畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

コスモスが咲き秋野菜が育つ

2013-09-29 04:52:35 | 

 随分日の出の時刻が遅くなりました。したがって朝仕事に出る時刻も遅く仕事がはかどらない。
九月最後の土曜日の朝、山の畑に着くとお日様が山の端から顔を覗かせる。


 朝日に照らされる大根を初めとする秋野菜。
日毎に目に見えるような成長を見せてくれています。


 朝日に長く影を引くスベルべと軽トラの脇には間引いた野菜を整理するスベルべママの姿。
マックスの姿は見えないけれど、畑の端から猛ダッシュして旧道へと姿を消していた。


 マックス畑また例によって「霧隠マク蔵」です。
近所のオジサンに携帯で捜索願を依頼すると「只今到着!ハナの所に居るかと思ったら今帰って来た」ですって。
大根を間引き、ニンジン、牛蒡を収穫して二人で帰宅です。


 ふと気が付くと一匹のカマキリが命を終えて朝霧に濡れていました。
短い命を終え、無事に子孫を残しての死でしょう。


 軽トラで家の前を通るとマックスはリードに繋がれ朝寝です。
マックスを横目に農天市場にオープン準備に行くとコスモスが朝日に照らされて光っています。


 コスモスは残念ながら先日の台風18号で倒れてしまったけれどもそれでも健気に咲いています。
昨日の朝は雲ひとつない日本晴れ。
農天市場もよほど繁盛するかと期待したけれども、観光地に急ぐ皆さんで思ったほどではない。

 でも、着替えにスベルべママが帰宅し一人で農天市場に居ると一台の乗用車が止まり4人の女性たちが。
「イイ男が一人で居るから入って見たわよ」「ありがとうございます。でも美人揃いで家内が心配してきますよ」
と、話したところでタイミング良くスベルべママが到着。「ほらね」なん皆で大笑い。

 女性だけ四人の観光でその晩は温泉泊まりだとの事。
屈託なく元気に笑う女性たちは、次々とユリや野菜をお買い上げくださったのでした。
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草刈夫婦?

2013-09-28 20:42:42 | 

 雨の予報とそして朝まで予報通りの空模様にゆっくりした朝。
マックスと朝の虹を見ながら散歩をしていたけれど、上がった雨に急遽予定変更。
「そうだ、マックス!やはり山の畑に行こうか!」


 朝ご飯の支度を終えたスベルべママを誘い、朝飯前の仕事へと出発。
雨の後は、草も濡れて柔らかくなり草刈りの又とないチャンスでも有るのです。


 秋の野菜の成長もはやいけれども、雑草の成長もまた早い。


 「ねー、トーちゃんエンジン掛けて」と言う妻の声に「自分で掛けて見て」と声を掛ける。
「そうだよね、やって見る」と言う妻を見つめると、無事にエンジンは始動。


 草刈りに励む自分を自嘲して『草刈正雄』なんて呟くけれど、スベルべママはさしづめ『草刈雅子』かな(笑)。
二人でブーンブーンと草刈り機を使う事一時間ほど。
畑の周りと雑草の繁った通路は芝刈りを終えたゴルフ場のよう。

 こうして朝飯前に働くと美味しくご飯が食べられますね。
朝夕こんな田舎でも散歩にいそしむ人たちも見受けられる昨今だけれど、
なーに、畑で働いたたら下手な散歩よりもよほど健康的に汗を掻くことが出来ますよ皆さん。
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霧隠マク蔵?

2013-09-27 20:13:13 | マックス

 昨日は「越後の台所 すずきち」さんの仕入れ日で明るくなるのを待って山の畑へ。
何時もの畑の手前でマックスを軽トラから下ろすと、元気に坂道を走り下る。

 涼しくなって、食欲も回復。若いころのようには行かないけれども、ま、絶好調。
ところが、畑に到着しても立ち止まらずにまっしぐらに朝霧立ち込める旧道に消えた。
正に「霧隠才蔵」ならぬ、『霧隠マク蔵』です。

 どうも、体調が良過ぎて隣のハナちゃんめがけて走りだした模様。
サラダの材料類を摘み集めるスベルべママに仕事を頼み軽トラで急いで山を下る。


 隣のハナちゃんのところを覗いてもマックスは不在。
軽トラで捜索に出かけると居ました居ました、なんと隣村の入り口付近に。
頭にも背中にも、雑草の種を付けしかも背中の毛は朝露でびっしょりと濡れている。


