畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

1月下旬の遊歩道(その3)

2020-01-31 04:26:25 | 登山

 石碑のある頂上から引き返すことが多いのだけれど、天候に誘われて方位盤の場所まで足を延ばす。

ここにきて、ようやく雪を見るような小雪です。「珍しい!雪がある!」なんてスベルベママ。

 

 方位盤は山で転落死した山友達で同級生を悼んで作ったものです。

「山に入る日何故か心がおどる」は彼の残した文章から採っています。『調』は彼の名前から。

 

 銅板に描かれた周囲の山の形、名前は薄れてしまった。

これが作られたのは30年以上も前の事になってしまいました。

 

 もう少し先の通称FM塔まで歩くコースもある。

でも、夕刻も近づき夕食準備の買い物も気になってここで引き返します。

 

 「馬の背」と呼ばれる鞍部です。

何年たっても草一本生えない少し不思議な尾根なのです。

 

 雪が全くないので、「イワカガミ」の葉もつやつやと光っています。

目立たないけれど、植物にとっても暖冬小雪は珍しく、きっと戸惑っているのでしょう。

        (続く)

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春一番種物フェアー!

2020-01-30 04:31:48 | 暮らし

 昨日は案内葉書を頂いていたイベントの開催日でした。

長岡のイベント会場は9時半のオープン時刻を外し1時間遅くいったというのにこの混雑ぶり。

 

 善男善女、老若男女と言いたいところだけれど、若は少ない。

スベルベの周辺には入らないけれど、長岡市近辺には先着何名かに粗品進呈のチラシが配布されている。

 

 「種物フェアー」と銘打っているけれど、肥料から農具、着物に食べ物と陳列の商品は幅広い。

多少安価なこともあり、1枚目の写真のように客が多くなり、数か所あるレジにそれぞれ長い行列。

 

 例年よりも多くの種苗メーカーが出品しているように感じました。

そのために各店の展示スペースは狭くなり、商品の品ぞろえは少ないように感じました。

 

 一鉢60円だったかな、このパンジーがお目当てのお客さんも多かったようです。

1時間ほど会場内にいましたが、買った品物は少ない。実は裏技で開場する前に買い物をしていたのです。

そのお話と買い物の中身は別途ご紹介することにしましょう。

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1月下旬の遊歩道(その2)

2020-01-29 04:38:54 | 登山

 午後の日差しを浴びながらの急坂登りです。

途中で出会った山の会の先輩は小型鋸を手にしていたし、何人ものボランティアの手で整備されている。

 

 これも、昨年の登山姿。例年よりも少ないとは言え、こんな状況でした。

 

 ブナ林の急登を終えると尾根から越後三山の内の越後駒ケ岳の美しい姿が姿を現す。

例年だったら、こちらの低い山も雪に覆われて白い山並みが続くのですが。

 

 くどいようですが、この時期で雪のない街並みを眺められるなんて初めて。

1月末とは思えない、雪が全く無い雪国越後は魚沼の冬の不思議な風景です。

 

 越後駒ケ岳を青空を主体にカメラに収める。

あ、真っ青な空に小さく飛行機雲が見えますがお判りでしょうか。

 

 急坂の途中には霜柱。

こんなに暖かな日差しだというのに、日陰の気温は上がらないようです。

 

 スベルベの足元は軽登山靴。

雪があれば、この靴にスパッツを着用したり、ゴム長で登ったりするのですがこの日はこれだけ。

            (続く)

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1月下旬の遊歩道(その1)

2020-01-28 06:54:08 | 登山

 青空に誘われて、一昨日の午後「堀之内遊歩道」を歩きました。

この季節に、雪が全くない山の遊歩道なんて珍しいというか、初めての経験でした。

 例年だと除雪をしない下の広域農道は車が入られず、この林の先の駐車場から歩きます。

でも、ご覧のとおりの積雪ゼロですから広域農道には難題もの自動車が停まっていました。

 

 秋と言うか、早春の雪消え後と言ったような風景です。

前を行くスベルベママの足取りも軽い。雪でスリップする心配なんて無いのですから。

 

 これは昨年か一昨年の風景です。

これでもこの時期としては雪が少ない方です。

 

 雪ではなくて落ち葉を踏んで登ります。

先行者が多いようなので熊の心配も無いでしょう。

 

 登ってきたブナ林を見下ろしてシャッターを切る。

昨年はこの時期、タイミングに二人で孫を背負って登ったものでした。

 

 ここまでは二つのコースがあり、ピークに見える鐘は「出会いの鐘」と呼ばれています。

別のコースから所属する「山の会」の先輩が登山道を整備しながら登ってきたところでした。

 

 これも昨年か一昨年の登山姿です。

積雪量も、これよれも多く積もっていた方が崩れる心配か少なく安全なのですが。

        (続く)

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雪の無い雪国の冬

2020-01-27 04:30:54 | 風景

 畑を一巡したのち、畑の周りを歩いてみました。

我が家の畑の周辺は少しだけ頂上部よりも標高が低いことと、日当たりの良さで雪は全く無いのです。

 

 例年ならば雪の上から覗き見る我が家ですが、今年は籔越しに。

国道17号線のこちら側の緑色の屋根が我が家です。雪かきも要らずのんびりとした冬です。

 

 本当に不思議な、と言うか異様にさえ感じる1月末の風景。

除雪が要らず、皆さん退屈をしているのでしょう。先日日帰り温泉に行くと平日なのに混んでいました。

 

 4月にならなければ見られないような風景です。

先日、県央の見附市しかも山からほど遠い今町地区の県営アパートの中で熊が見つかりました。

熊もこの暖かさでは冬眠もできず餌を探して迷い出たようでした。

 

 先日出かけた日帰り温泉は有名な「松之山温泉」でしたが雪が残っていて驚きました。

しかも、降ったばかりと見え、屋根に雪が積もっていて、感動と言うか新鮮な風景にさえ見えました。

 週間天気予報を見ても1月中は雪は降りそうにもありません。

雪が無くて困るのはスキー場と、除雪を主な仕事にしている建設業関係者。まさに死活問題のようです。

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