首里城は戦跡であった。
第32軍合同無線通信所跡の表示
爆撃で破壊された壕があった。
園比屋武御嶽のすぐ横である。
第32軍の大規模な地下壕があった場所だ。
大戦末期に編成され,司令部があったのが首里だ。
首里が陥落し,南部への撤退,司令官と参謀長の自決により軍としての機能は終わりを告げている。
1年3か月の戦いだった。
その中心部だったところを自分の目で見ている。
第32軍合同無線通信所跡
司令部跡
このような戦争遺跡を見るにあたり,首里城が完璧に破壊されたことが理解できる。
しかし大戦末期によくこれだけのものを作ることができたと思う。