何年振りになるのかなー、餅つきをするのは。以前は暮れの30日は餅つきが恒例行事だった。
孫の誕生祝いを兼ねての餅つき。そんなことを夫婦で話し合い、古い臼と杵に出番を願ったのです。
先ずは、古い冓土の整備から。本当に古いもので子供のころ母がこれでご飯を炊いていたことを思い出す。
地震、水害と大災害を乗り越えて、傷んできては居るけれど、何とかなると恐る恐る火を入れます。
釜土は高床式住宅の地階部分あり、そこから小窓を通して煙突を出す。
広報は先日完成したガレージです。周りに防雪ネットを張ろうと考えています。
こんな風に家とガレージの間に煙突を出し、物干し台の支柱で固定する。
ほら、案ずるよりも生むは易し。釜土は順調に働き、煙がではじめました。
冗談で、来るオイルショックにはこれで対処しようなんて言うほどの釜土の性能の良さ。
燃焼効率が良くて、羽釜の水はすぐに沸騰し、もち米を入れた蒸篭を上げます。蒸け上がるのは40分が目安かな。
さて、我が家の宝物、ケヤキ製の大臼の出番です。
なんと、明治25年と刻まれた文字が見えるから、120数年の歴史を刻む大臼なのです。
(続く)