一昨日の朝、前日夕方10日ぶりに開通した山の畑への道路に行ってみました。
ここが最初の崩落個所です。崩れた土砂は運び出さずに両側に押し付けただけです。
6年前の「新潟福島豪雨」の際にも大きく壊れた「麻畑沢」の出会い。
大きな沢と、その水を道路下に通す細いヒューム管。大雨には弱すぎる構造です。
さて、「麻畑沢」を通り過ぎると、アスファルト舗装が大きくめくれ上がった場所。
壊れたアスファルト舗装を道路わきに押し付け、流れてきた土砂で簡単に塞いでいました。
ここからは延長にして数10メートルにわたり斜面の崩落で農道が埋まった場所。
崩落した土砂の量、土量が多く運び出しにはやはり相当の日数を要することでしょう。
痛ましいことは、崩れた斜面の大量の土砂は道路を越えて下の斜面をも埋め尽くした事。
ここは毎年、皆様にお見せし自慢していた「カタクリのお花畑」です無残に埋もれてしまっています。
来年の春には切ない被害状況がつぶさに観察されることになるでしょう。
越後三山が顔をのぞかせてくれました。
自然は人間にやさしい面と厳しい面を見せてくれます。
日本列島を次々と襲った「線状雷雲」に自分の住む地域がやられるなんて思いもしない事でした。
やはり、地球規模の温暖化の影響なのでしょうね。
あのバカなアメリカ大統領は子供のような発想でパリ協定から離脱しています。
世界の政治的混乱、地球規模の災害の被害は益々その頻度と規模の大きさを増していくでしょう。