読谷村のガマを2つ紹介した。
もともとガマ(鍾乳洞)は地元民の憩いの場所であった。
冬は暖かく、夏は涼しいという年間を通じて一定の温度だという。
さて、読谷村で最後に訪れたのは座喜味城跡である。
ユネスコに登録された世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)である。
このグスクの沿革について、ネットで拾った方が正確である。
ここでゆきたんくが書かない方が良いね。
見て驚いたのは、石垣のフォルムの美しさ。
日本の城の石垣とは積み方が違うようだ。
二の郭(にのかく)の石垣の様子
美しいが、構築学的には堅牢に思える。
大きく分けて「一の郭」と「二の郭」の二つの部分に分かれる。
一の郭には本殿の礎石が残されている。
二の郭には何があったのかは分からない。
現在はここを使って演劇などが行われているという。
舞台としては素敵な装置である。
また、一の郭城壁からの見晴らしの良さ。
パノラマ写真
遠くの方には海が見える。
学問的には軍事拠点として造られたとは考えられてはいないという。
また「聖域」「集落」「城館」のどれかというような説がある。
13~14世紀辺りに築城されて、200年ほどで廃城になっているグスクがほとんどである。
そうなると説の解明は難しいだろう。