畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載290「村の渡しの船頭さんは」(その1)

2023-04-30 07:28:30 | 暮らし

      村の渡しの船頭さんは(その1)

 「村の渡しの 船頭さんは 今年六十の お爺さん」この童謡は皆さんがきっと一度は耳にしたことがあるでしょう。いえ、子供のころに歌ったという人も少なくはないと思います。1941年に作られた童謡ですから、和号で言えば昭和15年という事になります。太平洋戦争が戦局の悪化で泥沼にはまるような状況になっていった時代に、よくぞこんな牧歌的な童謡が生まれたものだと思う。

 と、時代の話にしたいわけではない。最近になっても、つい鼻歌気味に口ずさむのだが、歌詞を口にしていて、ふと迷う言葉が歌詞にある。「今年六十のお爺さん」え、六十でなくて、七十だったかな。なんて冗談でもなく迷ってしまう。

 歌詞を調べてみると、原詩は間違いではなく、七十歳ではなくて六十歳のお爺さんなのでした。今は六十歳でお爺さんなどと呼ばれたら、機嫌が悪くなる人が多いのではなかろうか。

            (続く)

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秋野菜の残渣を片付ける

2023-04-30 04:22:44 | 

 サツマイモ植えの準備で畑を耕す前にやることがある。

秋野菜の取り残しを片付けないと、邪魔になる。春になり人もカラスも残りを食べたがもう終わりです。

 

 こんなに残していたのかと、驚くほどの大根の量。

大根類は雪の下から出た直後は食べられなくもないが、日が当たるとすぐ不味くなるし、傷む。

 

 右の緑色のマルチは、青梗菜などを作った跡です。

葉物類の一部はマルチに穴を開けて種を蒔き、栽培していました。

 

 勿体ないほどの葉物野菜もありますが、全部片づけなければならない。

塔立ちした葉物、蕪類の芽などは美味しい。リアス赤カラシ菜だって美味しいのですが。

 

 昨日の午前中は同級生が残り全部を片付けて、堆肥の散布までやってくれた。

スベルべは午前中は下の畑で植えものをして、午後にトラクターで行き、全部耕したのでした。

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堆肥を畑に撒き笑愛を撒く

2023-04-29 04:48:37 | 

 今度は無事に下ろし終え、カエルダンプカーを見送る。

価格は一台5千円プラス消費税ですから、高価なのか安価なのか。

 

 そして、同級生に連絡すると早速して来てくれる。

一輪車で小運搬して、それをスコップやレーキを使って均す。粒々はその後蒔いた鶏糞ペレット。

 

 これが「笑愛」です。連作障害が無いと謳われそこが気に入った。

 

 有機JAS対応というから嬉しいですね。

消石灰などと混用すると、活菌態の効能が無くなるからという注意さえあります。

 

 その、「笑愛」を散布するスベルべのスタイルです。

メガネは作業用の上に簡易式サングラスを取り付けています。

 こうして、ジャガイモ作りの肥料散布は終わりました。

仮植えした種ジャガイモももう少ししたら芽が伸び植えられることでしょう。

        (終わり)

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堆肥の搬入が難事業に

2023-04-28 13:01:22 | 

 魚沼市が取り組む事業に堆肥の製造がある。

畜糞、栽培キノコの菌床残渣、食物残渣などを発酵させて堆肥にする事業です。

 ただ、注文を受け付ける窓口はJAなのだからややこしい。

市からJAへの事業移管も話し合われたようだが、コストの問題か結論はまだ。

 

 JAに発注すると折り返し市の有機センターから着電。

すぐに配達すると言い、4トンダンプで来てくれたが大スタック。動けなくなった。

 

 その後、何日かして今度は1トンダンプで再度配達。

普通トラックの上にキャリアを取り付けた優れもので、これは使えますね。

 

 付属の小型エンジンを始動するとスイッチ一つで持ち上がる。

親切な対応と仕事っぷりは嬉しかった。これでこの後の農作業も進みます。

 

 でも、この堆肥はやや問題もある。元材料の比率などが不明なのです。

そのために、いくらこの堆肥をたくさん使っても、「有機栽培」は名乗れないのです。

           (続く)

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見えても採れない独活もある(2終わり)

2023-04-27 04:01:46 | 山菜

 これも別の群生で、やや細い独活が並んでいる。

この頃は毎年独活の先端がカモシカに齧られてしまうのだが今年はまだ無傷でした。

 

 ここでも、最も太い物から順に根元を掘りだして採る。

左の短い一本など、勿体ないほどの小ささ。これくらいだと全体が生で食べられます。

 

 満足して斜面を下りながら、上方に目をやります。

ゼンマイが伸びていますよ。以前だったら誰かが採ったのに今は誰も採らない。いえ採れない。

 

 枯れた独活が幾筋も見えますね。これも独活を探す目当てになります。

これだけの急斜面になると雑木も全くない。掴まる手がかりも足場も無く採る手段はない。

 

 初物は生で、味噌をつけて食べたいと思ったらスベルベママはキンピラに。

そして、娘たちにも食べさせたいと、数少ない初物は分けられて進呈することになった。

         (終わり)

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