畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ツチノコ発見?(ヘビの嫌いな人は見ないでね)

2019-08-31 04:56:12 | 自然

 梅雨時期に戻ったかのように雨が続き湿度も高い。

かと言って、仕事は山積で焦る気持ちもつのる。焦る気持ちを抑えつつ畑周りの草刈りをしました。

 畑周りを半周するほどに草刈りが進むと、視野に何やら動くものが入った。

あれっ?噂のヘビで幻の「ツチノコ」か、なんて一瞬思ってしまったほどの体形。

 

 ゴム長の爪先で追いやると耕した畑の土の上に。

頭の大きさと、全体の太さそして尻尾部分の短さにご注目。模様と色は典型的な「赤マムシ」ですよ。

 

 本能的な習性でわずかな刈り取った草の下に隠れようとします。

マムシは一瞬でも目を放すと居なくなる。と、言うのはこの修正でわずかな物陰に上手く隠れてしまうのです。

 

 なおもゴム長の爪先で小突くと今度はくるりと丸まってしまう。

いわゆる「とぐろを巻く」って状態ですね。太いお腹が苦しそう。

 

 恐ろしいほどの胴体、お腹の太さですね。

これは卵を腹中に持っているのでなくて(マムシは卵胎生と言われ、お腹の中で卵が孵化し生まれる)獲物の太さでしょう。

 でも、お腹、胴体全体が膨らむほどの獲物って何でしょう?

捕まえて水を入れた容器に入れると、獲物は吐き出してしまうものです。そこまでして調べる物好きでも無し。

 以前はこんなマムシを見つけると、それこそ本能的に捕まえていたスベルべでした。

でも、ヘビ、マムシを大嫌いなスベルべママの事を考えて無用な殺生はせずに見逃してやったスベルべでした。

 (不快な写真かも知れません。ごめんなさい)

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困った雨で種蒔きも出来ない

2019-08-30 05:06:20 | 

 先日、雨の前にと必死で平鍬をふるい畝作りをしていた。

でも、こんな悪い天気予報は正確に当たって、その後雨続きになってしまう。

 雨に折角の柔らかな畝の表土が叩かれてまた固くなってしまった。

午前中のわずかな雨の合間に種を蒔こうと畑に行くと、誰かさんの足跡が点々と。

 

 こんな詰めの跡まで見えますよ。

これはタヌキの足跡ですね。何を探すのか柔らかな土の上を歩きたがるタヌキ。

 

 濡れて固い畝の上に、20センチ間隔に水糸を張って目印の線を引きます。

引き終えたら、トマトジュースの空き缶の底で、30センチ間隔に窪みを作り種を蒔く。

 

 蒔いたのはこの「アスパラ菜」です。

種袋に書いてある通り、風味が良くて甘く、脇芽が次々と出て利用できる優れものです。

 

 覆土用の土は湿り過ぎで掛けることも出来ず、その事を想定して持参した「種蒔き培土」を掛けます。

その上に、乾燥防止と強雨から種が流れることを防ぐ目的でもみ殻を掛けて終了。

 11時にお約束のお客さんが来宅するためにここでいったん帰宅。

帰宅すると野口種苗研究所から注文した「チーマ・ディラーパ」の種が届いていました。

 お昼頃から再び強い雨になってしまい、畑に出ることは不可能になってしまった。

仕方なく、連結ポットで苗つくりをしようと128穴のポットに「チーマ・ディラーパ」を蒔きました。

 雨で大被害の九州北部の皆様にはお見舞い申し上げます。8年前に水害に遭い苦労は痛い程に分かりますから。

でも、本当に秋野菜の種蒔き時期に降り続く雨には気がめいってしまいます。

今日は「スズキチ」の仕入れ日ですが、何とか雨は止んでいるので山の畑に行き、ニンジンでも採ってきましょう。

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苦労の種、悩みの種

2019-08-29 05:17:24 | 野菜

 秋野菜の種が揃いつつあります。

この他にもネットで三社に発注し到着を待つばかり。己の能力も考えずに相変わらずの買い過ぎの種。

 これがまー、苦労の種でもあり悩みの種でも有るわけです。

スベルべママの手が専ら子守として取られてしまい、四苦八苦のスベルべジーさんのです。

 

 一昨年も昨年も心配するほどの量の種を買ったけれどもほぼ消化。

でも、ジーさん一人の力ではなくて助けも有りましたからねー。今年はもうスベルべ完全に一人のみ。

 あ、例によって好奇心からイタリア野菜の種も何種類も入手。

もう完全に「馬鹿は死ななきゃ治らない」の世界に突入ですね。

 

