畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

猛暑日の山の朝

2020-08-30 13:04:33 | 自然

 久しぶりに日の出前に山の畑に向かいました。

畑に出なくても、家事、駅の清掃と仕事は手いっぱいで、涼しい時間帯の畑仕事は難しい。

 

 越後三山の向こうに見えるクモは茜色に染まりつつある。

きっとその向こうの関東平野は、すでに日が昇り切っているのでしょう。

 

 上権現堂山と、下権現堂山の間から太陽が顔をのぞかせる。

前日から猛暑日が予報されていました。さすがに8月末ともなると朝は涼しい空気を感じますが。

 

 越後三山にも朝日が当たり始めます。

中央、越後駒ケ岳の左奥には難しさと危なさで知られる荒沢岳が朝日に光っています。

 

 涼しいうちに大根などの秋野菜の畝を作ろうと思ってきたのだったが・・・。

トラクターで耕した後に、雷雨があり土の表面が固まってしまっていたのでした。

 いったん帰宅して朝食後に小型耕運機「コマメ」を持ってきてもう一度耕そう。

考えた通りに再度山の畑に行き、コマメで耕したが・・・。今度は土が乾燥して柔らか過ぎた。

なかなか思い通りに仕事が進まない、最悪の猛暑日が続く8月です。

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連載224「ゴーヤ」(その2終わり)

2020-08-28 13:15:24 | 野菜

 ゴーヤ料理の定番「ゴーヤチャンプルー」です。

 

 熟れると、こんな風に色が黄色になり、中に赤くて柔らかな皮をまとった種が顔をのぞかせます。

   ゴーヤ(その2終わり)

 沖縄を旅した際に驚いたことは「ゴーヤジュース」さえ有ったことです。

緑色のジュースを飲むのには少し勇気が必要でしたが、あの沖縄の熱さにはぴったりの感じさえしました。

 

 やはりゴーヤの食べ方の王道は「ゴーヤチャンプルー」でしょう。

縦に半割にしてスプーンで種とワタのような果肉を取り去り、2、3ミリの薄切りにして炒めます。

この中に豚のコマ切れなどを入れて塩コショウで味付けし、溶き卵を入れて掻き回したら出来上がり。

沖縄の人たちは豚肉の代わりに「ランチョンミート」を使う事も多いというが、

最近の沖縄の人たちの太る傾向を見るとあまり勧められません。

 

アバシゴーヤは固定種、伝統野菜だと思い自家採種、種取りも試みています。

大きくて一見カメムシか、小型の亀かと思えるような形の種は簡単に取れます。

ゴーヤが熟すと緑色から黄色に色が変わり、

同時に先端から割れ始めて赤くぬめぬめとした種が顔を現してきます。

そのままにして置いたら種はぽとぽとと畑にこぼれ落ちてきます。

 

 このぬめぬめとした赤い皮は甘くて美味しいと言われますが、好みによるだろうが、

競って食べるような代物でもありません。

 今の時代だから、真冬でもスーパーで見かけることも有りますが、

ハウス栽培だと思うが、硬くて美味しくなく、「ゴーヤは夏に限る」なんて思う。

         (終わり)

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連載224「ゴーヤ」(その1)

2020-08-27 12:44:21 | 野菜

 (ゴーヤのトンネル)

 

  (種採り用に育てた大きなアバしゴーヤ)

 

          ゴーヤ(その1)

 畑仕事を始めて、上手く結果が出ると生来の好奇心が頭をもたげ、

次々と新しい品目・品種を作ってみたくなった。

長姉が畑好きでそして父親から同じ遺伝子を引き継いだらしくて、物好きな傾向も同じ。

 

 経緯は効いたことも無いが、その姉がいつの頃からか月刊誌「現代農業」の短歌欄の選者になり、

そんなことも有ってその月刊誌のファンにもなってしまう。

この本は新品種の紹介など面白い記事もたくさんあります。姉はどう自分を売り込んだのか、

「現代農業」の臨時特派員と言う肩書で、沖縄のゴーヤ、サツマイモなどを取材したりもしていた。

 

 さて、珍しい野菜の手始めだったでしょうか、ゴーヤを作り始めたのも

何年前だったかさえ忘れて仕舞いました。でも、昔の人もこの辺りで作ったことが有ったそうで、

その時代は食用と言うよりは「レイシ」と呼んで、仏壇へのお供えなどとして使われていたようです。

 

 この頃専ら作る品種は「アバシゴーヤ」と言う種類。

沖縄に旅をした際に本場の「ゴーヤチャンプルー」を注文したら、このアバシゴーヤが使われていました。

ずんぐりとした大型の品種で肉厚、薄い苦味も特徴で、生のままでサラダにさえ使えます。

反対に強い苦味がお好みだったら「薩摩大長ゴーヤ」なんてお勧め品種。

           (続く)

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待望の雨は一瞬の雷雨

2020-08-26 15:20:43 | 自然

 前日の雷雲は都だけで雨は降らずに終わってしまっていた。

その翌日、今度は望外の雨。降らないだろうと思っていたところに大きな雨粒となって落ちてきた。

 

 夏の雨特有の誇り臭いような匂いもしてくる。

短時間ではあったけれど、15いや20mmほどの降水量だったかな。

 

 翌朝です。日の出前に山の畑へと向かった。

手前は準備しただけで、植えることのかなわなかったサツマイモ畑。雑草のジャングルと化している。

 

 前日、トラクターで耕したジャガイモの収穫跡地。

程よく土は濡れたけれども、畝を建てるには再度支度を整えてからです。

 

 とりあえず、ネギの土寄せだけを済ませて帰宅しました。

ネギは昨年はポロネギも併せて10畝以上も植えたというのに情けなや、今年は2畝と少しのみ。

 自家用もおぼつかないほどの量でした。

さて、こちらは異常高温注意報が出ています。台風が大輪沿岸に進みフェーン現象気味のようです。

表に出ると、焼けつくような暑さ。仕事、畝作りも気になるけれど家で沈没状態です。

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梅雨明け以降雨が無い(その2終わり)

2020-08-25 12:04:40 | 

 さて、昨日に引き続き夕方近い空模様。

ゴロゴロと雷鳴は頭上近くにまで来ているのだけれど降る気配はない。

 

 北西方向の空にも雷雲が広がります。

雨を期待させる雷鳴と、時折稲妻さえ見えるのですが・・・。

 

  収穫を終えたジャガイモ畑です。

長雨の後に続いた、日照りで土は固く締まっている。

 

 

  こんな暑い日に日中出来る仕事は限られる。

朝食前に山の畑に行き、ジャガイモを掘った後の整理。草を集めたり廃棄したジャガイモを集めたり。

 そして、朝食後トラクターで再度山の畑でした。

例年に比べたらずいぶん面積は狭いけれどもそれでも、秋野菜の支度は準備が開始できたのです。

        (終わり)

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