 すまし顔でトボケてはいるけれど、さすがに寄る歳波は隠せない。
ハァハァと荒い息は中々治まらない。


 こんなに激しく動くと食欲は示さないのだけれど、さすがに空腹は隠せない。
さつま芋、ジャガイモ、キャベツ、ニンジンの野菜に豚肉を加えて煮た餌にチーズを加える。
勿論ペースは「ウオヌマコシヒカリ」でこれに買った既製品の餌も少々。


 「おい、マックス朝から尾頭付きか」なんてからかうけれども、味噌汁出汁の煮干しも定番。
若いころの感覚で、つい、たっぷりと餌を与えてしまうけれど、やはりそこは年齢。
食べ残すことが多くなってしまって寂しい限り。


 さて、ご飯が終わると次は牛乳の水割り。
ここがトーちゃんの食事と順番の違うところ。トーちゃんは焼酎の麦茶割かお湯割りが先だもんね(笑)。


 さて、午前中は朝食後もスベルべママと二人で再び山の畑でマックスは小屋で朝寝。
午後からはスベルべママはパートに出勤。
休憩の後、マックスとスベルべで山の畑に出掛けると、疲れたマックスは日陰で昼寝をしていました。
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安納芋と山栗と

2013-09-27 04:52:00 | 暮らし

 一昨日、上の娘が長岡から山の畑までオートバイで手伝いに駆け付けてくれた。
これは娘が掘った「安納芋」。クシャッと固まっているのはマックスでは無くて剥いだマルチシート。


 一時間ほどでコンテナ一杯の安納芋。
どういう訳か、コロッとした安納芋独特の形では無くてのんびりと細長い。
作り手の性格に似たのか、又は土の違いに拠るのかは不明。


 ここの「安納芋」は山の雑木林に隣接していて、ともすると畑に山栗が落ちる。
パッカリと口を開けた栗のイガが秋の深まりを感じさせる。


 軽トラに「安納芋」と他にも掘った「黄金千貫」を積み山道を下る。
途中で軽トラを停めて、気になっていた「山栗」を拾う。オートバイの娘は、「先に行くよ」と追い越して行った。


 結構大きくなった山栗の木で、リスやネズミ達の格好の餌になっているのでしょう。
栽培の栗と比べると、随分小粒だけれど、その分味は濃くて美味しい。


 皆が空きで忙しく、栗には目もくれず車を飛ばすのでタイヤで踏みつぶされている。
暖かな日差しに、イガが開くらしくて、拾っている最中にもコーンと軽い音を立てて落ちてくる。


 瞬く間にこんなに沢山の栗の実を拾った。
忙しい妻は、臨時のパートに出かけたけれども、この栗の実を見て何と言うかなー。
何せ、美味しいのだけれども一粒一粒皮を剥くのは大変な仕事、手間ですから。
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月曜日は日曜日(その3終り)

2013-09-26 05:24:29 | オートバイ

 コスモス畑に別れを告げ、再びタンデムで山を下ります。
途中、普通の民家で蕎麦を出す事で名高い蕎麦屋が有りますがここは通過。

 そして、もう一軒国道252線沿いの有名な蕎麦屋も通過。
伯母さんの家の近くにある蕎麦屋が目的地で、伯母さんを誘って三人で出掛ける。


 そう、ここが目的地の「初穂」と言う蕎麦屋さんです。
更科系のスマートな蕎麦が特徴の蕎麦屋さんだけれども、他の店に比べると客数は多くない。
やはり、宣伝と言うかアピールが下手なのかなー。


 時刻が12時を大きく回ったいた事も有るけれども先客は二組のみ。
お客には有難い事だけれども、どうして少ないのかな、なんて余計な心配。


 たしか、ご主人は東京の蕎麦屋さんで働いていた人だと聞きました。
箸袋に「そば切り」と有るけれど、これがまた美味しいんですよ。


 スベルべが選んだ蕎麦せいろの大盛りが出て来ました。
この洒落たせいろが二枚重ねになっています。

 妻はご飯系、ミニ丼と蕎麦のセットを注文しています。
「あら、この丼美味しいー!」と妻の声。「蕎麦屋さんの丼物は美味しいものだよ」とスベルべ。

 見た通りのスマートな蕎麦はいわゆる二八蕎麦ですがツルツルとのど越しも良く味も最高。
そして、最後は妻と伯母さんが少しずつ残した丼物も全てスベルべの腹中に。

 一人暮らしの伯母さんにもちょっぴり孝行出来たし、美味しい蕎麦も食べられたし最高の休日でした。
でもね、急いで帰宅して、すぐに山の畑にさつま芋掘りに急いだのはやはり貧乏性かなー(笑)。

                   (この話は終わり)
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