何のせいかは、敢えて書きたくない。
今年もまた「季節だねぇ」という時期になった。
そう、この時期になるとゆきたんくは物を落とすようになったのである。
かれこれ6年くらい前から多くなった。
6年前に良く見ていたテレビドラマは唐沢寿明主演の「白い巨塔」だ。
このドラマのシーンの中に、肺ガンにかかっている財前教授が、部下からカルテを受け取ろうとした時に取れずに落としてしまうシーンがあった。
これは、肺ガンが原発巣の肺から脳に転移したために運動神経を侵されてしまった結果であった。
ゆきたんくもこの時からポケットから鍵を取ろうとすれば落とす、人から物を渡されれば落とすと落とすことが目立ってきた。
もしや、自分も財前教授のように・・・と思ったが、彼ほど頭を酷使している訳ではない。
今までは気にも留めなかったが、女房がふろ上がりに必ずハンドクリームをつけている。いつも炊事・洗濯ありがとうな。
ゆきたんくもクリームをもらって塗ってみた。
次の日から物を落とさなくなった。
職場ではたいてい背広でいるが、そのポケットにもハンドクリームを忍ばせて、手を洗うごとに塗ってみた。
物を落とさなくなった。
ようするに○齢による、手の脂分の不足だったということが判明したのだ。
現在愛用のハンドクリーム「コーセー コエンリッチQ10」