つかの間に晴れと呼んでも良いような空模様。
窓から差し込む明るい光に、久しぶりに向かったのは牛ヶ首展望台です。
手前の山は、雲の影に入り暗く、我が家の辺りは陽の光に輝く。
理想郷、桃源郷、シャングリラなどの言葉が頭の中を駆け巡ります。
遠く続く山並みの向こうは妙高・長野方面でしょう。
「山の向こうの空遠く・・・」カールブッセの詩も思い出させる。
時刻は8時少し前だったでしょうか。
積雪は1mは無いのでしょうか。これからまだまだ降り積もる師走の山です。
ここ、牛ヶ首展望台は冬期間は雪の捨て場になっています。
あの立派なコンクリートで舗装された展望台は今は雪の下になっていました。
除雪車で押し付けられて、小山のようになった雪の上に上がっての一枚。
この道は進んで、本道に戻ると思い走ったら、下の廃村になった牛ヶ首に入り、慌てて引き返しました。