊れてしまった。
チーズフォンデュの準備として、まじないのようなものですがニンニクをこすりつける。

 ガスコンロでチーズが溶けるまで加熱して、溶けたらテーブルへ。
テーブルの上には、電熱器を置いてフォンジュパンを載せます。ワイングラスは大小2つ。

 チーズと、パンが主材料。おっと、もちろんワインも欠かせません。
本場のスイスで食べたことのある、スベルベママには物足りないらしいが。


 先ずは、王道のパンからでしょうね。
変則的ですが、ウィンナーや芽キャベツなどの野菜も材料として準備しました。

 この日の具材の中で、秀逸だったのがこの「ウルイ」でした。
栽培山菜の一種ウルイは、生で食べたり茹でて酢味噌和えで食べたりします。
 それが、こんな風にチーズを絡ませても新鮮な味覚で驚きました。
夫婦二人で静かな夕食です。でも、二人で1本のワインが空かないなんて年齢を感じてしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りイカの塩辛

2024-12-06 04:52:06 | 食べ物
 寺泊の通称「魚のアメ横」でも、最も名前の知られて店が長岡にも進出。
大きな食品スーパーの一角にあったが、初めて入店し新鮮なスルメイカを購入。

 しかし、帰宅してレジ袋から取り出してみると思いのほか小さい。
少々気落ちしながら捌いたけれど、最近は大きなスルメイカは獲れないのかな。

 気を取り直して、2杯のスルメイカを切り分けました。
ゲソだって無駄にはしません。ただし、吸盤の固い部分は包丁の背でしごき取る。

 昔のレシピ本を頼りに作っていたころは、塩分がきつすぎていた。
隣家の主人が、割烹の板前さんなので聞くと「ゴロ」肝臓にまぶす程度の塩だとか。
ただし、この日の「ゴロ」は小さいので、目分量で塩を使いましたが、少し多いかな。

 時々、イカの塩辛も食べたくなるけれど、既製品の添加物を見ると気が引ける。
自分で作ったら、もちろん添加物など使わない。塩と鷹の爪を細かく切ったもののみ。

 保存瓶に入れて、一日もしたら食べられますが、怖いのはアニサキス。
そのために、スーパーの鮮魚コーナーで担当に「刺身にできる?」と聞いても色よい返事はしない。
 アニサキス対策には、この手を使います。2、3日冷凍するのですよ。
冷凍することによって、アニサキスは死滅します。さて、そろそろ良いかな取り出してみましょうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TKG

2024-12-04 04:19:20 | 食べ物
 先日、岩手の友人から荷物が届きました。
美味しくて、重宝させていただいているモチ米に加えて、平飼いの新鮮な鶏卵まで。

 大農家であり、飼育している鶏にはクズ米や野菜くずが与えられている。
大規模養鶏のケージ飼育と違い、平飼いされている鶏卵はストレスが無いのか美味しさが違う。

 なんと言っても、ここは卵かけご飯ですね。
世の中ではこれを「TKG」なんて呼ぶ向きも。頭文字の羅列ですね。

 同じような飼育方法の新潟市の宮尾さんの「みやたま」も同じ飼育方法。
不思議と、黄身の色が薄いけれども、これが自然な色なんですね。餌に色素を添加し色を濃くする向きもあるとか。

 宮尾さん宅にお邪魔して、昼食まで頂いたことがあったけれどその時学んだ方法。
熱々のご飯に、直接卵を割り入れて、醤油を垂らしてかき混ぜるのです。
 これがもう、本当にめちゃくちゃ美味しい。鶏卵の持つ本来の美味しさですね。
ご存じでしょうが、アメリカでは州によっては生卵を食べることを法律で禁止している。
 もちろん、卵かけご飯「TKG」のみで食べきれる量ではありません。
もったいないような気もしたけれど、茹で卵も試してみると、クリーミーな気味の味に驚きました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする