畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

七月末の夜明け

2021-07-31 04:05:08 | 自然

 ここのところ朝が弱くなりました。目覚めるのは早いが行動が遅い。

気力体力共に欠けてきたのかなー。でも、イノシシの活動も心配だしなー。

 夏至以降びっくりするほど日の出が遅くなりました。五時過ぎてもこの通り。

山の上の見晴らしの良い平らに到着して、軽トラを停めてシャッターを切る。

魚沼市の中心街から、後方にそびえる「未丈が岳」が見えます。

 

 越後三山です。

左に見える大きく、均整の取れた山は百名山の内の「越後駒ケ岳」です。

その越後駒ケ岳の左、東方にかすんで見えるのが、難関の山「荒沢岳」。

 

 権現堂山も赤く染まってきました。

左のとがった山が下権現堂で右の丸い山頂は、上権現堂です。

 

 イノシシの箱罠をチェックし(異状なし)野菜を収穫して帰途に就く。

まだ、越後三山は厚く空を覆う雲の下です。熱い一日が始まりそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土用の丑の日に食べたもの

2021-07-30 04:32:14 | 食べ物

 一昨日は「土用の丑の日」でした。

今は食べ物も季節感に乏しく、ウナギもいつでも食べられます。

 と、言うことですが、姉から電話をもらって出雲崎の浜焼きを頂きに。

浜焼きで「土用の丑の日」です。待望のサバの浜焼きとナスの煮物です。

 

 鯖の浜焼きは、もちろんそのまま温めても食べました。

でも、この相性の良い二種類を合わせた煮物も捨て難い味なのです。

 

 これも出雲崎産の浜焼きの定番、「イカの浜焼き」です。

姉に聞いて以来この食べ方が多い。細く薄く切り分ける。添え物は青シソです。

 

 出雲崎に縁のある食べ物が続きます。

農天市場のお客さんとして知り合った出雲崎の知人からのプレゼント。

 おなじみの海藻「もずく」ですが、定番の「もずく酢」でいただきます。

他にも、採れたて生の「イゴ」を使った「イゴ練り」も頂きました。

イゴは乾燥して使うものだとばかり思っていたので、驚きでした。

 

 トマトのピクルスです。タマネギの賽の目切りと合わせています。

実はウナギも冷凍してありましたが、あえて食べませんでした。

 鯖の浜焼きも、滴るような油がたっぷりと乗ったもの。

台風の接近などで雨が降り、涼しくなっていますが、暑さがぶり返すとも聞く。

こんな食事で体力を養い、再来するという猛暑に備えましょうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姿を見せないイノシシだが!

2021-07-29 04:48:46 | 暮らし

 さて、イノシシが襲撃を始めて三日目のジャガイモ畑。

ほぼ、全体が掘りつくされたように見えます。確認します。

 

 結構器用に掘りつくしています。

このジャガイモは、我が家よりもかなり遅く植えてまだ小さいのになー。

 

 こんな場所の畑で、農道に面しています。

右側は今まで出没し、掘り返している耕作放棄地。左側は30年も前から薮になっている。

 

 気が付いて驚いたが、なんとその左側のカヤやぶの中に新たな穴。

今までの耕作放棄地は、掘りつくして、新たな場所の開拓を始めたのか。

 

 その新しい掘り跡の近くには、様子を見たのか小さな穴が二つ。

少し掘っただけで、ミミズなどの存在が分かり、探し回るのか。

 姿を見せない敵は中々手ごわい。我が家の畑が心配です。

我が家のジャガイモは畝数にして13畝植えてある。残る5畝が心配です。

 4連休中の出来事であり、逐一市の農政課に報告しているが動きはない。

頭が痛いです。個人での対策は限度がある。少しだけ対策はしていますが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連載(特別編)「あれから10年・・・」(その3)

2021-07-28 04:54:15 | 暮らし

 我が家の高床式住宅の地下部分は完全水没。水に漬かって使えなくなった家具です。

 

 各家から水没して使えなくなった家具類が、神社の広場に集積された。積み切れず、一回搬出した後にまた同じような家具類が積まれた。

 

  「新潟・福島豪雨」その時を振り返る(その3)

 しかし、その濁流の引く速さも津波を思わせるかのような速さ。なんと、水が引く方向とは反対方向に入口のある車庫の中、高床式の地下から物が水に引かれて流れ出す。

 あー、と言う声を上げて見守っているしかなかったのだが、大きなテーブルなどもあっという間に流れ出したしまった。

 それからは徐々に引く濁流に、隠れていた裏の畑に引っ掛かったゴミ、隣家との間に有った木が災いし、その木を中心に古タイヤなどの大量の濁流の置き土産ばかりが残った。

 いや、もう一つ、大量の泥も残して。水害のニュースは毎年のように見ているが、実際の被害者になり、泥の被害も初めてその怖さを知った。泥といっても、水害で流れる泥は泥水の上澄みとでも言おうか、ごく粒子の細かな専門用語で言うならば「シルト」のような状態。言い換えたら「きな粉」のような物でもあった。それが、箪笥などの家具類、そして農機具のエンジン部分にまで入り込むような性質。

 箪笥の隙間から入った泥は衣類にこびりつくと、なかなか落ちず諦めて捨てざるを得ないものさえ沢山出た。農機具類も一旦洗い流し、治ったかと思ってもアクセルワイヤーを通すケーブルの中に入っていて、徐々に動きが悪くなるとか、始末の悪いものだった。あの大水害から間もなく10年になるのだが、まだ時折後遺症のように思えることが今でも出てくる。

 水害の被害をニュースで見て、大変だろうと漠然と思っていたが自分が被害者になって水害の恐ろしさを初めて身に染みて感じたのだった。

         (終わり)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノシシがジャガイモを見つけた!

2021-07-27 11:03:02 | 暮らし

 最初にイノシシの動きが見られた耕作放棄地の手前の畑。

今年は近所の所有者が、今年はサツマイモとジャガイモを植えた。

 朝早く我が家の畑に行く際は、静かに坂道を下るのだが・・・。

畑に異状を感じて軽トラを停めると、ジャガイモが掘り返されている。

 

 まだ、朝日も顔を出さない早朝でシャッター速度が遅くブレ気味。

ブレ気味ではあっても、掘った形跡は歴然としていた。器用に掘っている。

 

 つま先が割れた足跡はやはりイノシシなのだろうか。

イラストや写真で見るイノシシの足跡は、三日月が向き合ったような形。

 

 軽トラの音に気付き、藪の中へと逃げ去ったのか。

柔らかな土を蹴り、深い足跡を残している。この右が潜んでいる杉林だが。

 

 一仕事終え、帰路に就く途中で再確認。

まだ、半分ほど残っているけれど、もうすぐ全滅するだろう。

 帰宅して、畑の持ち主に電話「ジャガイモを掘ってみましたか?」と。

もちろん返事は「まだ掘っていない」との事。やはり犯人はイノシシだった。

 我が家のジャガイモ畑からは100メートルほどの、周囲を薮に囲まれた畑。

 何時我が家の畑に出てきても不思議のない状況。ジャガイモとサツマイモが心配です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする