畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

寒ブリ祭り(その1)

2016-01-31 04:18:51 | 食べ物

 高速道路を一路北上すること1時間半。北の海の見える温泉地に到着しました。
150キロほどの距離ですから、雪の残る高速を少し飛ばし過ぎたかな。



 3階の部屋を割り当てられ、入ってすぐに窓の外を見る。
こちらは南方、新潟方です。



 4時に着いたから、先ずはゆっくりと風呂、温泉につかります。
6時からの夕食が大食堂で始まりました。少しピンボケながら品書きです。



 ブリしゃぶです。
うーん、もう少しブリが食べたいですねー。



 お造りです。アレッ、肝心のブリが見えないぞ。しばらくして、気付きました。
なんと、食堂の厨房寄りに大きなブリが飾られていて、脇にブリのお造りが有り、いくらでも取って良いとの事。



 蒸し物です。
スズキに蕪のおろしを載せて蒸したものです。

                 (続く)
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連載52-2『身近な生き物になったカモシカ』(その2終り)

2016-01-30 11:44:54 | 自然

 昨年山のとなりの畑に出て来ました。


 こちらをしばらく見ていると思っていたら逃げ出してしまいました。

身近な生き物になったカモシカ』(その2終り)

 しばらく佇んだ後静かに尾根に向かって上り始める。危害を加えられた事は無い。
しかし、ある時我が家の山の畑にまで出現した。
スイカの蔓の下に敷くカヤを刈っていると、カヤと畑の境目を一頭のカモシカが走り去った。

 驚いて声も出なかったが、我に返り手伝ってくれていた友達に話した。怪訝な疑わしそうな目で見られた。
その数分後、大胆にもカヤの藪から突然、私と友人のすぐ目の前に出てきた。
軽トラックの荷台を挟んで対峙した。畑に入るなよ、と声を懸けたが大きな歩幅でサツマイモの畑の中を歩き、崖の方に姿を消した。

 今年は初めて鳴き声を聞いた。それは十二月の茸採りの時の事だ。茸の出る枯れ木を探しながら、
細い尾根を登っていた。突然聞いた事の無い、妙な鳴き声がする。「ギャウー、ギャウー」と聞こえる。
さて、鳥にしては野太い声だし、何だろうと見渡すと、なんと沢一本を隔てた尾根に、一頭のカモシカがいる。

 私が縄張りを荒らすライバルに思えたのだろう。縄張りから出て行け、とばかりに威嚇していたのだ。
私は「ここは昔から俺の縄張りだぞ」と声を懸けた。心なし小さな鳴き声になり、やがて姿を消した。
越後野兎と同じような頻度で姿を見る事が出来るようになった事に、驚きを覚える。

 決して、自然が豊かさを取り戻したなどという事は無い。
住み易い環境を失い、追われる様に出て来たのに違いない。
ツキノワグマの出没と同じに心が痛む。

                     (終り)
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連載52-1『身近な生き物になったカモシカ』

2016-01-29 05:07:26 | 自然


     身近な生き物になった「カモシカ」

 少し前まではカモシカは深山幽谷の動物で、滅多に人前には姿を見せない者とされていた。
しかし、保護政策の成果と、住処が減った事により、最近は身近でも目撃するようになった。

 昭和四十年代の半ば頃は目撃すると話題になった。上越線の新潟方最初の駅が土樽駅である。
駅の裏手を少し下がると県道がある。その又下が魚野川の清流で、対岸は切り立った険しい山になっている。
駅員が時々その険しい斜面にカモシカが現れると言う。そんな話題に成る程生息数は少なかった。

 その後、新潟県小出町と福島県会津若松を結ぶ線路、只見線の保守を担当した。
冬になり、雪が降り続くと、ほぼ毎日新潟県側の最終駅、大白川から県境の六十里越トンネルまでを、ロータリー型除雪車で除雪する。
 トンネルの一キロほど手前の、末沢川を越えた対岸の崖の上に殆ど毎回のようにカモシカがいる。
じっと静止を保ち頭だけ動かして私たちを見守っている。その場所に近付きカモシカに会えるのが楽しみでもあった。

