梅雨時期に戻ったかのように雨が続き湿度も高い。
かと言って、仕事は山積で焦る気持ちもつのる。焦る気持ちを抑えつつ畑周りの草刈りをしました。
畑周りを半周するほどに草刈りが進むと、視野に何やら動くものが入った。
あれっ?噂のヘビで幻の「ツチノコ」か、なんて一瞬思ってしまったほどの体形。
ゴム長の爪先で追いやると耕した畑の土の上に。
頭の大きさと、全体の太さそして尻尾部分の短さにご注目。模様と色は典型的な「赤マムシ」ですよ。
本能的な習性でわずかな刈り取った草の下に隠れようとします。
マムシは一瞬でも目を放すと居なくなる。と、言うのはこの修正でわずかな物陰に上手く隠れてしまうのです。
なおもゴム長の爪先で小突くと今度はくるりと丸まってしまう。
いわゆる「とぐろを巻く」って状態ですね。太いお腹が苦しそう。
恐ろしいほどの胴体、お腹の太さですね。
これは卵を腹中に持っているのでなくて(マムシは卵胎生と言われ、お腹の中で卵が孵化し生まれる)獲物の太さでしょう。
でも、お腹、胴体全体が膨らむほどの獲物って何でしょう?
捕まえて水を入れた容器に入れると、獲物は吐き出してしまうものです。そこまでして調べる物好きでも無し。
以前はこんなマムシを見つけると、それこそ本能的に捕まえていたスベルべでした。
でも、ヘビ、マムシを大嫌いなスベルべママの事を考えて無用な殺生はせずに見逃してやったスベルべでした。
(不快な写真かも知れません。ごめんなさい)