ストリートビューでマックスに会う(その2終わり)
これがストリートビューです。少しずつスクロールして位置をずらしながら見ていると、我が家の前でマックスが不思議そうに見ている場面が出てくる。
便利と言えば便利、大変な時代になったものです。自動車の上に大掛かりなカメラと思しき機械を載せ運転している姿を見かけることがあった。あれで、全方位を撮影したのがグーグルマップなのです。
個人情報が大事にされる時代になったので、個人名の表札とか車のナンバーなどは見えないように加工しているが、家の姿など隠しようもなくみられる時代になったのです。便利なことは、行ったことのない海外、外国でも検索したら見られること。不思議なようだが、人工衛星を使ったら造作も無いことらしい。偵察衛星なども空を飛び交っている時代なのですから。
話は変わりますが、自動車で出かける際に重宝するカーナビも同じ原理で、空中の静止衛星からの情報を分析して、受信機を搭載した自動車などの位置を割り出すのです。その衛星の高度は今では30基以上がその役目を担って、船舶の航行などの安全も図っている。
不思議なのは、カーナビでは電話番号でも住所、番地でも見事に検索し探し当ててくれること。それは住宅地図を発行する会社の資料を利用して衛星からの位置情報と重ね合わせるのですね。便利な世の中になったものです。
(終わり)
ストリートビューでマックスに会う(その1)
人の死も、ペットの死も悲しんでいても切ないかな、時間が経つにつれ、悲しみも思い出も日々薄れていく。時間が解決してくれる。と、言うものであろう。いつまでも日萎れて暮らしていたのでは当事者の命も短くなると言うもので、それでは死者も浮かばれないのかもしれない。みんな、残ったものの事を気に掛けながらあの世へと旅立つのであろうから。
十六歳であの世へと旅立った犬のマックスとの別れも辛かった。朝夕の散歩は言うに及ばず、畑仕事、登山と付き合い寄り添ってくれていたのですから。
ある時、メールで「八木さん、マックスがグーグルのストリートビューに家の前に座っているよ」と教えてもらった。それが、グーグルアース、グーグルマップを見る機会となった。これは衛星から撮った写真が利用されている。
なるほど、ソフトを開き我が家の住所を入れて検索すると、先ずは空から眺めた我が家の付近が見えてくる。そして、拡大すると画面は変わりなんと我が家間前の道路が現れてくるではないか。
(続く)
昨年の今日、18日にマックスは16歳で旅立ちました。
生老病死ともいう生命の流れ。生は知らねど、老いて病を得、そして死に行く。
すべての姿を見せてくれたマックスでした。
でも、ほら、マックスが帰ってきましたよ。
残念ながら、それは幻。
娘のお祝いに頂いた祝電に付いていた風船のマックスなのです。
ヘリウムガスが込められた風船のマックスはゆらりゆらりと動きます。
「トーちゃん、散歩に行こうよ」なんて言っているかのように。
答えてくれないマックスはやはり寂しい。
まだ、思い出します。忘れることのできないマックスです。
スベルべが行くまで、もう少し待っていな。
また会ったら、野山を一緒に駆け巡ろう。
畑で一緒に遊ぼう。雪の山に登ろう。もう少し待っていてなマックスよ。
冬も、雪も大好きだったもんな。
さようなら、さようなら、また会おうマックス。
お題「好きな犬の犬種は何ですか?」に思わず反応しちゃいました。
そりゃー、ミックスに限りますよ。犬も猫もミックスが最高!
犬も猫も純血種って何だか気取っていそう。(ウサギの足跡をたどるマックスです)
親しみやすく愛嬌のあるのはミックス。ってマックスは結構気位の高いとこも有りましたが。
好奇心旺盛なところは犬種とは関係ないかな。
これは飼い主の性格に似たのかもしれない(笑)。
柿が好きで、秋になると木の上の柿を見上げていました。
下枝の実を見つけて、ゲット。本当に食べちゃうのですから。
石集めが好きで、年寄り臭い趣味の持ち主(笑)。
魚野川に行くと早速気に入った石のチェックです。飼い主とは趣味が違ったなー。
畑でも「おっ、こりゃなんだ?」なんて言うと早速寄って来る。
そして、一緒になって掘り出すと言う物好き(笑)。
喧嘩が強くて負けん気のマックスでした。
でもね、雷には弱くて鳴り出すと下駄箱に隠れて、「頭隠して尻隠さず」(笑)。
最後の一枚だけ縮小率が違って大きくなってしまいました。
イベント列車の撮影に集まったマニア「撮り鉄」に交じって汽車を見るマックスでした。
こんな風に好奇心が強かったのは犬種では無くて飼い主に似たのでしょう。
ミックスはこんな風に気取らない性格で愛嬌が良いのが特徴かな。
もしも、犬を飼うとしたらまたミックスが良い。
でも、最近は警察等の御当局の監視が強くて自由恋愛が不可能になりほとんど見られなくなったようです。
最晩年は歩けなくなり、こんな風にお姫様だっこ。
「こりゃトーちゃん、恥ずかしいから止めろ」なんて顎を甘噛みするマックスでした。