畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

小雪の中を散歩する

2025-01-05 05:03:28 | 暮らし
 正月三が日も無事に終えて、昨日はお昼前にのんびりと散歩に出る。
雪が全く無かったら、スニーカーでも履くのですが、これだけあるとゴム長靴対応。

 集落を過ぎても、人が歩いた形跡もなく、二人の足跡が残るのみ。
もちろん、右側のやや開き気味の足跡がスベルベで左はスベルベママの足跡です。

 途中で、道路を横断し家々のある方向へと続く足跡を見つける。
「ウサギ?」「違う違う、ほら足をそろえて一直線に進むのはテンだよ」なんて会話。

 2、30分歩いて身体も温まり引き返すことにしました。
今風の雪国の家は、屋根の雪を掘らずに、自然に落下するような設計がほとんどです。

 小雪にけむる我が家の畑がある山の風景です。
10年に一度クラスの大雪という、長期天気予報でしたが、今のところは外れ気味。
 でも、同じ上越線沿線でも越後湯沢は例年よりも多めに積もっているらしい。
全国的に見ても、青森県は史上初ともいえるほど降ったらしいし、雪の予測も難しいですね。
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孫たちが電車でお年始に

2025-01-03 14:17:54 | 暮らし
 長岡の孫たちが、電車に乗りたいと言ったらしい。
久しぶりに電車を利用しての来宅で、スベルベジーさんバーさんもお出迎え。
 実は、一週間も務めずに10年以上続けてきたホーム除雪の仕事を止めました。
雇用体制が変わり、あまりにも理不尽な条件と対応で、我慢できなくなったのでした。

 上下ホーム共に、滅茶苦茶な雪の積もり方。
これでは、お客さんはここに停車したら下りられませんね。

 理不尽と言うのは、同じ人員構成で隣の駅と二駅の除雪という話に。
説明会の三社の挨拶はそれぞれ「10年に一度の大雪」と言いながら勤務日数は減らした計画。
 「挨拶の内容と、除雪体制の計画に齟齬があります」と抗議の声を上げたのはスベルベ。
「安全第一と言われるけれど、安全よりも予算優先か」と痛いところをついたら面白くなかったらしい。

 2両編成の電車だったから、孫たちも無事に雪のないホームに下車で一安心。
この、手前の電柱には監視カメラが着いていて、私たちの除雪の不備を突かれ写真まで撮られた。
 一種のパワハラですね。新潟の指令という温々とした室内から見張っているのですから。
「一寸の虫にも五分の魂」です。理不尽なことは許せない性格は死んでも治りそうにない。

 駅舎の出入り口もほとんど除雪されていません。儲からない線区などどうでもよいようです。
暮れに二回、東京に所用で出かけました。新幹線内に有ったPR誌を見て驚きました。
「高輪ゲートウェイ駅」周辺の開発計画が誇らしそうに掲載されていました。
夜行寝台列車などの運行が廃止になり、広大な空き地が誕生し、周辺との折衝無用な便利な土地。
 本業の旅客輸送などよりも、手軽に利益が上がる事業に血道をあげているかに見える。
水害で長らく運休していた、赤字の代表のような只見線などよく復旧したものです。
その後の水害でやはり不通になった米坂線は、地方当局の要請には知らんぷりのほっかむりのようです。
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山の上で暮らす

2025-01-01 06:30:52 | 暮らし
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
先日、青空に誘われて展望台に行った際の続きです。先へと足を延ばしてみました。

 山の上の集落に着きました。目についたのはこの屋根の雪の多さです。
この様子では、家は無人なのでしょう。中越地震以降、離村された方も多いと聞きます。

 我が家から見える、明るく光るナトリウムランプはトンネルの入り口。
トンネルを抜けると、眼下に今は冬期間は誰も暮らしていない数軒の民家です。

 ただただ白一色が広がる静寂の世界です。
向こうに広がる風景は、かつては山古志村と呼ばれた静かな村の暮らしでした。

 雪の上には、野ウサギの足跡が点々と続いています。
人も動物も雪の下で、懸命に生きているのです。誰も生まれる場所は選べない。
 かつては、別名二十村とも呼ばれた山古志はいくつもの集落がこうして雪の中で暮らしていた。
昨年末は所用で、2回東京を訪れました。大都会の喧騒と、山の上の静寂な世界とを、つい比べてしまいます。
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大雪注意報の日

2024-12-30 05:14:09 | 暮らし
 昨日は朝食後に、家の裏の落下した屋根雪を小型ロータリー除雪機で処理。
高床式住宅の基礎部分が埋まるほどだから、高い所は1.6mはありましたね。

 左に見える配管は、地下水を散水して雪を溶かすためのもの。
中越地震や下水道工事で深く掘って、地下水脈が変わったか水量が減ってしまった。

 そんなタイミングで、近所のオジサンから譲り受けた除雪機が活躍。
小型で飛ばせる雪の高さも限られているから、スコップで突き崩しつつ飛ばします。

 2時間ほどで、ようやく処理を終えました。
前日は、小千谷の知り合いの女性に頼まれて、同じように落下した屋根雪の処理。
帰宅してからは、この小型ロータリー除雪機を譲り受けたオジサンの家の屋根雪を飛ばしています。

 仕事を終えるタイミングで、再び雪が降り始めました。
頭、肩の上にも滑り落ちる雪が当たり始めて、ぎりぎりのタイミングでした。
 向こうの旧鉄道官舎の屋根雪を見ると、7~80㎝の積雪かな。
まだまだ降り始めです。10年に一度クラスの大雪も予報されていてこんなことでは済まないでしょう。
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東京の空と魚沼の空と

2024-12-27 06:26:40 | 暮らし
 久しぶりに用事で東京に出かけ、その変貌ぶりに驚く。
ビル群の向こうには雲も見え、快晴とは言えぬまでも暖かな空が広がります。

 魚沼との気温差は、体感で10度くらいでしょうか。
雪が見えないだけでも暖かな気分。雪国の人々があこがれる青空です。

 木々も冬可否異をする必要も無く、伸び伸びと枝を広げて見える。
そういえば、街路樹のイチョウの葉が落ちずについている。暖かかったと見えます。

 新幹線と上越線を乗り継いで、我が家がある駅に到着。
先日降り積もった雪も、気温が高い日続きだいぶ溶けていました。

 これからの予報でも大雪が報じられています。
左に見える、駅名表が完全に雪に埋もれるような雪が間もなく降ってきます。
 東京と魚沼を往復して、大きな環境の差を感じた日でした。
でも、一概にどちらが良いとも言えませんね。東京の人々の温かさにも触れて有意義な東京行きでした。
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