 でもねー、種屋さんは和洋問わずだけれど宣伝コピーが凄い。

美味しそうで、しかも簡単に栽培が出来るような説明ばかりだものー。

 

 チコリの一種だと言うけれど、こんな色が出たら最高ですね。

サラダに散らしたら、彩は冴え料理もそしてその味も一段とアップするってものですよ。

 

 ありゃ、これはタンポポじゃないの「こんなの作ってどうするのよ」なんて声が聞こえそう。

でもね、白色系のサラダに散らしたら、緑色が冴え極上のサラダに。と、言うのは宣伝コピー(大笑)。

 昨日は新潟市で店を展開する大物料理、飲食店関係者が4人で見物にお出で下さいました。

大分期待を持たせちゃっかも知れません。スベルべ命懸けで作ってみますが結果には過大な期待はしないでね。

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稲刈りを待つ魚沼コシヒカリの里

2019-08-28 04:52:48 | 風景

 猛暑、高温が続いたためか例年よりも稲の色づき具合が早いように感じます。

この辺りだと、十五夜9月15日辺りが稲刈り開始の目途になるのだけれど今年は早まりそうだと聞く。

 

 畑は猛暑に加え、雨が降らない水不足に悩まされました。

しかし、大規模圃場化された水田はパイプラインが完備され水不足で泣かされることは少ない。

 

 でも、こんな水田の広がる風景を見ても心配になることが多い。

農業の後継者問題です。政府が進めた集団的営農もいくつかの組織が立ち上げられたが後継者がいない。

 大規模な水田になり、大型機械が導入されて作業は楽になったと思うのですが農業を志す若者はいないようです。

土にまみれ、汗を流すという仕事のスタイルが嫌われるのでしょうか。仕事、働くことの原点だと思うのだが。

 

 山沿いを走るJR上越線が見えます。この場所は、いわゆる撮り鉄たちのメッカでもあります。

望遠を効かせたら迫力のある鉄道写真、貨物列車や電車の写真が撮れるのでしょうね。

 

 夏草、葛の葉などが繁った手前から雲に覆われた越後三山が見えます。

農業の後継者問題なども有るけれど、大きな自然、歴史の流れから見たら些事なのかも知れません。

 我が家の畑だって、同じ運命をたどる可能性が高いのだが、隣の畑は3年以上も作付けされず薮と化した。

今のところ水田はともかくとしても、山地の畑の荒廃、耕作放棄は毎年増え続けています。

 昨日は雨の予報の前日で、朝から必死で秋野菜の畝作り。そして、一部葉物野菜の種蒔きも。

今日は10時集合で6名の飲食店主が我が家の畑を見学に来ます。ま、畑、農業の実態も見てもらいましょう。

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ニームオイルを使ってみよう

2019-08-27 05:18:46 | 野菜

 以前から興味があった「ニームオイル」をネットで探して注文した。

希釈倍数が2,500~3,000倍と言うからそんなに多くは要らないと思う。

 買ったのは100㏄の小瓶。でも、2,500倍としても250リトルの散布液が出来るはず。

ホームセンターで1ℓ入りのプラスチック製噴霧器を二つ買ったけれどこれで250回可能か。

 使ってみて有効ならばニームオイルそのものも買い足し、そして噴霧器も大型にしなくてはならない。

何せ、猛暑の昨年は秋口になってから「ダイコンサルハ虫」が大発生し葉物はレース状になったものですから。

 

 ネットなどで仕入れた知識で分かっていた説明が小瓶に巻き付けられていました。

ニームの木は「インドセンダン」とも呼ばれる植物でバッタ、イナゴの大群に襲われ丸裸になった草原で、

緑色を保っていた植物があり、これがニームの木だったと言う事から注目されたのだとか。

 もっとも、説明書のとおりインドでは日常的に生活の中に取り込まれて使われていたとか。

農薬、殺虫剤ではなく「忌避剤」としての効果だと言います。害虫も嫌だったら来ないでね、と言う事でしょうか。

 

 この「ニームオイル」の小瓶は、実はバラ栽培のためとされていました。

でも、ニームオイルに違いは無くて、この説明書きを見る限り農産物にも十分適応することになっています。

 これからジャガイモ畑の後に作る秋物野菜の量は半端なものではなく、主力の大根ばかりか葉物も多い。

もしも、効果が見られたら先に書いたようにもう一度注文し、噴霧器もポンプ式の大型にしましょう。

 何だか、物の宣伝みたいになりましたが、この他にも微生物農薬のBT剤もあります。

虫、害虫の居ない畑なんてほとんどありません。こんな資材を使って安全で美味しい野菜を作りたいものです。

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