畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

さようなら、どうか安らかに

2021-05-31 04:25:09 | 暮らし

 10数年お付き合いいただいた友人が逝去。

お葬式は亡くなった翌日と言うあわただしさ。コロナ禍の関係もあっての事。

 奥さんは健気にすぐに家業を再開。その忙しい日程を聞いての弔問でした。

下に見える集落は信濃川河畔。そこから曲がりくねった道を登ります。

 

 こちらは坂道から見た信濃川の下流方。

こちら側の坂道を上ると広大な河岸段丘「沖の原大地」です。

 その広大な段丘の一部で養豚業を営み、最近は年間7千頭を出荷。

飼育方法に創意工夫を重ね、餌に海藻やヨモギを混ぜ、最近はコシヒカリも。

 

   

 信濃川の下流方を見ます。

我が家の山の畑も河岸段丘ですが、この沖の原とはスケールが違います。

 スベルベママと娘さんが同じ学校で勤務したことから始まったお付き合い。

同年齢であり、不思議なほどに似た考え方と性格。お人好しなところも。

 

 信濃川を挟んだ反対側のスキー場です。

我が家の近くの信濃川の支流魚野川の作った地形とはスケールが違います。

 若い時に群馬から豚の資料を買い入れて津南に運ぶ仕事をされていた。

ある時、帰りに一頭の親豚を仕入れて帰りそこから始まった養豚業だったとか。

 絶対の品質を誇るのに、お人好しで商売上手とは言い難い面が強かった。

だまし討ちのような行為で、新規開店していたレストランを手放すことに。

 他人事ながら、自分の事のように悔しかった。でも、彼は耐えていた。

無理がたたったのか、我妻スベルベママと同時期に発症した病気が命取りに。

 入院した病院、医師が運悪く最悪でしたね。我が家も同じで転院しましたが。

今回も、本人を入れた病状説明。そして、延命治療についての説明も同じ。

 心無い言葉の羅列。医師である前に人間であってほしかった。

我が家の場合はあまりにも分別を欠いた発言で、ネットで調べたものでした。 

 なんと、世の中には「ドクハラ」と言う言葉があるのですね。

ドクターハラスメントです。人の命を預かっているという自覚に欠ける医師もいるということです。

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芋差し棒でサツマイモを植える

2021-05-30 05:20:21 | 野菜

 昨日は早朝5時前に山の畑へと向かう。

前日、手伝いをお願いした近所のオジサは約束通りに来てくださいます。

 取り寄せた芋差し棒、新兵器を早速使ってみます。

最初の苗は短い「寿」で、やはり、短い苗は難しいですね。

 

 根元を棒の先端、二股に分かれたところで抑えて差し込む。

次に植えた、「安納芋」と「べにはるか」は苗が長くて簡単です。

 苗が長いと、苗の先端の折れを気にせずに一気に押し込めます。

植える苗の長さがこの芋差し棒の活躍に大きく影響しました。

 

 1時間半近い時間で400本を無事に植え終わりました。

マルチで苗の根元が焼けないように土を載せています。

 

 仕上げにカラスの悪戯防止に透明ナイロン糸を張り巡らせて終了。

二人ではあるけれど、この時間で400本は能率も良かったかな。

 さて、問題が発生。いきさつも良く分からないままに受けてしまった仕事。

それは、小学生たちが山の畑でサツマイモを作りたい、いえ作らせたいという話。

 ある人が、簡単に空いている畑を貸すという話から始まったらしい。

そして、サツマイモ作りの指導はやはりスベルベさんしかいないと言う事に。

 ところが、空いている畑を見に行くと何年も使っていない畑で作付け不可能。

次の候補地を調べたけれど、ここも作付けを休んでいたところで雑草だらけ。

 最後に行きつくのはやはり我が家の畑しかない。

畑の空きはあるけれど、今年の気候で畝立てのタイミングが取れない。

 なんだか、教員も、中に入って話を進めた人も考え方が安易すぎです。

もちろん小学生には教えてあげたいけれども、安易な考えの板挟みで悩みます。

昔のギャグ「責任者出てこい」ですよ。なんだか子供のような大人が増えちゃったな―。

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サツマイモ苗第一陣到着

2021-05-29 04:31:01 | 

 昨日の昼前にサツマイモ苗が入荷したと連絡がありました。

昼食後に受け取りに行ってきましたが、先ずは400本でした。

 帰宅して、植え付けに備えて山の畑に。

今年は新しい植え方を試そうと器具を購入して準備していました。

 