 その後間も無く、驚くべき事に我が家の近くの山にも出没するようになった。
大まかに言うと魚野川、上越線の左側だから、只見線で出会った群れとは違ったグループの一部であろう。
 春の山菜取りで頻繁に出会うようになった。独活を採る私の、数メートル先に居て驚かされた。
 私は「おい、ここは何十年も前から俺の縄張りだぞ」と声をかける。

(続く)

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スケジュールのバッティング有り

2016-01-28 05:27:28 | 暮らし

 (先日の夕方散歩に出かけた際の風景)

 昨日は、スケジュールがぶつかって頭が混乱する一日だった。
先ずは、早朝6時からある会合で講演と言うか、お話。

 何人も集まらないのだろうと思っていたら、なんと20人を超える出席者の数。
前夜まで、添削を繰り返し、ほぼ内容が頭に入った状態でなんとか話のつじつまを合わせて無事終了。

 会員の皆様の間に入って美味しい朝食まで頂いてしまいました。
会合の後、お仕事と言う会員も居られたと思うので、気持ち良く仕事に入られたか少し心配でした。

 一旦帰宅し、気持ちを整理して小出郷文化会館に向かいます。
途中、今日の葬儀に列席するための買い物などもついでに済ませます。

 文化会館での予定は映画『ベトナムの風に吹かれて』の宣伝、予告のラジオの収録。
昨年開局したばかりの「FM魚沼」が、宣伝を流して下さるのだと言います。

 到着し、収録スタッフを待つ間にお茶を頂き、それにむせて大慌て。
お茶が体温と同じ位に冷めていたとはいえ、加齢の現れそのものでしたね(笑)。

 でも、ラジオの収録時にはなんとか喉の調子も復調。
結構取りとめも無い話をしてしまったように思うけれども、後は編集に期待しましょう。

 さて、終えて自動車に向かう途中で携帯を見るとスベルべママからメールが届いています。
「新潟日報さんが10時半取材の予定で来宅され、30分後に再訪される」

 どうやら、手違いで30分時刻を勘違いしてしまったようです。
11時には帰宅して、新聞の取材を受けます。

 こちらも、内容は映画『ベトナムの風に吹かれて』についての取材です。
1時間ほど色々なお話をさせて頂きました。

 なんだか、頭の中が混乱、錯乱するような日程でした。
芸能人とか、文化人と呼ばれるような人たちは毎日がこうなのかな、なんて一瞬思ったのでした。
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寒波が去った日

2016-01-27 04:30:11 | 自然

 今冬一番の強い寒波で南国にも雪を降らせた寒波が去りました。
駅前通りにも、春のように暖かな日差しの朝が帰って来ました。



 何時も「オジロワシ」が木に留まる尾根の大木には雪が残っている。
雪を嫌ってかこの朝はとうとう姿を現すことは無かった。



 木々に積もった雪が朝日に輝きます。
大雪警報が終わり、雪が降り止むとこんな風景が見られます。



 跨線橋の上から新潟方を望みます。
今回の雪は里雪型と言うか、長岡・新潟方面の降雪が多かった様子。

 国道8号線は一昨日から昨日に亘り二日間雪のために大渋滞。
関越高速道を交通止めにし、そのため車両が一般道に集中したことも渋滞の一因となったようです。



 旧国鉄官舎の上の雪です。
例年の今頃に比べたら、半分、いや三分の一位の積雪でしょう。



 越後駒ケ岳も杉林越しに顔を覗かせている。
週間天気予報では、これからまた気温の上昇が予報されていて、なんだかやはり暖冬の予報は当たったようです。

 さて、今朝はこれから講演に出かけます。
聴衆の人数は全く聞かされていません。さて、何人の方がそしてどんな方が御集りになるのでしょうか。
緊張の一瞬が刻々と迫って来ています。
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