畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載318「得意淡然失意泰然」(その1)

2024-06-30 04:06:11 | 暮らし
       得意淡然失意泰然(その1)

 好きな言葉で、私のモットーと言うような言葉です。「禍福は糾える縄の如し」と言う言葉もあり、人生は幸、不幸が順番に巡りくるものだ。それらに対して私はどう向き合って生きてきたのだろうか。
 凡人の私は不幸にうろたえ、そして幸運には得意になってはいなかっただろうか。平坦な日々が幸運であり、それほど成功した体験も持ち合わせてはいないから、取り立てて大きな幸運に恵まれたとも思いないのですが。
 さて、卑近な例ですが麻雀などの賭け事、ゲームにつくづくとそんなことを思った若き日々も今は思い出。麻雀なんてツキだけだという人はたいてい負けてしまいます。麻雀は駆け引きもあるけれど、運、ツキをやり取りするゲームだと思ってやっていた。
 そして、麻雀をやっていると、ツキを得て勝ち始めることと、ツキを失い負け始める場合とがあります。麻雀は四人でやるゲームですが、誰しも最初はツキ、運を均等に持っていると思う。そのツキを生かすか失ってしまうかでゲームの結果、勝敗が決してしまう。
 さて、このツキを生かし最大限に勝つにはどうしたらよいでしょうか。
            (続く)
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連載317「ナイスショットな日々」(その2終わり)

2024-06-29 04:17:26 | 暮らし
 今は、ステンレス製の鍬になり錆びずに便利。

 こんな、特殊なアイアンも。山芋掘り道具とも言いますが。

     ナイスショットな日々(その2終わり)

 「実は俺もアイアンだけは持っているんだよ」聞いた若者たちは喜んで「なーんだ、八木さんも持っているのか。今度一緒にコースに出ましょう」なんて誘ってくる。
 私は真面目な顔をして「俺のアイアンはな、先端がこんな格好なんだよ」と手のひらを広げて見せる。「なーんだ、それって鍬じゃないですか」「あー、先の平たい平鍬ってアイアンもあるしな」とそこまで聞くと大笑い。

 そうですね、私のフィールド、コースは畑です。山の畑で春から、秋まで一人でナイスショットではなく、ナイスな畝を作り続けているのです。この畝作りにも凝り方が発揮される。メジャーと工事用の水糸は必需品なのです。ジャガイモサツマイモのようにたくさん作る品目の畝作りは、タニウツギの枝などを使って尺棒を作り、計りながら枯れたカヤの棒などを次々と刺していきます。 

 そして、畝建てにはそのカヤの棒のところに、水糸を縛り付けた鉄のピンを刺し、ピンと張って、その水糸に沿って真っ直ぐな畝を作るのが自慢です。こんなことを毎年繰り返して来たら、なんだか最近は腰が曲がって来たような。
 でも、そのおかげで多種類の美味しい野菜が供給できるのですから、私の趣味もまんざらではないぞと、自画自賛の日々、年月を過ごしている。
            (終わり)
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連載317「ナイスショットな日々」(その1)

2024-06-28 17:00:12 | 暮らし
 私の15番アイアン

 パターも色々あります。

        ナイスショットな日々(その1)

 遊びに関しては賭け事も、もちろんのこと、ボウリングなど人よりも一歩は遅れ気味ではあっても、人並みにたしなんできた。いや、たしなむというよりも夢中になりやすい、はまりやすい性格なのでしょう。
 ボウリングもマイシューズ、マイボウルまで揃える凝り用でしたが、ブームが去ったら、ボウルの処理に困った記憶も残っている。漬物石にも使えませんでしたね。
数多ある趣味の中でもゴルフだけは手を出さなかったというか、できなかった。その時代に別のスポーツのバドミントンにすっかり嵌まり熱中していた時代と重なってしまっていたのでした。
 昔は金持ちのスポーツとして見られがちだったゴルフも、ゴルフ場の建設ラッシュと共に大衆スポーツ化してきた感もあります。職場でも若い人たちの間でさえブームになって来ていました。腹の中では「安月給取りがゴルフか」なんて思っても口には出せませんでした。自分なりにバドミントンの方がより激しく、練習も厳しいスポーツだった思っていたからでもある。
 さて、そんな職場の若者たちが、私にもゴルフを勧めてくる。何回繰り返し誘われていて、その都度真面目な答え方をするのも面倒になり、ある日彼らに答えた。
             (続く)
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一気に畝作りから種蒔きまで(その3)

2024-06-28 05:13:46 | 
 小さな種を、右手の親指と人差し指でつまみ、こすり合わせて種を落とす。
小さな種だから見えないかな。今はペレット種子を蒔く機械もあるのですが。

 土が乾いていたら、覆土に使うが濡れすぎていて叶わない。
そこで、持参した「種まき培土」を掛けることにします。

 種蒔き培土は、種が見えるか見えないかというくらい薄く掛ける。
ニンジンの種は好光性と言い、厚く覆土するとなかなか発芽しないのです。

 そして、乾燥防止用にもみ殻を、これも薄く掛けます。
切りわらでも、わらを長いまま載せても良いのですが、これが簡単ですね。

 これが、もう一つの発芽率を上げる工夫です。
平畝を平らに均すために使う板切れの側面で、ギュッと押さえるのです。
 最後はたっぷりと散水して一連の種蒔き仕事は完了。
この日は、午後にはゴボウの種も蒔き、翌日にはニンジンももう1畝蒔いたのでした。
             (終わり)
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畑一気に畝作りから種蒔きまで(その2)

2024-06-27 04:17:32 | 
 左には、ズッキーニの畝が2本作ってあります。
そろそろ、1本目の平畝が完成します。朝の涼しい空気なのに汗ばんできました。

 指導書などによると、ニンジンは2筋で蒔くようになっています。
スベルベは効率を考えて、広い幅の平畝に自作の定規棒で4筋の印付けです。

 ニンジンの種類は、今まで作った中で最も気に入ったこの種類。
あま~いニンジンの下に、小さく「紅かおり」とありますね。

 数年前まではこの「紅かおり」の種を一つのホームセンターで何袋も入手。
そうですね、4ml入りだけれど、これをこのホームセンターではほぼ買い占め状態でした。

 さて、印付けは完了です。やや曲がってはいるけれど間隔は一定。
ニンジンをたくさん作って売っていたころは、黄色、紫と何種類も作ったものでした。
            (続く)
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