畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

霧に包まれる山々

2022-10-31 07:56:43 | 風景

 10月も下旬となると朝はこんな風景が多くなる。

朝霧が深く立ち込めるのです。幻想的な風景の中を広域農道を登ります。

 

 今年も夏祭りは中止になったが、八月の夏祭りにも間に合わなかったススキ。

今では枯れてきて、雪降りを待つだけの姿。やがて雪で倒れ雪の下で春を待つことになります。

 

 お日様は登っても霧の上、雲の上。

朝霧が風に流されたり、完全に日が昇る八時過ぎまでは続く風景です。

 

 正面は山城があったという下倉山かな。

尾根が右に切れる辺りが、破間川(あぶるまがわ)と魚野川の合流点になります。

 

 霧は時間の推移で晴れつつあります。

霧の下、宇賀地盆地から見上げたら、この山も霧の中なのでしょうね。

 間もなく11月になります。11月に入ったらいつ雪が降っても良いという覚悟も必要。

忙しい日々が続きますが、風景に目を止めるくらいの心の余裕は持ちたいと思った朝です。

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カメラを山に忘れて降りた

2022-10-31 04:09:18 | 山菜

 午前中に娘が孫を連れて柿を採りに来るという。

時間が決まらいので、山に入ったのだが山芋掘りの最中に着電。慌ててカメラを山に忘れて下った。

 誰も入る人は居なかろうと、そのままにして昼食準備。孫にとろろご飯を御馳走しよう。

さて、午後に再び山に入るとカメラはもちろんそのまま。タヌキたちが自撮りをした形跡も無かった。

 

 物はついでとばかりに、午前中に見えた蔓を探し当て掘り始める。

折らないように、折らないようにと念ずるように掘り進める。これは大物の感じがする。

 

 短めの山芋掘り専用のスコップとはいえ、同じほどの長さ。

いやいや、まだ先は土中ですから、これは長いです。折らないように慎重に掘り進める。

 

 今シーズン初めとも言える、完璧に掘った山芋でした。

右のスコップの握り部分から上に当たる部分、青首と呼ぶ細い部分は20センチほど折っています。

 

 折らないよう、スコップを添え木代わりにして山菜リュックに入れて山を下る。

帰宅して山菜リュックから取り出します。リュックに収まらない長さで石灰の袋以上でした。

            (終わり)

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目が慣れてくると山芋の蔓が見え始める

2022-10-30 09:17:00 | 山菜

 蔓葉の茂り方を見てその場所へと斜面をよじ登る。

次から次へと山芋の蔓、そして土に入る根元が見つかる。しめしめです。

 

 これは前回、根切り棒で断ち切った太い木の根。

今回買い求めた根切り棒の力は絶大で、こんな太い木の根さえ切られるのです。

 

 慎重に蔓元を掘り下げます。

表土は10センチほどが黒い腐葉土。その下は岩のかけら交じりの粘土質の土。

 

 中ほどに砂質土の層がありました。

こんな風に土質が深さによって違ったり、少し場所を変えただけで違う複雑な地層なのです。

 

 そして、最後は泥岩の硬いところで山芋は先端となる。

おっとっと、その硬いところを掘り下げるのが難しい。また折っちゃったー。

 でも、落胆しつつも息をつき周囲を見渡す。あれっ、こんなところにも。

目が山芋慣れしてくると、蔓も見つかりやすくなります。掘り始めてからすぐ脇の蔓を見つけることさえ。

      (続く)

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雨の日に山芋掘り

2022-10-30 06:04:15 | 山菜

 前日の天気予報では一日雨のはずだった。しかし、降ったり止んだりの時雨模様。

畑仕事も出来ないし、と言うか雨模様を理由に山芋掘りに。通い慣れた獣道。獣はスベルベですが。

 

 草藪を漕ぐように掻き分けて進み山裾にたどり着く。

ほらほら、何回か来たけれど、まだ山芋の蔓は豊富に見えますよ。

 

 今までにスベルベが掘った跡です。

ここは鉄道防雪林の一部。個人の持山だったら叱られかねない所業です。

 

 葉や蔓の茎で山芋の種類が分かるのですが、これではねー。

どの葉がどの蔓に連なっているのか、皆目わからないような茂り方の蔓です。

 

 でも、葉の茂みから出る太い蔓を目でたどり、根元は見つけられる。

そして、蔓の上が太くそして茂っていても蔓元、土から出ている部分が細いと上物です。

        (続く)

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海ぶどうを頂く

2022-10-29 04:01:03 | 食べ物

 先日、沖縄土産に「海ぶどう」を頂きました。

始めて食べたのは20年以上も前の沖縄旅行の際だったかな。

 その後もスベルベママの義姉が沖縄出身と言うことも有り時々口にはしていました。

でも、こんなに新鮮なプチプチ感と海の香りが微かに感じられるのは初めてのようにさえ感じます。

 

 小さな発泡スチロールの箱にぎっしりと入っています。

一度には食べきれない量。何回にも分けて頂きましょう。保存は常温でとありましたし。

 

 粒の一つ一つがしっかりとしていて、噛むごとに口中で弾ける。

丁寧なことに、小さな袋に入った専用のたれ付き。刺身のように大切に食べます。

 

 欲を言うならば、泡盛ってところでしょうが手元不如意でナポレオン。

ナポレオンとは言っても、御存じ「下町のナポレオン」こと、『いいちこ』ですよ。

 

 沖縄旅行を思い出します。フリープランで行き、那覇空港からはレンタカーで移動。

夜は那覇市内のライブハウスに繰り出します。狭いライブハウスの音量は結構すさまじい。

 同行者の一人の御夫人は、ドラムと太鼓の大きな音が腹に響き具合が悪くなったっけ。

そして、その夜のメーンは「喜納昌吉」さんの歌でした。まだ参議院議員になられる前かな。

 スベルベ夫婦は運よく「喜納昌吉」さんと三人並んでカメラに収まることに。

あの時代でカメラは当然フィルムカメラ。24枚撮りの25枚目辺りで一部欠けた写真に。

 それでも、何とか現像焼き付けができた奇跡のワンショットが残っています。

「花は流れてどこそこ行くの~♪人も流れてどこそこ行くの~♪」懐かしさがこみ上げた「海ぶどう」でした。

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