 新しい初めての道具は左の「芋差し棒」です。

早朝からの植え付けでは、朝露でマルチが濡れるので夕方に印付け。

 

 33㎝の定規棒を作って白いマーカーペンで印付け。

今まではカッターナイフで切り込みを入れていたが、今回は差し込むだけの予定。

 

 印付けをしながらも足元の雑草が気になる。

先日紹介した外来種の雑草です。根が残るとそこからしっかりと発芽します。

 

 隣の畑はタヌキたちの足跡だらけ。

おーい、タヌキたちよー、手伝いに来て頂戴な―。

 それではこれから支度を整えて、植え付けに出発です。

午前中に雨が降りだす予報ですから、その前に400本を植えてきましょう。

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子ども・・・

2021-05-28 05:07:14 | 暮らし

 朝、新聞を取りに出ようと玄関の戸を開ける。

一歩踏み出して、異変に気付いた。ツバメの巣の一部が落ちている。

 

 出入りする戸の真上の片隅に巣は作られていたのだが。

悪知恵をつけたカラスが、人間の目を盗んで襲撃したらしい。

 

 こうなると、もうツバメは帰ってきません。

抱卵を始めた様子は見えたのに残念!一度撤去して様子を見ましょう。

 高床式住宅の地下にもツバメが営巣しこちらは無事に孵化し小さな声もする。

本当に可哀そうなツバメたちです。ツバメを嫌う人間と、巣を狙うカラスと。

 

 昨日の午後は初バドミントン指導で小学校へ。

なんと、今までで最も少ない参加者で6名のメンバー。

 

 うーん、まだ小さすぎてラケットが手に余る。

サーブをしようとしても、シャトルとラケットが当たらない。

 今シーズンの終了までには何とかラリーを続けさせたいと思うが・・・。

どんなカリキュラムなのか月に一度のクラブ活動では出来ること限られる。

 ツバメと子供たち、小学生を無事に育てたい。

少し複雑な思いを抱かされた一日でした。育てるのは難しいです。

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ジャガイモとサツマイモとトウモロコシと

2021-05-27 05:00:49 | 

 一回目の土寄せを終えたジャガイモ畑。

雑草が隠れてきれいになりました。でも、向こうの畑は緑一色。

 

 サツマイモ畑も昨日までに29畝が完成し、今は草は無い。

この狭い畝間にもやがて雑草は芽生え処理に苦労するのですが。

 

 それにしても、隣の飼料用トウモロコシ畑の雑草、スギナに驚く。

そして、芋類と牛の飼料で考えさせられる。このエサで育つのは乳牛らしいが。

 とにかく、牛肉用の牛の育成は農地の面積の割には非効率な食べ物。

ジャガイモ、サツマイモなどの芋類や、穀物はカロリーベースでみると効率的。

 

 食料、毎日の食べ物に事欠き、飢える人々は少なくないらしい。

カロリーベースで効率的なジャガイモやサツマイモは人類を飢えから救うと思うが。

 で、この雑草ですが今だ正式名称が不明。オランダからの輸入球根に着いて来たとも言われるが。

いやー、しぶとい生命力の雑草で、引き抜いたくらいでは無くならない。

 少しでも根が残っているとそこから再び発芽して増えますから。

こくな逞しい雑草の力を、食べられる野菜に分けてあげたいと思ってしまう。

 

 びっしりと発芽した雑草。これはアカザですね。

これももっと大きくなった新芽は食べられると言います。

 そして、この生命力も逞しくてあっという間に大木のようになる。

このアカザの太い茎は、軽くて強くて、丈夫な杖にさえなるというから驚きです。

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