横浜に出かけた日の朝のことである。
駅までは車で行ったのだが、その時ににらんでいる奴がいる。
ゆきたんくの顔を見て、目線を外さないのだ。
車が動き始めても、その態度は変わらない。
言ってやろうかと思ったが、絶対に言葉が通じないことは分かっていた。
暴力に訴えるのは良い大人のすることではない。
こちらも睨み返したのだが、相手は全くビビらない。
ビビらないどころか、腕を交互に動かしてこちらを威嚇してくる。
どうしたものだか・・・
車を走らせている間も、こちらを睨み続けてくる。
まるでストーカーだ。
俺が何をしたというのだ。
しばらくして、道が空き、少しスピードを上げたらそいつは車から離れていった。
俺はホッとした。
その正体は・・・
コイツだ(ドアミラーからどかないんだね)