畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ウィロウハウス

2024-12-05 04:52:53 | お出かけ
 15年来の付き合いになった、飲食店「スズ滝」グループが新たな店舗を開店。
新しい店内のように見えるけれど、なんと登記簿では明治元年という古い建物のリノベーションです。

 長岡市でも、古くから醸造の町として知られている摂田屋にあります。
旧青柳邸を買収し、地元の職人の手で、半年以上かけて改築したといいます。
一、二階の天井を床を抜いて、吹き抜けにしたのでしょう。二階の部屋の展望も目を見張る古さ。

 ともすれば、殺風景になりがちな広い壁には素敵な絵画が。
柱も梁も雪国の旧家とあって、太い木材ばかり使われていて貫禄十分。

 きっと、購入時から架けられていた額でしょうね。
勉強不足で、意味は分かりません。揮毫した方の名前も読めませんが堂々たる書です。

 隣の招待客たちが話をしていたけれども、このグラスのセットはできたばかり。
「なんとか、今日のオープニングに間に合いましたよ」なんて会話が聞こえました。

 約束のオープニング時刻の19時になりオーナー「鈴木将」の挨拶です。
15年前に最初の店「越後の台所すずきち」を立ち上げる際に相談に来た彼です。
 その時は、初々しいというか頼りなさそうに見えた彼でしたが、すっかり貫禄が着きました。
そして、長岡ばかりではなく、今や県都新潟にも店舗を展開し、この「ウィロウハウス」がなんと11店舗目になります。
              (続く)
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文化祭巡り

2024-12-03 04:59:09 | お出かけ
 11月3日の文化の日には文化祭巡りでした。
あっという間に、一か月も経ってしまったのでした。先ずは友人から頂いた案内葉書の「白象展」から。

 白象会(はくしょうかい)という名前の魚沼市を中心とした絵画集団です。
何回も見させていただいているうちに、作品で作者が分かるほどになりました。

 画風って、彼らほどの手腕だとなかなか変えられるものでもないらしい。
それが、個性であり自己表現の世界なのでしょうか。でも、それぞれに素晴らしい。

 独特のタッチは水彩画です。私と同年齢の彼の作品はメルヘンチック。
題材に採った風景は、スベルベも何回か見に行った、破間川ダムの雪流れです。

 これも同年齢かな。考えたら同年齢の作者も多いですね。
この風景が彼の感性に合うのか、季節ごとの何枚かを見させていただいたような。

 独特なタッチは、同級生の手による作品です。
クラスは違ったけれども、中学生の頃から仲間内でも絵で知られる存在でした。
 この他にも、市町村合併前の旧町村ごとに文化祭が開催されています。
作品の種類は、絵画、写真、書道、手芸品と多彩ですが地域ごとの特徴もあり面白い。
自分は作品を出品することないでしょうが、こうして他人の感性に触れることも良いですね。
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「ひなた」結成25年ライブ

2024-12-01 04:30:20 | お出かけ
 長岡の人気アコースティックデュオ「ひなた」のライブに行ってきました。
かれらも、なんと結成25周年になるという事で、それを記念してのらいぶです。
 コンセプトワードは「一期一笑」でもちろん一期一会を使った造語。
元気のよいデュオは、笑いでもみんなを幸せにしたいという考え方なのです。

 会場は長岡駅前の市の複合施設の「アオーレ長岡」です。
プロバスケットボールのアルビレックス新潟BBのホームでもあります。

 計画では5千人の入場者という話を先日のワンスピリットライブで聞いていました。
この広い会場を埋め尽くすファンを見ると、その話も大げさではなくて大変な客数でした。

 ライブは基本、撮影禁止ですが時折撮影タイムも設けるサービス精神。
共演する出演者も彼らの付き合いの広さ、人気から小学生からダンサーまで。

 実は、そんな人気者のデュオ「ひなた」もスベルベ夫婦とは友達です。
我が家にもお忍びながら、何回も遊びに来ていて、これは春の野遊びの光景。
 ジャガイモ掘り、サツマイモ掘りに家族連れで我が家の畑にも来ています。
スベルベ夫婦の娘たちと同世代のデュオ「ひなた」からはいつも元気をもらいます。
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ワンスピリットライブ(その1)

2024-11-29 05:46:56 | お出かけ
 思わぬことから、ライブに行くことになった。
娘婿からの招待というか、勤めている会社の創立記念日の祭典です。題して、「ワンスピリットライブ」。

 名前は聞いた事はあったけれども初めて聞く、三味線奏者です。
名前さえ見たことはあっても、発音も知らず「史佳(ふみよし)」って初めて知りました。

 こちらの「ひなた」はスベルベ夫婦とは、親しい間柄です。
今年も二人で、47日間の全国ライブツァーを終えてから我が家にサツマイモ掘りに来ています。

 先ずはその「ひなた」の演奏から開始です。
金曜日のライブであり、平日の午後でお客さんは年配者が多い。

 でも、元気のよいメンバーの二人による歌と踊りにたちまち興奮の渦。
そして、どんなご縁なのかなんと一人のタヒチアンダンサーも登壇し盛り上がります。

 休憩をはさんで、次は三味線奏者の「史佳」さんの登場です。
最初はもう一人の弟子というか、三味線奏者も登場しペアでの演奏から。
 観客の年齢構成もあるだろうし、でも和太鼓とか三味線は日本人の魂を揺さぶるみたい。
いえ、日本人、高齢者のみならずこのリズムと音は魂を揺さぶる。2回行ったニューヨークのカーネギーホールの客は、
なんと全員でスタンディングオベーションだったそうです。来年4月には3回目に行くとか。
                (続く)
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北信を行き当たりばったりの旅(その9手打ち蕎麦で締め)

2024-11-19 06:14:55 | お出かけ
 往きの昼食では、昔のリンゴの買い出しの際に立ち寄った店が懐かしくて寄った。
しかし、あまりにも往時とは違うサービスと、食べ物の味にがっかりして幻滅感を味わうことに。
リベンジでもないけれど、同じ飯山市内の蕎麦屋さんで旅の最後の昼食を摂ることにした。

 こんな店構えです。12時少し前とあり駐車場も空いている。
お客さんも少なくて、あまり期待は持てない。と、思っていたらとんでもない美味しい蕎麦。

 美味しくそばをいただき、濃い蕎麦湯に驚きながら店を出ます。
表に出てきた女性店員に撮影許可を頼むと、快諾ししかも二人並んだ場面のシャッターまで押してくださった。

 夫婦二人で、長野なのにどうして山形から蕎麦を取り寄せるのだなんて思った。
蕎麦の産地が近くにある、山形村というところ。乗鞍在来種の十割蕎麦だという。美味しいわけです。

 店舗と棟続きの小さな作業所を何気なく見て入店したのだがそこは蕎麦を打つところ。
回る石臼の横では若者が手で蕎麦粉をかき回しているところです。手まねで撮影許可を求めると快諾。

 思わず見とれて、蕎麦粉が水を加えられ捏ねられて固まるまで見惚れていた。
思わぬ拾い物をしたかのような思い。またこちらに来たら訪れましょう。
 この後は、国道117号線で一路帰宅の途へと就く。おっと寄り道もしながらです。
野沢温泉スキー場のゴンドラで紅葉見物をしようと考えて回り道をして行く。
 しかし、残念なことに秋の観光ゴンドラは10月末で運転を終えていました。
その後、117号線沿いの野沢温泉道の駅でリンゴを沢山購入して今度は自宅へとまっしぐら。北信の旅は終わりました。
             (北信の旅のお話終わり)
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