畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山よさよなら~♪

2024-11-28 04:07:59 | 自然
 日が沈み始めてしばらくすると、越後三山はピンク色に染まる。
先回説明した紅ハナコの始まりです。山全体が雪に覆われるとまた風景は変わります。

 左の越後駒ケ岳と右の中の岳をアップします。
越後駒ケ岳は深田久弥の日本百名山にも選ばれた山で、どっしりとした山容です。

 越後三山のうちの八海山です。
お酒の名前としても知られていますが、古くから信仰の山として知られ、信者が登山します。

 そして、越後駒ケ岳の左奥に位置するのが荒沢岳です。
なだらかに見えるけれど、とんでもない危険な山で遭難者も多く出ます。

 里にも夕暮れが迫り、まさに秋の陽はつるべ落とし。
帰って夕食にしましょうか。こんな夕日だと翌日は晴れるはず。朝日を見に来ましょう。
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夕日を撮影に行くと

2024-11-27 04:11:30 | 自然
 大根を収穫して帰宅し、洗い始めたけれど空が気になる。
きれいに晴れ渡った空で、冠雪の越後三山を牛ヶ首展望台に見に行きたくなったのです。

 撮影のタイミングとしては、上々のコンデイションでしょうか。
宇賀地盆地は日陰に入ったけれども、周辺の山々は夕日に紅葉が光って見えます。

 ひとりで、静かに移り行く風景を眺めていたら突然、車が急停車。
遠慮も無く、展望台の直近に3台の車を止め、4人の撮影グループが登場。
 でも、分別盛りとも思える年齢のこのグループはスベルベに声をかけるでもなくカメラをセット。
おいおい、マナー、エチケットというものもあるでしょう。泥だらけのスベルベの姿を馬鹿にしたのかな。

 一人は講師と見え、一人の女性はしきりに撮影に関する質問を連発する。
いや、絞りがどうのこうの、ピントはどうのこうの、構図がどうのこうのと姦しいこと甚だしい。

 近隣で著名な写真家と呼ばれる人物には、この手の者が多いとも聞く。
そうですね、撮影スポットには多人数が集まるから、人を掻きわけてでも前に出て撮った写真が良いのかなー。
 年とともに、デリカシーが欠けてきたと自覚しているスベルベですが、最低限のマナーは持っているつもり。
ごめんなさい。折角の越後三山の風景を見ていただくというのに、つまらない話でごめんなさい。
             (続く)
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大根採りを急ごうか

2024-11-26 04:05:35 | 自然
 今の時期としては遅いけれども、越後三山に二回目の降雪がありました。
いよいよ、冬、降雪の時期が近づいてきて、大根採りにも気が急きます。

 少しは、雪に遭わせて「雪大根」にもしたいけれど、収穫が間に合わなかったら大変。
何年か前の、忘れもしないが12月12日のことです。初雪の量が多くてそのまま根雪に。
100本以上もの大根を採りそこね、収穫がすべてが泡と消えた苦い経験もしたのでした。

 大根を数10本収穫しての帰り道から見た越後三山です。
若いころの11月3日に、越後駒ケ岳の小屋じまいの手伝いで登ったことがあった。
その日は快晴でしたが、雪は膝の深さまでありました。一人、ラッセルで頂上の道標を外して担いで小屋の中に。

 我が家の畑のある山から見える、特徴的な山の未丈ガ岳も白い。
この辺りから見える山をすべて登ろうと考えて、最後に登頂したのがこの山でした。

 千メートル級の山、権現堂山です。二つのピークで左が下権現堂で右が上権現堂です。
2千メートル級の越後三山に雪が降ると、次はこの権現堂山に雪が来る。
 そして、次は我が家から見える標高300mほどの山の上の集落が白くなると次は里へ来る。
近頃は、自然も変わってしまい、そんな手順は省いて、いきなり根雪という事もあるから用心用心です。
コメント (2)
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山の畑は真っ赤っか

2024-11-20 05:03:17 | 自然
 北信濃の旅から帰ると、我が家の周りの低山も紅葉が一気に進んでいました。
山の畑周りも同じことで、畑の端の柿の木に絡んだツルウメモドキが真っ赤な実を見せていました。

 柿の実も完熟で色づいているから、柿の色とツルウメモドキとのコラボです。
ツルウメモドキは何回も紹介していますが、黄色の外皮が弾けると真っ赤な実が顔を出すのです。

 ツルウメモドキに限らず、フジなどの蔓性の植物は昔は片端から切られていた。
立ち木に絡みつき、締め付けて最後には枯らしてしまうと嫌われたからです。


 真ん中付近の葉が重なって見える部分は昨年作られたクマ棚でしょう。
ツキノワグマが枝を折って居場所を作り、柿を採ってはその上で食べていたのでしょう。

 ツキノワグマ出没の証拠ともなる爪痕はまだ残っていません。
きっとドングリなどの木の実が、この山では豊作で柿を食べる必要が無いのでしょう。
 そして、ツキノワグマに限らず野生動物たちの新規の足跡も畑に残らなくなった。
これは、先日から続いた隣りのデントコーン畑の刈り取りの大きな作業音のためでしょう。
 越後三山には二回目の降雪があり、山麓付近までかなり白くなりました。
千メートル級の権現堂山にもうっすらと初冠雪が見えました。間もなく里にも初雪があることでしょう。
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夕焼け空にアキアカネ

2024-10-13 05:42:41 | 自然
 今年は、山の畑も害虫の発生が少なくて助かっています。
この、空を覆うように群れ飛ぶアキアカネも、害虫の捕食をしているのかもしれない。

 1993年から始まった、ネオニコチノイド系農薬の使用。
水稲の苗箱に使う、フィプロニルもアキアカネの減少に関係あるとされていた。

 先日、新生JA魚沼に、ネオニコチノイド系農薬使用状況に関する質問をした。
すると、JA職員3名と、地域の代表経営管理委員の4名が説明のために来宅。

 このアキアカネが増えたことに関しても、農薬を変えたのかと聞いたが分からない。
農薬の使用について、指導する立場の職員の知識と関心の無さに驚かされたのでした。

 空のみならず、地表近くもアキアカネは舞い飛んでいました。
写真ではよく分からなかったけれども、蚊などの小さな虫を食べているのかな。
 この地域も、新たな動物の侵入が始まり心配しています。新たな脅威の発生です。
それは日本鹿です。先日は3頭が農道を走る、私の軽トラの前を横断し、驚かされました。
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