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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春の風物詩「雪流れ」(その2終わり)

2025-04-07 04:02:55 | 自然
 橋の上流方です。破間川ダムの始まりになります。
今はこうして、雪流れが春の風物詩になっていますが、次はブナの緑が楽しめます。

 写真を撮り、眺めているうちに何人かが、アッと声を上げる。
左側の斜面から、大きな雪塊が雪崩となって、破間川に落ちたのでした。

 ダムの本体に近い部分は、まだ雪が多く溶け残っている。
あの、氷のような雪塊が生まれて、雪流れになる初期の段階ですね。

 破間川ダムの上方には「浅草山荘」という名前の宿泊施設もあります。
スベルベも大昔の現役時代に、仕事仲間と温泉付きのこの宿に一泊したことがあります。

 遠慮がちにこんな看板が一つだけ掲出されていました。
素朴な御馳走だと思いますが、失礼ながら限定の15食は売切れるのかな。

 温泉に入り、お茶とデザートのスイーツを楽しむのもあります。
国道17号線から分岐して252号線を通りますが、分岐から40分くらいかな。
 国道252号線は、魚沼市から福島に抜ける唯一の国道です。
しかし、雪が深くて除雪が終わるまでは通行止め。なお、並行して走る只見線も運休中です。
              (終わり)
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春の風物詩「雪流れ」

2025-04-06 04:50:48 | 自然
 昨日は悪い天気予報を裏切るかのような好天になった。
スベルベママを誘い、破間川の水量が増すと思われる午後に、雪流れの見物に出かけました。

 破間川ダムに到着するまでの道路に車の数は少なくて、人出は少ないかと思われた。
しかし、見物に最適で駐車場も近い、「あさくさおおはし」の上には何人もの見物者が見えました。

 珍しい風景だと思います。これは冬季の水の少なさと、雪解け水に関係します。
真冬の寒い時期に、河岸とダムの湖岸に積もった雪が、雪解け水による増水で浮かんで流れるのです。

 最も奥にはダムの本体も見えますね。
JR只見線の新潟県側最終駅の大白川から3~4㎞ほど奥になるかな。

 雪流れが始まる地点、朱塗りの「あさくさおおはし」が白い残雪に映えます。
完成当時は渡り初め式に、田中角栄さんがヘリコプターで来たような噂を聞きましたが。
            (続く)
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春が速足で近づく

2025-03-31 04:56:22 | 自然
 体力維持と健康を保つという考えで、午前午後と散歩に出ます。
これは、何日か前の晴れた日の散歩です。村の中の道路路から越後駒ケ岳が白く見えます。

 集落を抜けて、水田地帯に入ると視界を妨げるものも無く目に入る真っ白な山々。
日本百名山にも入っている、越後駒ケ岳の雪に覆われた姿も、間もなく地肌が見えてくるでしょう。

 家が立て込んでいる場所では投雪場所が限られて大きな雪の山が出来る。
下は水田ですが、雪の運び出しは新年度予算にするらしく、未だ手付かずです。

 正面の屋の上は我が家の山の畑です。急斜面は全層雪崩で土が出ました。
畑にも、先日ノルディックスキーで登り消雪促進剤を撒いてきたから、雪消えも進むでしょう。

 日が長くなってきたとはいえ、日暮れは早くて午後3時には日陰になります。
正面に見える、旧鉄道官舎も屋根雪は全く下ろさなかったけれど、溶けて少なくなりました。
官舎の手前は我が家の畑。今度はプラムや柿の木の剪定作業をしましょうか。実りに期待してです。
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雪の山の畑へ向かう(その3終わり)

2025-03-29 04:57:24 | 自然
 消雪促進剤は3袋を撒いて、終わりにしました。残りは後日にします。
仕事を終えて、畑の端の山の急斜面が始まる場所に行き、下の風景を眺めました。

 雑木の藪越しに下を眺めると、盆地の向こうの山に陽が当たっています。
まだ、すべてが雪に覆われた、我が故郷です。でも、もう一か月もしたら地面が見えるかな。

 畑の真下には、我が家も見えます。
上は国道17号線で、緑色の屋根が我が家です。平和な眺めかな。

 魚野川のこちら側、水田地帯の中にも消雪促進剤はを撒いた跡。
あれは、水田の中に畑化した場所で花卉農家がユリを栽培するための消雪促進剤散布です。

 夕暮れも近づき、再びノルディックスキーを履いて帰宅の途に就く。
沢を隔てた、向こうの平らにも消雪促進剤を撒いた跡が見えました。
 雪は、まだ1.5mは残っていると思います。自然にすべて消えるのは4月末かな。
春の多忙な季節が、間もなくやってきます。山菜採りに畑仕事に忙しくなってきますね。
            (終わり)
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雪の山の畑へ向かう(その1)

2025-03-27 04:04:38 | 自然
 山の畑へ続く、広域農道の除雪を始める気配がない。
新年度、4月1日にならないと始めないのかと思い、ノルディックスキーで行くことにした。

 3月の10日前後だったかな、娘婿の運転のスノーモービルで走った跡が見える。
その後も、誰かが同じくスノーモービルで登ったらしく、形跡は2本の往復に見えます。

 これは、スベルベたちのスノーモービルの形跡とは違います。
花卉農家でも、何軒かがスノーモービルを所有していて、冬の往復に使っているのです。

 空は雲一つない青空の日でした。上には3本の筋が見えます。
下の線が広域農道で、上の2本の線は新潟福島豪雨の際に崩落した個所の復旧工事の跡です。

 山頂の畑、平らな部分にもう少しで着くという地点です。
雪が雪崩落ちて、枯れたカヤが顔を出した場所からこちらを見るカモシカが見えました。
 近づいて写真をと思い、急いでスキーを滑らせたけれど、カモシカも情報に消えました。
しばらく、こちらを見ていましたが、好奇心の強いカモシカも、人間だと分かり逃げたのでしょう。
              (続く)
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