年末の研修旅行では兵庫を中心に回った。
宿も取らず、ぶっつけの旅であった。
拾い物というのはあるものだ。
見つけた宿は姫路シティホテル。F氏と2人だったのでツインをとった。
朝5時頃、F氏の目を覚まさないように、ゆきたんく恒例の朝の散歩に出かけた。
その時に見つけたのは、ホテルの目の前にあった「お菊神社」。
お菊神社の看板
播州皿屋敷と言えば「いちまぁ~い、にぃまぁ~い。」と皿を数える有名な女性の幽霊の話である。
播州・・・そうか、播州赤穂浪士で有名な赤穂は、兵庫県赤穂市だ。
ほんまものであった。
正式名称は十二所神社である。
次の写真は姫路城内のお菊井だ。
お菊は許婚がいたが、横恋慕していた男に家宝の皿を隠された。
お菊を責め殺して、この井戸に投げ込んだという。
それから夜毎に、この井戸から皿を数える声が聞こえるという話が「お菊物語」だ。
お菊井。井戸の底にはお金が投げ入れられていた。