「ジューッ」適度に暖めた伝来の卵焼き器に卵を流し込む。
見えますか、三個の卵を割った中にたっぷりのネギを入れ、二回に分けて焼くのです。
周りが固まり、まだ中が生の状態で巻き始める。
ほぼ巻き終えるタイミングで中央に引き寄せてなおも巻く。
ほら、これで周りはパリパリ中は半熟の卵焼きの完成。
上の一本は出汁で軽く味付けをしたいわば
「出汁巻き」。
いつも、二種類の卵焼きに仕上げるのがスベルべ流。
ほら、半熟の中身に刻んだネギがたっぷり入っていますよ。
これが、週刊文春の随筆に載っていた
「瀬尾幸子」さん流の卵焼きって訳。
味噌汁はスベルべママ作の
「ワラビと油揚げの味噌汁」。
昨年採って塩漬けにして置いたワラビを塩抜きして使っているけれど、これがまた微妙な味なんです。
この辺り、魚沼の隠れた名物料理
「煮菜(にーな)」。
洒落たら、「ニーナニーナ」かな(笑)。これも定番の酒粕が入っていますよ。
スベルべトーちゃんが前夜に研いでタイマーを掛けていた「魚沼コシヒカリ」のご飯。
実はね、古米何だけれどもね、なーに研ぎ方一つで新米並みの味になるのよ。
そして、卵焼きでご飯を一口、二口食べたら納豆を載せます。
名誉のためにも言うけれど、他にも前夜の残りものだけれどもおかずは有りましたよ。
でもね、そちらには手を付けること無く、朝食は終わってしまいました。
質実剛健って言うと耳触りも良いけれど、こりゃ結構チープシックな朝食ですよね。
雑誌「サライ」には『定番私の朝飯自慢』なんてコーナーが有るけれど、それはそれは豪華なもの。
有名人、著名人ってそれほど身体を使っているようにも見えないけれども栄養過多にならないのかな。
なーんて、余計な心配と、余計なお世話でこりゃ
「小さな親切大きなお世話」(笑)。
スベルべトーちゃんなんて燃焼効率の良い、経済的な構造だからこれでも太っちゃう。
もう、夏場よりも5キロ以上も太っちゃっていますよ。
これでは春一番の山菜採りに苦労するから、ご飯は控え気味で我慢、我慢のこの頃(大笑)。