畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載262「サンドコンサート」(その3終わり)

2022-01-31 05:25:10 | 暮らし

 酒造り唄に使う仕込み樽が見えます

 

 ある日の演目です

    サンドコンサート(その3終わり)

 印象に残っているのはさすがに造り酒屋の会場と思わされた「酒作り唄」だった。何回も使われてきたのだろうか、大きな酒仕込みの桶を半分に切断したかのような模型が会場に据えられ、ササラでその桶を洗う際に歌う唄から、仕込んだ酒を掻き回す際の唄まで、朗々と唄われたのだった。しかも、小千谷在住の音楽家がその酒作り唄を採譜して弦楽用に編集されていたのにも驚いた。

 比率的にクラシックが多いのだけれど、「映画音楽の主題歌」もクラシックには疎い私にも分かりやすくて良かった。そして、見てその内容に泣かされた「鉄道員(ぽっぽや)」の主題歌が演奏されると、高倉健演ずる孤高の駅長の姿が瞼に浮かび涙が湧いてきて困った。

しかし、もっと困ったことはその涙も吹ききらないうちに長岡のケーブルテレビ「NCT」にインタビューされたこと。眼鏡を直すふりをして涙をそっと拭ってごまかしたのでした。

      (終わり)

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小型ロータリー除雪機の威力

2022-01-30 05:17:11 | 暮らし

 小型ロータリー除雪機を正面から見ます。

この渦状の刃が回転して雪を搔き集め、中央の穴に入りまた回転する羽根車で雪を飛ばす。

 

 エンジンはガソリンエンジンの400㏄オーバーヘッドバルブ。

オートバイのエンジンでも好きですが、OHCは力強く、燃費も良い。

 

 前の回転部分の雪を取り除こうとして怪我をする人が後を絶たない。

左のハンドルを握ると走行。右のハンドルを握ると回転が始まるのですが・・・。

 ハンドルを握り続けるのが疲れるので、ひもで縛る馬鹿者がいるらしい。

そして、そのひもをほどかずに、手で雪を取り除こうとして指を詰めるというケースが多い。

 

 晴れ間を利用して家の後ろの、屋根から落ちた雪を片付ける。

スコップで突き崩しては、飛ばします。飛ばす先は耕作放棄地気味の水田です。

 

 一時間もしないで、大量の雪を片付けました。

左に地下水の散水ノズルが見えますが、最近水量が減っちゃったのですよ。

 パートのホーム除雪では、上下線で違う二台の除雪機を使用。

そして、この除雪機と三台使い分けているが、それぞれ操作方法は異なります。

でも、オートバイに乗り続けたくらいで、機械類の運転は好きですから面白いですよ。

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連載262「サンドコンサート」(その2)

2022-01-30 04:54:30 | 暮らし

 酒蔵の一部とは思えない建物の構造。演奏しやすいと聞きました。

 

 演奏者と膝を接するかのような会場設定

     サンドコンサート(その2)

 初めて会場に入った時には驚かされた。数十メートルは有ろうかという長大な建物で、縦切りにした半分は瓶詰め工程の工場。残る半分はそのまた半分が事務室で、内側寄りの半分つまり全体を縦割りにした四分の一が天井の高いエントランスホールになっている。そのエントランスホールのコンクリート柱はエンタシス様式、丸い柱の中ほどが膨らんだ凝った設計になっている。演奏者の話では音響効果も良くて演奏しやすいとの話でもある。

 ただし、常設の観覧席は無い。その縦長のエントランスホールの突き当りあたりに臨時の演奏場は設けられ、お客さんは簡易な椅子でそこをぐるりと取り囲んだ形で演奏を楽しむ事になる。

 サンドコンサートは発足当初からアンサンブルオビリと言う名前の演奏グループが関り、そのリーダーが計画運営を行っているらしい。とにかく、広いジャンル、多くの演奏者たちが観客とひざを突き合わせるかのような間近で演奏をして下さる。

    (続く)

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テレビに出たのは瞬間

2022-01-29 04:52:47 | 暮らし

 昨日の夕方7時から先日撮影のテレビ放映がありました。

左上に「NIGATA絶品物語」ってありますが、こんな番組かぁ。店舗は新潟のスズベルです。

 

 そして、こんなテロップが。人物は今や有名人の鈴木将マスター。

ふんふん、あ、そういう事ね。我が家は長岡の隣ですけれどもね。

 

 この日の撮影の目的は、このニンジンのお話。

雪の下にしたニンジンが美味しいと、ケーキ仕立てで登場です。

 

 友人と二人で、表で雑談をしていて、なかなか来ないと家に入った。

家に入り、話を始めた途端に到着。間抜けな顔で出てきたスベルベジーさんです。

 

 この下のテロップの内容を友人と二人で熱く語ったのでした。

場面では、わたしの名前も堂々と紹介されていましたが、省略しましょう。

 全国放送だったのかなー。だとしたら、雪国の野菜の美味しさが多少は伝えられたかな。

マイナーな魚沼ケーブルテレビでは、主役を張っていたスベルベも落ちぶれましたね、脇役でした(笑)。

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連載262「サンドコンサート」(その1)

2022-01-29 04:33:00 | 暮らし

 プログラムの表紙 

 

 ある日の入り口

 

    サンドコンサート(その1)

 何年前になるだろうか。ある日、友人夫妻にコンサートに誘われた。コンサートとは言っても、少し風変わりなコンサートで、造り酒屋の蔵元が会場になるという。

 造り酒屋のお名前は「朝日酒造」さんで、銘酒「朝日山」「久保田」を生産している蔵だ。今は市町村合併で長岡市に編入されたけれど、旧越路町来迎寺地区に有る。

 新たな蔵の工事が始まっていたことは当時長岡に勤めていて、担当地域でもあり目にしていた。その敷地内の蕎麦屋さんはいつも昼時の客の入りが良かったけれど、場所が建物の裏手にひっそりとした、たたずまいであり一人での昼食も気後れする必要も無いので気に入っていたのだったが。(今はその名も「蛍庵」と名前を変えられ繁盛している)。

 そのコンサートは新しい建物が出来た頃から企画されたのだろうか。なぜ「サンドコンサート」と名付けられたかというと、何のことは無い、毎月第三土曜日に開催されるからだという。

    (続く)

サンドコンサートは何回も紹介しています。今回は新聞に掲載されましたので、

再掲気味ですがアップしました。

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