畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

畑で見た夢(その4終り)

2012-05-31 04:12:57 | 風景

 翌朝、月曜日もマックスと山の畑に行き周りを散歩。
山はウグイスや、ヤマバトなどがのどかに鳴き交わすばかり。 


 田植えが終わった水田に朝日が移り、まばゆいばかり。


 宴の後は綺麗に片づけたけれど、マックスには美味しい匂いが分かる様子。
不思議そうに周囲の匂いを嗅ぎ考え込んでいます。。


 遠く権現堂山と唐松山が連なって見えます。


 さて、忙しい一日が始まります。
宴、ワインパーティーは束の間の夢のような時間でした。

 梅雨入り前の今は、雪降り前と同じ位で一年でもっとも多忙な時期です。
昨日も一人で、いや、マックスとで山の畑で六時まで働いていました。

 仕事を終えて、マックスの散歩をしながら、根曲がり竹と葛の芽と木の芽を採る。
帰宅して耕運機を下ろして、ビニールハウスに行き、散水してハウスを閉じて仕事を終えます。

 家に入ると七時間近になっています。先ずは最近食欲が盛んなマックスに夕ご飯。
妻は兄夫婦が出掛けているので実家に母を訪ね泊まって来ると出掛けています。
作ってくれていた天ぷらに加え、再び根曲がり竹と葛の芽を揚げて、小鍋では木の芽を茹でます。

 七時には心配した妻が電話をくれたが、夕ご飯の支度で素っ気ない返事だったなー。
朝の五時から夕方の六時半まで、休憩は昼ごはんくらいで一日働いていた。

 さつま芋の苗を注文した、苗屋さんから間もなく入荷するとの電話が入り、
さつま芋の畝を急ピッチで仕上げているのです。
注文した1,500本の苗と、自家産の苗とで今年のさつま芋は2,500本位になりそうです。

                     (この項終わり)
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畑で見た夢(その3)

2012-05-30 04:02:34 | 山菜

 「山中にて両人対酌すれば山花開く」ってところかな。
たっぷりと収穫した、根曲がり竹の竹の子は皿に残り、藤の花が散って降り注ぐ。


 「我は酔って眠らんと欲す、明朝意あらば琴を抱いて来たれ」状態。
準備万端整って蚊取り線香まで下げられていました。もっともまだ蚊も居ず良いシーズンですが。


 十分に山の美味しい空気と、美味しい御馳走、ワインを堪能されたようです。
それではそろそろ帰りましょうか。


 こんな景色を眺めながら、歩いて下る組に分かれます。
しばしの別れ、それでは下の駅で会いましょう。 


 駅に到着し、電車を待ちます。
自動車で帰宅する人たちとはしばしの別れ。

                           (続く)
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畑で見た夢(その2)

2012-05-29 04:26:59 | 山菜

 楽しくて、時間も忘れるような一時。


 締めは「グリーンパスタ」。畑で採ったばかりのアスパラガスもポイントです。


 男性メンバーの一人は、テーブルの傍で抜いた「アサツキ」がいたく気に入った様子。
「美味しいっすねー、これだけでビールがいくらでも飲めちゃうー」なんてね。


 空は雲一つ見えない青空。ん?越後三山の上に少しだけ雲が見えるかな。
青空のもと、散歩を兼ねて山菜の摘み草でもして遊びましょう。


 手前は隣地の「タラの木畑」です。今年はまだ手が入っていません。
わずか一ケ月前には雪に覆われていたとは思えない風景。眩しいような緑。


 左の赤い帽子の彼は唯一参加の小学生。
旧道を歩いて登り、初めての経験に「ねー、まだ着かないのー」なんて言っていたけれど、
途中からの下の展望、そして到着しての風景も気に入った様子で元気いっぱいです。


 楽しそうに続く談笑。先日苦労して植えたジャガイモも伸びてきました。
皆さんの手前の濃いグリーンは雑草、「スギナ」です。

 これでもアスパラ畑なんだけれど、手抜き管理で雑草の畑。
畑仕事の手伝いの方に「スベルべさん、あれは何を作っているんですか」と問われ、
苦笑して言い訳するしか無かったものでした。

 今度、時間が出来たらトラクターで耕しましょう。
土の酸性化が強くなると「スギナ」がはびこると言うから石灰も十分使って。

                       (続く)
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畑で見た夢(その1)

2012-05-28 04:56:07 | 食べ物

 夢のような一日だった。いや、本当に夢だったのでしょう。


 何時も畑は静かでウグイスを初め色々な小鳥の鳴き声に囲まれている。
昨日だけは特別な日で畑は賑やかなレストランになった。先ずは冷えたシャンパンで乾杯!


 カルパッチョの中には畑で採ったばかりのアスパラガスも。
そして、黒焦げになって見えるが朝採った根曲がり竹を焼いた一品。


 お、中央の塩釜の中身は何でしょう。


 今回のパーティーの企画者のシェフが手に持つのは孟宗竹の丸焼き。
左に見えるドラム缶の釜の中では色々なものが焼かれているのです。


 塩釜の塩を取り除くと、美味しそうに焼けた肉が顔を出す。


 包丁を入れると・・・・・。


 見事な色に焼き上がったのはラム肉。子羊の塩釜でした。


 参加者の一部は私と古い山道を駅から登って会場入り。
途中で採りながら集めた山菜はその場ですぐに美味しい天ぷらに・・・。
山上、畑でのパーティーは好天にも恵まれて盛り上がる。

                       (続く)
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さつま芋植えの準備が始まる

2012-05-26 12:49:45 | 

 トラクターでさつま芋を植える予定の場所を耕してからしばらく経ちました。
芋苗も伸びてきたし、気温も上がってきたので畝を作って準備を始めます。
軽トラに畝立て用の小型耕運機「畝立てポチ」を積んで畑に到着。


 他の人はどうやっているのか分からないけれど、私は鉄の棒で目印の直線を引き、
その直線をにらみながらまっすぐに、まっすぐにと進みます。 


 でも、働き者の「畝立てポチ」も畝の出来上がりは悪く、平鍬で手直しします。
その後、透明マルチシートを土の保温のために張るのです。


 平鍬は目標の糸も張らず勘を頼りに使いますが、ほら、結構まっすぐでしょう。
この畝一本で50本ほどのさつま芋が植えられますよ。


 お、向こうでアルバイトに励むスベルべママの姿。
スベルべママのアルバイトと言うのは、自分用の「スイカ」作りですよ。

 あそこまでさつま芋を植えると3,000本ほど植えられるのだけれど、
今年はもう少し減らそうと思っています。ネギなどが今までよりも増えますからね。


 四月の初めに雪を割って作った芋床です。
あれから一月班以上経ちましたね。ムラは有るけれども先ずは順調に苗は伸びている。


 この種イモのような「安納芋」が沢山採れたら良いのになー。


 少し前にはこんな小さな芽生えだった芽も、今は何時植えても良いほどになっています。
昼食後のこれからも山の畑に行きさつま芋の畝を作りましょう。

 午前中は農天市場の畑にトマトを100本以上植えてきました。
先ずは春の仕事も順調に進んでいると言っても良いのかな。
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